Google Pixel 8 本音レビュー。【Galaxy S22と比較】#あおとのスマホ選びより

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どうも、あおと(@aoto_sumaho)です。Google Pixel 8をメインスマホにして1ヶ月が経過したので、2世代型落ちで安く買えるGalaxy S22との使用感の違いを解説します。2年前のハイエンドから最新に変えて違いがあるのかとか、メーカーごとの特徴など、今現在スマホの乗り換えで迷っている人の参考になったら嬉しいです。

Google Pixel 8のレビュー動画はこちら
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基本的な使用感は変わらず

まず最初に結論から言ってしまうとGoogle Pixel 8もGalaxy S22も基本的な使用感は近い。乗り換えたところで生活の質があがることはない。

実際に2機種のスペックを比較すると

  Pixel 8Galaxy S22
発売日 2023年 10月12日2022年 2月25日
重量 187 g168 g
防水 IP68IP68
SoC Google Tensor G3 (4 nm)Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 (4 nm)
画面 6.2インチ 有機EL・120Hz・2000 nits6.1インチ 有機EL・120Hz・1300nits
カメラ 超広角:12 MP(1/2.9型)・ƒ/2.2・126˚ ・ AF(マクロ撮影) 

広角:50 MP(1/1.31型)・ƒ/1.7・25mm・AF・OIS 

望遠:非搭載
超広角:12 MP(1/2.55型)・ƒ/2.2・120˚・AF非搭載 

広角:50 MP(1/1.56型)・ƒ/1.8・23mm・AF・OIS

望遠:10 MP(1/3.94型)・ƒ/2.4・70mm 光学3倍・AF・OIS
インカメラ 10.5 MP(1/3.1型)・ƒ/2.2・ 20mm・AF非搭載10 MP(1/3.24型)・ƒ/2.2・26mm・AF
動画 すべてのレンズで最大4K60fpsすべてのレンズで4K60fps、広角のみ最大8K30fps
充電 4575 mAh
27w・18W ワイヤレス
 
3700 mAh
25W・15W ワイヤレス・4.5W 給電

どちらかが上回っている項目もあるんだけど、誤差の範囲。唯一大きな違いであるS22搭載の望遠レンズは、後述するがその存在の有無が体感できない。

もうみんなわかってはいるけど、処理能力は細かいことを考えなければSnapdragon 865で必要十分。だからそれより性能が高い両者は全く問題なし。

しかもPixel 8はサイズ感も Galaxy S22と近く (右がPixel 8)

手に持った感覚も似ていて、しかもディスプレイのパンチホールデザインも同じだから間違えて手に取ってしまうこともあった。

カメラも変わらず

Galaxy S22Pixel 8
広角50 MP(1/1.56型)・ƒ/1.8・23mm・AF・OIS50 MP(1/1.31型)・ƒ/1.7・25mm・AF・OIS 
超広角12 MP(1/2.55型)・ƒ/2.2・120˚・AF非搭載 12 MP(1/2.9型)・ƒ/2.2・126˚ ・ AF(マクロ撮影対応) 
望遠10 MP(1/3.94型)・ƒ/2.4・70mm 光学3倍・AF・OIS非搭載

Pixelは、カメラを推してるけどGalaxyも推ししてるし、じゃあ実際はどーなんだいってところ。

撮り比べた結果、ほぼ同じだった。

Galaxy S22
Google Pixel 8

望遠レンズがないPixel 8でもそれなりに撮れてしまう。

Galaxy S22・光学3倍
Pixel 8・デジタルズーム

動画もどちらも4K60fpsまで撮影可能だし、手ぶれ補正も申し分ない。つまり違いは誤差

一応夜景だと白飛び具合に違いはあるんだけど

Galaxy S22
Google Pixel 8

どちらも完璧ではないにせよ、ポケットにはいるカメラとしては十分な高画質だ。

ということでここからは、2機種は基本は同じという大前提の上で、1ヶ月使って感じたかなり細かい違いや特徴について紹介する。

Pixel 8はAI推し。基本性能もOK。

引用:store.google.com

まず、Pixel 8の特徴を簡単におさらいしたい。

Pixel 8はAI機能に重きを置いたハイエンドレンジに属するスマホ。ライバルはGalaxy S24やiPhone 15などがあげられる。Pixel 6から採用された消しゴムマジック、文字起こしレコーダーアプリに加えて、ベストテイクや編集マジック、ボケ補正といったソフトウェア機能がてんこ盛りだ。

