『Google Pixel 8a』と『Redmi Note 13 Pro+ 5G』、ミドルスマホ決定戦。

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どうやら今年のミドル端末は豊作で、前回レビューした『Nothing Phone (2a)』の登場後もPixelの最新廉価モデルPixel 8aが登場したり、Xiaomi JAPANが本気を出したりと、スマホ業界は久しぶりに盛り上がりを見せている。

ということで、おサイフケータイ&IP68の防水も備えたXiaomiの最新ミドルハイエンドとGoogle Pixel 8aを同時に購入したので、使いやすさやカメラ画質などの主要ポイントをいくつか見ながら、どちらがコスパが高いかを決める。

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今回取り上げる2機種の特徴は下記。

・それなりの処理能力

・それなりのカメラ画質

・ステレオスピーカー

・リフレッシュレート120Hz

・おサイフケータイ FeliCa

・防水

5〜7万円

Google Pixel 8aとRedmi Note 13 Pro+ 5Gはミドルハイエンド端末に求められる機能を全部詰め込んでるのがポイント。Redmi Note 13 Pro+ 5Gはおサイフケータイと防水IP68両方に対応した初めてのRedmiブランドのスマホだ。

Pixel 8aとRedmi Note 13 Pro+ 5Gのスペックは下記。優位な方は太字

両者比較
機種名Pixel 8aRedmi Note 13 Pro+ 5G
メーカーGoogleXiaomi
発売日2024年5月14日2024年5月16日
SoCGoogle Tensor G3MediaTek Dimensity 7200-Ultra
メモリ/ストレージ8GB/128GB8GB/256GBまたは12GB/512GB
サイズ/重量72.7mm
152.1mm
8.9mm
188 g
74.2mm
161.4mm
161.4mm
204.5 g
バッテリー4492 mAh (Qi対応)5000 mAh
OSAndroid 14Android 14(Xiaomi HyperOS)
ディスプレイ6.1インチ
2400×1080
有機EL
2000ニト
6.67インチ
2712×1220
有機EL
1800ニト
スピーカーステレオステレオ
カメラ広角: 1600万画素(1/1.73型) F値1.89
超広角: 1300万画素(推定1/3型)
望遠:非搭載
マクロ:非搭載
インカメラ:1300万画素
広角: 2億画素(1/1.4型) F値1.65
超広角:800万画素(推定1/4型)
望遠: 非搭載
マクロ:200万画素
インカメラ:1600万画素
動画広角のみ最大4K60fps広角のみ4K30fps
生体認証画面内指紋認証(光学式)
2D顔認証(決済使用:不可)
画面内指紋認証(光学式)
2D顔認証(決済使用:不可)
防水IP67IP68
FeliCa搭載搭載
その他付加価値文字起こし機能搭載のレコーダーアプリ
Googleフォトの編集マジック等AI機能
7年間のOSアップデート保証
保護フィルム貼付け済み
ケース付属
Xiaomi 純正アプリのAI機能
カラー4色
Obsidian (ブラック系)
Porcelain(ホワイト系)
Aloe(グリーン系)
Bay(ブルー系)
3色
ミッドナイトブラック
ムーンライトホワイト
オーロラパープル
販路Google Store、docomo、au、SoftBank Xiaomiオンラインストア、IIJmio
価格¥ 72,600 ~¥ 59,800 ~
引用:Google Store、Xiaomi JAPAN

付属品はRedmi Note 13 Pro+ 5Gが豪華。ケース、120Wの充電器とそれに対応した120Wケーブル、さらに本体に貼り付け済みの保護フィルムだ。Pixelはケーブルと変換アダプタの2点。Redmiの勝ち

Pixel 8aの付属品は少なめ。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの付属品一式。箱が分厚い。

デザイン

個性が強い2台。カジュアルなのはPixel。Redmi Note 13 Pro+ 5Gはちょっと個性的すぎる感。Pixelが勝利ということにしよう。

ビルドクオリティ

Pixel 8aは以前のPixelよりもだいぶ改善されて剛性感も高い。Xiaomiは廉価端末でも流石の完成度。僅差でRedmiの勝ちかな。

サイズ

サイズはRedmi Note 13 Pro+ 5Gのほうが大きい。Pixelは片手操作も可能なサイズ感。大きさは、好み分かれると思うので引き分け。

持ちやすさ

Pixelはコンパクトなサイズ感にあわせて、丸みをおびているので持ちやすい。Redmi Noteは大きいものの、エッジディスプレイかつ背面もラウンド形状で、これはこれで持ちやすい。引き分け。

