【OCNモバイルONE】から一新？ドコモの新プラン『irumo』はどう変わったのか！？

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まずはOCNモバイルONEについて！

『OCNモバイルONE』は【NTTレゾナント】が運営するドコモのエコノミーMVNOです。

「OCN」というと、元々は【NTTコミュニケーションズ】が運営していた『プロバイダサービス』でしたが、個人向け事業は現在【NTTレゾナント】という会社が引き継いで運営しています。

そして、この【NTTレゾナント】は『NTTドコモ』の100％子会社です。

ドコモの子会社化されたのが2022年7月で、2022年後半からドコモショップでのサポートが今までより受けられるようになっています。

以前はドコモショップでは申し込みのみで、その後の「アフターフォロー」はしてくれませんでした。

『格安SIM』というと店舗がないので、「スマホに詳しくない方」や「ご年配の方」にはハードルが高かったですが、ドコモショップでサポートしてもらえるならかなり安心ですね。

ドコモの『エコノミーMVNO』とは？

大手キャリア「NTTドコモ」と提携して、ドコモショップで契約が可能な格安SIMをドコモの『エコノミーMVNO』と言います。

格安SIMというと、一般的には【オンラインでの申し込み】が主流でしたが、店頭受付可能になったことで申し込みしやすくなりました。

現在「NTTドコモ」で取り扱っている『エコノミーMVNO』は以下の通りです。

• OCNモバイルONE(2023/6/26新規受付終了)
• TONEモバイル(DTI)
• LIBMO(TOKAIコミュニケーションズ)

ちなみに「au」と「ソフトバンク」はそれぞれ

• au→UQモバイル
• ソフトバンク→Y!mobile

という『サブブランド(MNO)』を持っているので、格安SIMの取次は行っていません。

MNOとMVNOって何？

『ドコモのエコノミーMVNO』が何かはわかったけど、「MNOとかMVNOってそもそも何？」って思われてる方がいると思うので補足しておきます。

MNO

『MNO』とは、『Mobile Network Operator(移動体通信事業者)』の略で、自社回線を持っている会社の事を言います。

日本では「ドコモ」、「au」、「ソフトバンク」、「楽天モバイル」の4社がMNOです。

MVNO

『MVNO』とは『Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)』の略で、上で書いた「MNOの回線を借りてサービス提供している会社」の事です。

今回紹介する『OCNモバイルONE』もMVNOサービスに該当します。

MNOとMVNOの違いとは？

『MVNO』は世間一般的に「格安SIM」と呼ばれているサービスなので、『MNO(大手キャリア)』と比べて格段に料金が安いです。

『ドコモ』を一例に出すと、現在の最安プランでも

• ギガライト(1GB)：3,465円

に対し、『OCNモバイルONE』だと、

• 1GBコース：770円

と、なんと4分の1以下の料金となっています。

もちろん【デメリット】もあって、『MNO(大手回線)』から電波を借り受けて使っていることもあり、大手キャリアで利用するのに比べ、通信速度が遅い事が多いです。

とはいえ、最近の格安SIMは遅いといっても使えないほどの事はないので、価格差を考えると『格安SIM』の方が良いように思えます。

OCNモバイルONEのプラン

OCNモバイルONE(2023/3月時点)
コース	月額料金	無料通話	OCN光モバイル割
500MB	550円	最大10分相当/月	なし
1GB	770円	なし	毎月220円割引
3GB	990円
6GB	1,320円
10GB	1,760円

料金についてまとめてみました！『OCNモバイルONE』は最小500MBから最大10GBまで幅広いコースがあります。お家に【Wi-Fi】があって、通勤通学中に動画や音楽などのストリーミング再生をあまりされない方であれば、10GBあれば充分と言えるでしょう。

ちなみに1ギガで使えるものの目安はこんな感じ↓

• YouTube＝高画質だと1時間、低画質（360p）で3時間程度
• LINE通話＝50時間前後

その他のSNSについては画像や動画が入り混じっているので一概には言えませんが、インスタの動画視聴が1分で7MB程度消費するので、ざっくり1時間見ていると約500MB程度は消費すると考えておくと目安になります。

ちなみに「OCN光モバイル割」という、光回線とのセット割が用意されていますが、こちらは『OCN光』だけでなく、『フレッツ光』や『ドコモ光(プロバイダをOCN利用)』でも適用可能です。

お引越しでWi-Fiを検討中の方は↓からドコモ光を申し込むとお得です。

OCNモバイルONEの通話オプション

通話オプションについては3種類あります。

• 10分かけ放題：935円/月
• トップ3かけ放題：935円/月
• 完全かけ放題：1,430円/月

また、OCNモバイルONE利用者については独自アプリ『OCNでんわアプリ』から発信すると、通常30秒/22円掛かる通話料金が30秒/11円と通常の半額で利用できるので、通話料が安くなります。

2023/6/20から始まった『irumo』

ということで『OCNモバイルONE』新規受付終了に伴い、ドコモから新たに発表された料金プラン『irumo』について解説していこうと思います！！

irumo
プラン	月額料金	通信速度	カード割	光セット割
0.5GB	550円	4G LTEのみ 最大3Mbps	対象外
3GB	2,167円	eximo/ahamoと同等	▲187円/月	▲1,100円/月
6GB	2,827円
9GB	3,377円