でも多くの人はそんなAI関連にGoogleが想定しているほど興味を示さない。

そんなところで実際の基本性能やバッテリー持ち、カメラなどが気になるところだが、GoogleはPixelに80%ルールという基準を持たせ、開発を行っている。

このあたりは流石のGoogleで、基本スペックで大きな不満を感じる人は少ないはず。

UIがシンプル

引用:store.google.com

Pixelについて調べるとしょっちゅう出てくるのがUIの使いにくさなんだ。

Galaxyは世界シェアトップを走り続けるパイオニアだからそのOSであるOne UIも高い完成度があり、痒いところに手が届く使い勝手の良さが選ばれる所以。

Pixelがそれほどの完成度があるのか、日常利用でストレスを感じないかというのが一番みんなが気になるところなんだけど、結論から言うと完全に使う人の好みと言える。

言葉に表せないスムーズさ

スマホが好きなヲタクでさえ気にしている人が少ないのがOSのスムーズさ。

動作が重いスマホにPixel experienceを焼くと(OSをPixelライクにすると)別のスマホになったかのように、サクサク動くようになるのを知ってるだろうか。

感覚的な話になるんだけどPixelは他のAndroidスマホよりもOSと指の追従性がいい。

タッチサンプリングレートが高いとか高リフレッシュレートとかにかかわらずOSそのものが調整がされているのがポイント。

Pixel UIとOne UI

そんなスムーズなUIが特徴なPixel UIだが、クイック設定パネルのデザインが個性的。

ボタンひとつあたりが大きく、表示できる数が少ない上、2回下にスワイプしないと明るさ調整のバーが使えないというのが大きな欠点。

僕は不満に感じることもなくむしろクイック設定を開閉するアニメーションがヌルヌルしてるからアリだと思ってる派。

でも多くの人から忌み嫌われてるのは事実。

Zenfoneには2種類の選択肢があるから、どんなユーザも大歓迎な仕様。

ASUSのZenUIは、設定でOSスキンをピュアAndroidかASUS仕様かのいずれかを選ぶことができる。

GoogleにはASUSみたく2種類から選べるようにしてほしい。

Pixel 8はまあまあバッテリー持つ

Galaxy S22よりも875 mahもバッテリー容量が多いPixel 8なんだけど、実際のバッテリーライフが気になるところ。

というのも、Galaxy S22のSnapdragon 8 Gen 1が電池爆食いSoCだしバッテリー容量もいくらなんでも少なすぎた。でもPixelのTensorも省電力性が悪いSAMSUNG製だから、どっちもどっちって感じ。

実際に使ってみてもPixel 8の方が明らかにバッテリー持ちがよくなったことを体感できた。というかS22が持たなさすぎ。

ゲームとか長時間の動画撮影でもしない限り普通に使えば一日は余裕で持ちそうだ。

バグ

Pixelといえば一部の人からバグの報告がちらふら。

今回検証に使用したPixel 8でもバグはあって、Pixelはほぼ全ての個体で大小差はあれどバグがあるんじゃないかと不信になるレベル。

このPixel 8で遭遇したバグは、レコーダーアプリで5分以上文字起こしをするとフリーズすること、Googleフォトから写真を保存すると保存完了したのにダウンロード中の表示が再起動するまで表示されることだ。

深刻な問題ではないが、爪の甘さがどうしても気になる。

ケースつけるし背面見ないし

賛否両論あるPixelのデザインなんだけど、ケースをつければもーまんたい。

みんなスマホにケースつけるし、そもそも論をすればスマホは画面を見ることが目的なんだからよっぽど背面なんて見ない。

結局多くの人にとって、スマホは所詮情報収集するための道具でしかなく、デザインを楽しむオブジェでもない。だから、デザインを重視して裸族運用する人以外、ぶっちゃけどうでもいい。