ベゼル

左からRedmi Note 13 Pro+ 5G、Pixel 8 Pro、Pixel 8a

まずは、見た目から。ベゼルの太さ(細さ)は、Redmi Note 13 Pro+ 5Gの圧勝。Redmi Note 13 Pro+ 5Gはエッジディスプレイであることも手伝ってるが、合わせて上下のベゼルもハイエンドスマホ並みに細い。Pixel 8aのベゼルが太いのは誰が見てもわかるが、16万円のPixel 8 Proも価格を考えるとだいぶ太い。

発光素材

どちらも有機ELだが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gのほうが上位の発光素材である。色の表現できる幅、ノイズの少なさ、ちらつきの少なさなど圧倒的にRedmi Noteのほうがいい。Pixel 8aは目が疲れやすい。Pixelは完敗。Redmi Noteの勝ち。

輝度(明るさ)

Pixelは2000nits、Redmi Noteは1800nits。どちらも昼間の屋外で使用しても非常にみやすく、視認性の満足度は高い。より明るいPixelの勝ち。

リフレッシュレート

どちらも120Hz。可変式だから省電力性能も高い。引き分け。

両機種とも光学式の指紋認証2Dの顔認証に対応している。光学式は指に光をあてて指紋を読み取るタイプだから夜ロック解除するたびにまぶしいのが特徴。認証の速度はどちらも速い。

どちらの機種の顔認証も、生体認証が求められるアプリで利用不可のセキュリティレベルが低いタイプ

同じインカメラを使用した顔認証のPixel 8/8 Proはセキュリティが高く、iPhoneのFace ID同様に、銀行アプリなどでも使える。Pixelなんだから、8aもこちらに対応して欲しかった。顔認証の速度も両者どちらも速い。引き分け。

OSの軽快さ

Redmiに搭載の新しいHyperOSはアニメーションが非常にいい。OS全体としてもアプリの起動速度なども大幅に改善されている。PIxelのUIも非常に軽快に動くので、どちらかが上回っているか非常に判断に困る。

ただ、HyperOSは急いで操作したときに画面の動きが途切れないノンリニアアニメーションに対応してるから、個人的な意見強めで、Redmi Noteが勝ちにしたい。

ちなみに再起動の速さはPixelの圧勝。ただ、再起動をする機会も少ないと思うのでRedmiに軍配をあげたい。

OSの機能性

OSはPixelがPixel UIと呼ばれるほぼピュアAndroidOS、RedmiはHyperOSを搭載。もちろんベースはAndroid。

ただクイック設定パネル(コントロールセンター)の使いやすさを含め、HyperOSを推したい。とはいえ使う人の用途や好みによっても変わるので引き分け。

OSのアップデート

Pixelは7年、Redmiは例年通りなら最大2,3回。Pixelの勝ち。同じスマホを7年も使う人は少ないだろうからアップデートは2年あれば十分な感じもする。

ライトな使い方(LINE、X、TikTok、ブラウザ)

普段使いなら差はないが、Pixelはごくまれにアプリが極端に重くなるバグがあるから、Redmiのほうが全体的な安定感は高いような気もする。ただ誤差レベルなので、引き分け。

Antutu

PixelのほうがGPU性能が圧倒的に上なのでPIxelの勝ち。

Geekbench

Pixelの勝ち。

ただPixelはゲームアプリとの相性が悪い場合もあるので、上記スコアはあくまで参考程度にとどめておきたい。

バッテリー容量はPixel 8aが4492 mAhで、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは5000 mAh。物理容量が多いのとSoCの省電力性能が高いRedmi Noteのほうがややバッテリーは持つ印象。ただ大差があるようには感じなかった。

