みなさんこんにちは。きゅうり(@kyurikun__)です。
準レギュラーとしては初めての記事ですね。まだまだ未熟な点が目立つかと思いますが、最後まで見てくださると幸いです。
さて冒頭はさておき、iPhone 16シリーズが発売された事でもう既に『4年落ち』となった“iPhone 12シリーズ”。街中でもまだまだ沢山使っている人を見かけます。そんな12シリーズの上位モデル、“iPhone 12 Pro”と“iPhone 12 Pro Max”。まだ現役で私の周りでも使用している人を見かけます。
そんな12シリーズですが、今現在はどの程度使用できるのでしょうか。今回はそんな“iPhone 12 Pro”を使用して、自分が持っている各種端末と比較しながら見ていきたいと思います。
それではどうぞ。
【前回のお皿洗い】
結論
人を選ぶかもしれないが当てはまるなら現役で使える
なんとも中途半端な結論、と思った方も多いでしょう。この後細かく解説していきます。
スペック紹介
性能比較表 | |||
---|---|---|---|
機種名 | iPhone 11 Pro | iPhone 12 Pro | iPhone 16 Pro |
SoC | A13 Bionic | A14 Bionic | A18 Pro |
メモリ(※非公表) | 4GB | 6GB | 8GB |
ディスプレイ | 5.8インチ OLED 2,436 x 1,125 458ppi 最大1,200ニト(HDR) | 6.1インチ OLED 2,532 x 1,170 460ppi 最大1,200ニト(HDR) | 6.3インチ OLED 2,622 x 1,206 460ppi 最大2,000ニト(屋外) 120Hz ディスプレイ |
Wi-Fi規格 & Bluetooth規格 | 2×2 MIMO対応Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 | 2×2 MIMO対応Wi‑Fi 7 Bluetooth 5.3 | |
ストレージ | 64GB / 256GB / 512GB | 128GB / 256GB / 512GB | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
カメラ | 外側 超広角:120° f/2.4(14mm相当) 広角:f/1.8(26mm相当) 望遠:f/2.0(52mm相当) TrueDepth f/2.2(23mm相当) (全て12MP) | 外側 超広角:120° f/2.4(14mm相当) 広角:f/1.6(26mm相当) 望遠:f/2.0(52mm相当) TrueDepth f/2.2(23mm相当) (全て12MP) LiDARスキャナ搭載 | 外側 超広角:120° f/2.2(13mm相当) 広角:f/1.78(24mm相当) 望遠:f/2.8(120mm相当) (望遠には光学手ブレ補正を搭載) (超広角・広角48MP、望遠は12MP) TrueDepth f/1.9(23mm相当) AF搭載 LiDARスキャナ搭載 |
モバイル通信 | 4G(LTE) 1,2,3,4,5,7,8,11,12,13,17,18,19,20,21,25,26,28,29,30,32,34,38,39,40,41,42,46,48,66 | 5G(NR) n1,n2,n3,n5,n7,n8,n12,n20,n25,n28,n38,n40,n41,n66,n71,n77,n78,n79 4G(LTE) 1,2,3,4,5,7,8,11,12,13,14,17,18,19,20,21,25,26,28,29,30,32,34,38,39,40,41,42,46,48,66,71 | 5G(NR) n1,n2,n3,n5,n7,n8,n12,n14,n20,n25,n26,n28,n29,n30,n38,n40,n41,n48,n53,n66,n70,n71,n75,n76,n77,n78,n79 4G(LTE) 1,2,3,4,5,7,8,11,12,13,14, 17,18,19,20,21,25,26,28, 29,30,32,34,38,39,40,41, 42,46,48,53,66,71 |