と、僕が尊敬するブロガー兼YouTuberは言うんだけど、僕自身はそのケースのデザインは重要だと感じていて

Galaxy Harajukuで作成した世界に一つだけのケース

ケースは毎日使うものだからこそ、好きなものを身に着けたいし、簡単に他の人と差別化できるポイントでもある。

だから、スマホのデザインはどうであれ、かわいいかったり洒落ているケースがあることが重要。

iPhoneユーザがケースの豊富さゆえに、iPhoneが欲しいと思うのもうなずける。

その意味で、iPhoneやGalaxyに遅れを取っているPixelには、今後はケースや保護フィルム等の充実に期待したい。

GoogleのAIには大きな夢がある

引用:store.google.com

スマホが成熟しきった現段階で、次にメーカーが力を入れているのがAIだ。

ベストテイク、編集マジック、音声文字起こし等。

そもそもこの機能を何に使うんだという話ではあるんだけど、使い道によってはこのためにPixel 8に乗り換える価値を感じる人もいるかも。

一方でAIにほとんど力を入れてこなかった小さなスマホメーカーがどのように生き残っていくか、今後の動向が見ものだ。

進化も感動もあらず

という感じで色々書いたけど、基本的な使用感はGalaxy S22と近い。

UIとかバグがとか不満はあるにはあるけど大きな差とも言えず。

しいていうならPixel 8の方がややバッテリーが持ちが良くて、微妙にスムーズに動く程度。

つまり変化なしの感動もなし。ようやく、スマホが完成した。これからは壊れるかバッテリーが持たなくなったから新しいのに変えようかな程度でいい。あとはミドルレンジスマホが今のハイエンドレベルになって価格も手頃ならみんな幸せ。

AIが生活を良くする?

gemini.google.com

ChatGPTやGoogleのGeminiが実用レベルになったこれからの時代はさらなる生活の質向上が期待できる。

365日使う言わば相棒のような存在になりつつあるスマホが、これまでにないほどパワフルで賢い姿を見せてくれるのが楽しみだ。

今後、PixelにはさらなるAI機能が期待される。

Pixel 8 は普段使いに最適

Pixel 8は、上述したようにAIに重きを置いているが、あくまでそれは他社との差別化要素に他ならない。

Nothingがスケルトンかつ光る背面で売ってるように、飽和状態化したスマホ市場で生き残るには何かインパクトが必要だ。

Pixel 8はそんなAI機能を除いても高画質カメラ、必要十分な処理能力、OSのスムーズさと7年のアップデート保証とスマホとしての完成度も十分高い。

しかも6.2インチのコンパクトさは普段使いに最適というわけだ。

スマホは次のステージへ

スマホ市場が成熟し今後2,3年まってもPixel 8から乗り換えて感動を味わえるスマホは登場しないと予想できる昨今。

これからのスマホ選びは、OS ・UIの好みで選び、その上でAIを使いたいなら使えばいいし、いらないなら使わなければいいだけ。

ガジェットにトキメキを感じたい。スマホ市場にナッシングみたいな意欲的なエキサイティングなメーカーが増えることを期待したいと思う。

今回はここまで。See you。

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この記事を書いた人

りんご通信準レギュラー(たわ/たこ/あおと/すなどら)。それぞれの個性が光る記事を多数予定してますので、ぜひ読んでもらえれば!!
【主な利用端末】
たわ:Galaxy S23/AQUOS zero6/iPhone XS
たこ:iPhone XS/Redmi Note 12 Turbo
あおと:iPhone 15 Pro/Google Pixel 8 Pro
すなどら:iPhone 14 Pro

コメント

コメント一覧 (2件)

  • UIの違いなど私が気になる着眼点が刺さりました!

    いまPixel5を使っていて本当は最新のPixelヘ替えたいのですがPixel5の軽さに慣れてしまうと7や8には躊躇しています。そこで比較的軽めのGalaxySシリーズも考えております。やはりバッテリーを考慮するとS22よりS23のほうがよいのでしょうか?

  • コメントありがとうございます!S23ではS22比で大幅にバッテリー持ちが良くなっておりますので、今から買うならGalaxy S23が圧倒的におすすめですね!S23はPixel 8よりもさらに長く電池持ちます。

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