Pixel 8aは最大7.5Wのワイヤレス充電にも対応している。実測だと5W程度の非常に遅いものなので、寝ている時間に充電するなどわりきった使い方が必要だ。Redmiは非搭載。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gに付属する120Wの充電器

また、何よりもRedmi Note 13 Pro+ 5Gは120Wの有線充電に対応しているのが特徴。わずか20分足らずで0%から100%まで回復できる。充電はバッテリーライフの長さと満充電までの速さでRedmiの勝ちとする。

Pixelのほうが低音が響く。が、ややこもってきこえる。全体的な音のクリアさはRedmiのほうがいい。Redmi Noteに票を入れたいが好みによるで引き分け。レビュワーによってはPixelの方が好きと言う意見もあった。

どちらもBluetooth 5.3である。

Pixel 8aはLDAC、AAC、aptX、aptX HDだ。

RedmiはLDAC、AAC、aptX、aptX HD、LHDCSBCだ。

ここからはカメラを見ていく。最近のミドル端末は安いのにそれなりにいい写真が撮れてしまうから注目したい。

スペック

スペックはPixelがバランスよくミドル端末らしい構成。Redmiは広角カメラに全振り。

カメラ比較
機種名Pixel 8aRedmi Note 13 Pro+ 5G
広角1600万画素(1/1.73型) F値1.892億画素(1/1.4型F値1.65
超広角1200万画素800万画素
ズーム望遠カメラ非搭載
2倍でリモザイク処理(インセンサーズーム)
最大8倍のデジタルズーム
望遠カメラ非搭載
2倍と4倍でリモザイク処理(インセンサーズーム)
最大10倍のデジタルズーム
動画
広角:最大4K60fps
超広角:最大4K30fps
広角:最大4K30fps、1080P 60fps
超広角:最大1080p 30fps
インカメラ1300万画素1600万画素

広角1倍

まずは日中の写真。曇りの日だったからかPixelは色がくすんでるし、黄色味も強い。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

ただ快晴時には、Pixelも発色良く綺麗に撮影できる。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

HDRもしっかり効いていて、空が青く撮れる。Redmiは若干明るすぎる気もする。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

昔のRedmiによくみられた色が濃すぎる写真などは特にみられず、MediaTek Dimensityならではの若干の青白っぽい写真はあるが、以前ほど多くはない。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Pixelは影のところが暗く、写真全体の雰囲気がおとなしすぎる。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Redmiの色鮮やかな表現は食べ物がよりはっきりとした色味になるが、下のスープは色が濃すぎて違和感あるかも。Pixelはどんよりしてる。どちらのカメラもメシウマ写真は厳しい。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Pixelは近くのものにピントが合わせにくい。オートフォーカスの精度はRedmiのほうがいい。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Xiaomiのミドル端末はやたら赤色が派手に映るイメージがあったが、自然な範囲内の色をしている。いい。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

広角/1倍の写真は、どちらも色の表現がいまいちに感じる場面もあったが、全体的に見れば優秀に感じた。引き分け。

2倍

どちらも2倍はリモザイクをするらしい。要するに高画素から真ん中を切り出すクロップズーム。画質はどっちもいい。色はやっぱりRedmiが優勢か。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

ただ、花の写真を撮るとRedmiはやや明るくしすぎ&色を派手にしすぎなので、花びらの細かな描写ができていない。これはPixelのほうがいい。引き分け。

4倍

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは2倍だけでなく、4倍でもリモザイクするらしい。ということで比較してみた。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Pixelとあまり変わらない。というのも、Redmi Note 13 Pro+ 5Gの4倍リモザイクはかなり明るい環境でないと行われないらしい。つまり曇りの日や夜間は通常のデジタルズーム4倍となる。リモザイクせずにただ画像を引き延ばしているぶん、大きな画素で撮影できるから色の発色は良い。Pixelは暗い。

ということで、Redmiの本領を確かめるべく、晴れた日に撮影した。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

細かなところも十分解像している。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

やはり陰っているところはPixelの色味がどんよりしていて微妙な感じもするが、Pixelは次世代の超解像ズーム、Redmiはインセンサーズームによって、4倍でも細部の描写はうまい。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

両者ともに、自然な色合いで撮影が可能で、シャープネスが強すぎるということもなくレベルが高い。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