動画性能 | 外側 最大4K 60fps スローモーション最大1080p / 240fps TrueDepth 1080p 60fps / 4K 30fps (実機30しか出てこない) スローモーション最大1080p / 120fps | 外側 最大4K 60fps スローモーション最大 1080p / 240fps Dolby Vision HDR対応 TrueDepth 1080p 60fps / 4K 60fps (実機30しか出てこない) スローモーション最大1080p / 120fps | 外側 最大4K 120fps スローモーション最大 1080p / 240fps Dolby Vision HDR対応 TrueDepth 1080p 60fps / 4K 60fps (実機30しか出てこない) スローモーション最大1080p / 120fps |
側面ボタン | マナーモード | アクションボタン | |
衛星通信 | × | ◯ | |
端子 | Lightning | USB-C | |
MagSaafe | × | ◯ | |
常時点灯 | × | ◯ | |
初期OS | iOS 13 | iOS14 | iOS18 |
防水 | IP68 (4mで最大30分) | IP68 (6mで最大30分) | |
バッテリー | 3,046mAh | 2,815mAh | 3,582mAh |
重量 | 188g | 187g | 199g |
カラー | ゴールド スペースグレイ シルバー ミッドナイトグリーン | シルバー グラファイト ゴールド パシフィックブルー | ブラックチタニウム ホワイトチタニウム ナチュラルチタニウム デザートチタニウム |
といった感じですね。
“TrueDepth”カメラでの動画撮影能力は一応『4K 60fps』となっていますが、設定とか見直しても4K 60fpsは出てきませんでした…んー、なんでだろ。
ここからは各所を細かく解説していきます。
メリット・デメリットだけ見たいんだよ!!って人は飛ばしてもらっても構いません。
(このあたりに関してはあおとくんがもっとわかりやすい解説をしてくださっているのでよければそちらも参照してみてください。)
A14 Bionic
こちらのiPhone12Proに搭載されているSoCは“A14 Bionic”を搭載しています。
Antutuベンチマークのスコアはこんな感じ。
結果は“120万点“となっています。正直100万点超えてたら全然今でも余裕で使用できるよ思っている水準なので全然使用できると思います。
原神などといった重めのゲームは最高設定の60fpsだと流石にきついですが、その辺りも設定次第という感じですかね。私は趣味程度に時々ウマ娘とかするんですが少なくとも性能不足で困ったことはこれまでにはなかったですね。
他機種との比較はこんな感じ。こう見ると前作の『11シリーズ』からはかなりの性能向上が見られますね。
逆に最新の『16 Proシリーズ』とは4世代離れていてちょうど40万点差。時代の進化は恐ろしいですね。
メモリ
12Proシリーズは“6GB”のメモリが搭載されています。これに関しては一部ユーザの方は劇的な変化を体感できるレベルだと思っています。
それは“11シリーズ以前を使っている方”と“12、13シリーズの無印モデルを使っている方”です。
上で述べたものに当てはまっている機種はメモリが4GBしか搭載されていないんですよね。正直自分は「メモリなんかどうにでもなるだろ」って思っていた側なんですけど、これが2GB増えるだけで全然快適感が違いまして、一番顕著に感じたのはLINEアプリですね。メモリ4GBだと特に普通の使い方をしているだけでカクつくなぁって場面が目立っていたのですが、6GBになってあらびっくり。全然快適性が違うではないですか。
これはまじで実際に使ってみないとなんとも言えないので説明は難しいですが、メモリ4GBと6GBの壁はかなりデカく感じます。
ちなみに『14シリーズ以降』では無印モデルでもメモリが6GB以上搭載されていますので、そちらを狙ってみるのもありかもしれませんね。
ディスプレイ
12Proシリーズは最大1,200ニトの60Hz OLEDが搭載されています。
個人的にiPhoneを使うにあたって今大事だと思っているのはリフレッシュレートと画面輝度ですね。
一般的に『60Hz』とは画面が1秒間に60回更新されるディスプレイのことを言います。
ですが最近はリフレッシュレート『120Hz』のiPhoneが発売されています。
わかりやすい例はペラペラ漫画ですね。ペラペラ漫画が1秒間に60枚か120枚めくられるなら120枚のほうがより細かく描写されているものになると思います。