まずは料金プランについてまとめてみました！『OCNモバイルONE』と比較していくと、0.5GB(500MB)のプランだけは料金据え置きで、1GB/10GBについては廃止に。代わりに9GBプランが新設されてますね、、、

ベースの基本料金については0.5GBプラン以外は軒並み値上がりとなり、『OCN』は3GB/990円とセット割が組まれた状態のワイモバイルやUQモバイルなどとセット割がない状態でも値段が安かったのに対し、『irumo』に関しては3GB/2,167円と約1,000円ほど値上がり、6GBに関しては約1500円ほど値上がりとなりました。

ただ、これはあくまでも割引前価格なので、自宅で利用してる光回線が「ドコモ光」かつ毎月の支払いが「dカード/dカード ゴールド」の場合においては『各種セット割』が利用できます。一例ですが、各種セット割を組み合わせると

となり、『OCNモバイルONE』と比較しても約100円ほどお安くなります。

また、3GB以上のプランは既存のドコモ回線と家族割(みんなドコモ割)が組めるのも特徴です。ただし、『家族間通話無料』や『各種基本料金』からの割引といった特典はなく、あくまでeximoやギガホなど家族割引の人数に応じて基本料金が安くなるプランにおける『回線数のカウント』となるだけなので注意が必要です。

『OCNモバイルONE』からの変化点

変化点については料金以外にもあり、ウィスが解説してくれた『MNO』『MVNO』のうち、OCNモバイルONEはMVNOに分類されていましたが、irumoについては「ドコモの新料金プラン」ということもあり、MNOに分類されます。なので、品質に関してはドコモと同等と言われてますね！

ただし注意書きもあって、同じタイミングで発表された新プラン『eximo』やオンラインブランド『ahamo』と比較してネットワーク混雑時において先に通信制御が実施されるので、利用状況によっては2つのプランよりも早く速度制限が掛かってしまう場合があります。

正直『irumo』を選ぶユーザー層に関しては、自宅や職場に【Wi-Fi環境】があり、小容量で事足りてしまう方が多いと思うので、実際困るかと言われたら微妙なところではあると思います。中容量向けには『ahamo』もありますし、、、

また、SIMカードについても『OCNモバイルONE』では物理SIMのみに対し、『irumo』については物理SIMとeSIMが選択出来るようになりました！これは個人的にいいなと思った点で、物理SIMの場合は

【SIMの到着→入れ替え→開通作業】

と、若干手間がありましたが、eSIMの場合は最短1時間以内で開通→利用可能なので、SIMカードの到着を待たなくていいのはタイパ的に良い点だなと思いました！！

irumoで提供されてるオプション

『irumo』ではOCNモバイルONE同様、かけ放題オプションの他にドコモメールオプションが用意されてます。かけ放題については1回の通話が5分以内であれば何回でもかけ放題と24時間かけ放題の2つが用意されていて、金額はそれぞれ下記のとおりです。

• 5分通話無料オプション：880円/月
• かけ放題オプション：1980円/月

ドコモメールについてはオプションに加入することで、【〜@docomo.ne.jp】のアドレスが利用できます。もともとドコモを利用してた方がirumoにプラン変更する場合、このオプションに加入すれば今までのメールアドレスがそのまま利用出来ますが、あくまで「プラン変更」なのにオプションに入らないと“今までのメールアドレスが使えない”のはユーザーからしたら煩わしさもあるかもしれませんね、、、

• ドコモメール：330円/月

通話料に関しては、特にオプション加入等ない場合30秒/22円が1通話ごとに発生します。

まとめ

今回は『OCNモバイルONE』についてウィスがまとめてくれた記事をそーすけが『irumo』の記事として再編集してみた内容になりますが、少しでもみなさんの参考になれば幸いです！

本来この記事は“いまのりんご通信”には少し合ってない内容だったので、記事自体を非公開にするという選択肢も考えてたんですが、りんご通信初期から書いてくれてるウィスがまだサボらずに書いてくれてた時代の記事だったので、“2024年4月の改修期間でリニューアルしてしまおう！！”ということで笑

この改修期間で、そーすけ自身がこれまで書いてきた記事や、旧レギュラーのちゃぴぃ、現レギュラーのたま(@vivooroku)、準レギュラー各々の記事を追加・修正してるんですが、ここまでガッツリ改修というか内容を変更するとは思いませんでした、、、やっぱり過去の記事でも定期的にメンテしないとだな〜、とそーすけ自身いい教訓になりましたね。このあとがきも2024/4/11に書いてるので、また1年ぐらい経ったら見直すかもしれませんね笑

そーすけから告知！！

ということで、この記事を再投稿するのにあたってそーすけから告知というか宣伝でも！！

2024年4月28日、東京にてガジェットの展示会『ガジェ展』が開催されます！！主催者のYさん(@YYouTuber3)を始め、スタッフさんに至るまで“高校生”でお送りする“一大展示会”となっていますので、ぜひ足を運んでみては！？

ちなみにそーすけはその日仕事で行けませんので、感想お待ちしてますね泣