流石にペリスコープレンズほどの解像感があるとは言えないが、十分以上のクオリティがあった。もはや中途半端な望遠レンズはもういらない。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

花を4倍で撮影。Redmiはノイズリダクションをかけすぎて若干のっぺりしている。たぶんインセンサーズームになっていない。

4倍は晴天時はRedmi、それ以外はPixelという結果としたい。

最大8倍,10倍

Pixel 8aは8倍、Redmiは最大10倍までズーム可能。標準カメラ(広角カメラ)からの引き伸ばしなのに、どちらもかなり優秀。文字潰れも少ないしメモとして割り切るなら、これでいい感ある。引き分け。

Pixel 8a 8倍
Redmi Note 13 Pro+ 5G 10倍
Pixel 8a 8倍
Redmi Note 13 Pro+ 5G 10倍
Pixel 8a 8倍
Redmi Note 13 Pro+ 5G 10倍

デジタルズームでもこれだけの画質があれば、不満が出る人も少ないはず。

超広角

超広角はPixelのほうが圧倒的に画角が広い。並べるとRedmi Note 13 Pro+ 5Gはまるで標準カメラ(広角カメラ)で撮影したかのよう。Pixelの勝ち。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Redmiは超広角カメラのセンサーが1/4型(推定)と非常に小さく、集光量も少ないから色の表現できる幅が少なく全体的に不自然。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

確かにRedmiもぱっと見ではなんの問題もなさそうだが、細かくみていくと明らかにPixelにリードを許している。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

曇りの日にはRedmiの超広角カメラはさらに暗く、どんよりした写真になってしまう。超広角カメラはあまり使う機会がないが、Pixelは廉価モデルでもちゃんとしていることがわかった。

夜景/広角1倍

ここからは夜景を比較する。すべて通常より鮮明に撮れるナイトモード(夜景モード)で撮影した。

まずはこの写真。非常に傾向は似ている。どちらもミドルとしては十分すぎる。というかハイエンドモデルとも差がない。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

ただPixel 8aは強い電飾看板があると白飛びする(右側の建物)。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

こちらの飲み物の看板も白飛びしすぎ。Pixelは最上位モデルでも同じ結果だからGoogleのカメラ技術が足りてないんだと思う。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Pixel 8aは手ぶれした。撮り比べてみてRedmiは手ブレしにくいと感じた。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

さすがに左の『スシロー』の看板は明るすぎたか、Redmiでも苦戦している。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

全体的な解像感はわずかにPixelのほうがいい。そこまで差はない。あとRedmiは拡大するとノイズが目立つ。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

金属の質感も良い。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Redmiは撮るシチュエーションにもよるが、シャープネスが強くかかりザギザギした印象になり加工感強め。また、一階のお店の前にある電飾メニューボードがRedmiは綺麗に撮れている。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

夜景の1倍の写真は全体的にRedmiの写真が優位に感じた。Pixelは方向性が違う感じ。

夜景/2倍

つぎに2倍。白飛びはどちらも抑えられている。Redmiはシャープネスがあいかわらず強め。Pixelのほうが優位か。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

手前のお店のネオンがまったく異なる描写の仕方をしている。肉眼に近いのはPixel 8a。Redmiは人の目を超えて白飛び抑制している。XiaomiのHDR技術すごぎる。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Pixelは入口が白飛びしている。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

あいかわらずRedmiはシャープネス強め。Pixelはやや白っぽい。どちらもミドル端末の域を越えることはできない。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

何枚か撮っていてPixel 8aのほうがHDRで上回ることもあった。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

夜景の2倍はややPixelが優れているとしよう。

夜景/4倍

昼間は4倍インセンサーズームで上出来だったRedmi Note 13 Pro+ 5Gも夜間は厳しい。不自然を極めている。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Redmiはシャープネスがさらに強くなって、違和感もりもり。Pixel 8aは使えるレベルで綺麗。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

やっぱりPixelはカメラソフトウェアが安定しすぎている。Googleすごい。これは完全にPixel 8aの勝利。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