そんな『120Hz』ですが、iPhoneでは『13Proシリーズ以降』から全てのProに搭載されています。逆に言うなら無印シリーズは非搭載なわけですね。一度120Hzを見ると60Hzには戻れないと聞くので、今120HzのiPhoneを使っているならおすすめできません。
逆にAndroidの120Hzを使っていてもiPhoneの60Hzは違和感なく使えるという人が結構多い印象です。自分もそうです。
60Hzどうかな、大丈夫かな、って気になる人は一度店頭などで『無印シリーズのiPhone』をちょっと使ってみてもいいかもしれませんね。
画面輝度に関しては1000ニト以上あれば個人的に問題ないと思っています。
ストレージ
こちらは最低128GB、最高512GBとなっています。
正直現代だと128GBですら少ない、という風潮になってきている気がします。
まぁそこは個人の用途なので特に言及することはないですね。
本体の外観
外観はこんな感じ。今の機種と比べても見劣りしないぐらいかっこいいですね。
カメラはこんな感じ。存在感と高級感もありますね。
側面はこんな感じ。マナーモード切り替えスイッチがまだある頃の世代ですね。
この頃の側面は指紋がとんでもなくつきやすいのでうーん、って感じですね。
充電端子は『Lightning』。もう何も言いません。
背面は磨りガラス素材。うっひょー、かっけー。惚れるぜ。
こちらがディスプレイ面、画質とかも全くもって不満ないですね。
ちなみにDynamic Islandが発表される前の機種なので、従来のでかいノッチです。
カメラを見ていく
まずは風景。こちらは超広角で撮ったものです。
外なのでキレイに見えますが左の影の部分などの暗所の部分にはノイズが目立ちますね。
次にこちらは広角。最近の中華スマホとかと比べたら彩度は低いですが十分綺麗ですね。
(普段一眼使ってるせいであんまりスマホカメラは的確なレビューができません…ごめんなさい)
続いてこちらが2倍望遠。iPhoneってレンズによって色味が変わったりしないところが良いですよね。
こちらは望遠レンズを使った4倍。この頃のiPhoneって塗り絵感がめっちゃ強いですよね。個人的にはあんま好きじゃないかな。
暗所での10倍。流石に厳しいですね。知ってたけど。
暗くても1.5倍ぐらいなら普通にキレイかな。って印象です。
最後にもう一度超広角。
普通にキレイですね。若干暗い気もしますが空が基本となってそうな明るさですね。
こちらは夜景。さっきとは印象変わってなかなか厳しいですね。
申し訳ないけど見てられないかな、
先ほどとは変わってポートレート。これは普通にキレイですね。
2倍望遠を用いたポートレートです。
時々おかしいのもありますがまぁ全体的にポートレートは綺麗ですね。
今度は飯テロ。やべぇ編集しててお腹減ってきた。
流石iPhone。型落ちでも綺麗ですね。
作例がラーメンしかないんですけどなんだこれ…
全体的に見ても美味しそうですね。
マクドナルド美味しかった。
メリット・デメリット
メリット
比較的価格が安く現役なProシリーズを手に入れられる
例えばカメラで見るとiPhone自体が10倍ズーム以上できる機種が『無印シリーズ』だと15以降なのでちょっとでもズームできる機種がほしい!って人はおすすめです。(正味iPhoneの望遠はおすすめできません。)
今でも通用するデザイン・機能
『MagSafe対応』、『5G対応』などなど、今のiPhoneとそこまで遜色ない機能が搭載されています。
今後も長く使っていける機能が割と多く搭載されているのはいい点ですね。
デメリット
そろそろ年代的な面で厳しいかも
最新のiOS18は現行モデルだと『iPhone XS以降』となっています。そろそろ『11シリーズ』も打ち切られると考えられるので、『12シリーズ』も時間の問題かなと思います。性能は足りてもそういうところが勿体ない…と感じますね。
バッテリー持ちが終わっている
んー。個体差があるのでこれは一概には言えませんが自分の個体はかなり持ちがひどかったです。
バッテリー状態100%なのに1日持ったらいいかな…というレベル。正直しんどいですね。ぶっちゃけ11PMの方が全然良かった。
まとめ
ということでいかがでしたでしょうか。
割と本音で書いてみましたが不快になられていなければ幸いです…
個人的に12Proは今でも使える機種ではあると思いますね。バッテリー持ちを除いて。
あんま話が長くてもあれなのでこの辺で締めたいと思います!
最後まで見てくださりありがとうございました。
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