夜景/最大8倍,10倍

Pixelのソフトウェアは最大の8倍でもぱっと見では使えそうなレベルを保っている。Redmiは酷い。でもこれが本来のミドル端末って感じもする。Pixel 8aの圧勝。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

夜景/超広角

画角の狭いRedmiは超広角カメラらしい迫力のある写真が撮れない。とはいえ、ミドル端末としては平均的。Pixel 8aが強すぎる説はある。超広角もPixel 8aの勝ち。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

Redmiは1/4型(推定)と豆粒センサーなのに関わらず、明るく撮ろうとするからノイズも多いし色も不自然。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

ただお得意の電飾看板ではRedmiがかなり綺麗に撮れる。Pixelは写真全体としてまとまっているが白飛びはもう少し抑えて欲しい。

Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G
Pixel 8a
Redmi Note 13 Pro+ 5G

広角カメラ(1倍)はややRedmi、それ以外はPixelが勝ちという結果としたい。Pixelはどの画角でも相変わらず安定した出来栄えだった。とは言え、写真撮影で一番使うのは1倍で撮ることだし、Redmi Note 13 Pro+ 5Gもかなり使えるカメラだと言えよう。

動画

動画はPixel 8aのほうが優位。広角カメラは4K60fpsまで可能だし超広角も4K 30fps撮影ができる。Redmiは広角4K30fps/超広角108030fpsまでとかなりスペックは削られてる。画質や手ぶれ補正含め、Pixel 8aの勝ち。

防水

Redmi Note 13 Pro+ 5GはIP68に対応。Pixel 8aはそのワンランク下のIP67。確かにIP67でも浸水にある程度対応できるし十分だが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gの勝ち。

FeliCa

どちらも搭載。ミドル端末でもこれが当たり前になりつつある。日本市場で売れるためには必要である。引き分け。

MicroSDカード

どちらの機種も非搭載。日本版のPixel 8aは本体容量は128GBの選択肢しかない。Redmi Note 13 Pro+ 5Gは最低容量が256GB、上位版は512GBなのでRedmiのほうが容量の面では勝ち。

イヤホンジャック

どちらの機種も非搭載。

リセールバリュー

どちらもそこまでよくないが、知名度の高いPixelのほうがやや優勢。よってPixelの勝ち。

Pixelは変なバグがたまにある。例えば、上記のように時間(時計)が17分遅れている。このPixelだけで生活したら遅刻すること間違い無し。報告事例は他で見ないので、この個体が偶然不具合を起こしただけかもしれない。

といったように、Pixelはやや不安なイメージがあるのも事実。このあたりは安定性向上を期待したい。

今までのRedmi Noteというと、高性能カメラを謳ってる割には画質がいまいちだったり、処理能力が少し足りないと感じる場面があった。がしかし、今回のRedmi Note 13 Pro+ 5Gは違う。もちろん2億画素というのは消費者に驚かせるための広告としての役割が大きいが、ちゃんと通常の撮影も実用的だし、ズーム性能でもPixelを一部超えたところもあった。

しかもおサイフケータイに加え、IP68の完全防水にも対応。日本でちょうどいいスマホを探している人にとってはかなり魅力的に見えるのではないだろうか。

いっぽうでPixel 8aの販路の広さ、カジュアルなデザイン、長期のOSアップデートも捨てがたい。友達に勧めるならPixel 8aかな。

結論としては、自身が一つ選ぶのならRedmi Note 13 Pro+ 5Gにしたい。確かにPIxel 8aも王道ミドルレンジで美点もたくさんあるが、ミドルレンジというカテゴリーで考えるとAntutu70万でも十分だし、OSの7年保証もいらない。そもそも俺は別でハイエンド端末を持ってるからと言うのはあるかもしれない。

でもPixel 8aの有機ELディスプレイの黒色のノイズと少しのちらつきを感じる品質には満足できないし、ベゼルの太さも好きになれない。

だからハイエンドスマホなみのディスプレイ性能で、必要十分のカメラで新しくなったHyperOSが使えるRedmi Note 13 Pro+ 5Gは非常に魅力的に感じた。

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この記事を書いた人

現役大学生。スマホとカラオケが好き。りんご通信の中では最も健全でまじめキャラ。

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