高コスパから高級路線へ『Google Pixel 9』の舵取りは正解?それとも、、、

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はいどーも、そーすけ(@sosuke_0311)です!

今日でもう8月が終わるんですね、なんというかほんとに時間が経つのがあっという間でなんだか怖くもあるんですがまあそんなことはどうでもよくて、今回の記事ですね!

まさか3週連続で書くなんてそーすけも思ってなかったんですが、今回は先日Xにてポストした最新スマートフォン『Google Pixel 9』を同僚からお借りすることができたので、“新鮮なうちにレビューして出したほうがいい”とうちのあおとくん(@aoto_sumaho)に言われたのもあって記事を書いた次第です!

実はPixelのレビューって去年の6月に『Pixel 7a』を書いた以来約1年ぶりなので、結構ひさびさなんですよね、、、今までのPixelシリーズは『高コスパ』をウリにしてきましたが、今回はまるっと『高級路線』に切り替えてきたので、果たして値段に見合うのかどうなのか、、、

とりあえずさっそく書いていきましょうかね!!

目次

前回のおさらい!

【隠れた名機】ハイ・コスパ/クオリティ/カメラ『realme GT5 Pro』があまりにも安すぎる件

“元”国産ブランドの再出発!『arrows We2 Plus』はミドルスマホの「新星」になれるのか

Google Pixelについて

まずは『Google Pixel』についてですが、最近では街中やテレビCMで見掛けない日が少ないくらいプロモーションに力を入れてる大手検索エンジンの『Google』が開発したスマートフォンとそのブランド名になります。

『Google』は元々スマートフォン向けのOSとして『Android』を開発しましたが、自社でスマートフォンの開発自体は行わず、あくまで他社メーカーにOSを提供するのに留まってました。そんなGoogleがアプリ開発者などに向けてLGHuaweiMotorolaと開発したのが『Pixelの原型』となった『Nexusシリーズ』になります。

現在Googleがウリとしてる『シンプルさ』だったり『純粋なAndroid体験』を形にした機種ではありますが、極限まで機能を削ぎ落とした側面もあり『万人受け』とまではいきませんでした。結果的に『Nexusシリーズ』や新興国向けの『Android Oneシリーズ』を経て、カメラ機能を始め、防水やおサイフケータイといった機能を拡充させ、より万人に向けて開発されたのが現在の『Pixelシリーズ』になります。

細かい解説は下記に記事をまとめてますのでぜひ!!

参考記事

パッケージと内容物

では解説もそこそこにさっそく『パッケージと中身』の紹介に!

今回同僚からお借りしたのはビビットなピンクが特徴の『Peony』になります。パッケージから『The・ピンク』ってのが伝わりますよね、、、笑

ではさっそく開封していきましょう!

『Pixel 8』までのパッケージは箱上部を開けるだけのシンプルな構造でしたが、今回は帯状になってる外装パッケージを取ると箱が現れる仕組みに変更されてます。開け方がわからなくて同僚ともども手こずりましたね、、、

今回のパッケージについては、Google製品では初となる100%プラスチックフリー素材となり、環境面やリサイクル性に配慮されています。元々は2025年を目処にと発表されてましたが、前倒しで実現したのはすごいですよね、、、

とりあえず開けてみますか、

パッケージと箱

箱を開けると、中には『端末本体』が鎮座してます。本体をどかした下に『C to Cケーブル』がヘビみたいに巻かれて入ってました。いままでのPixelに同梱されてた『クイックスイッチアダプタ』については同梱されてませんでしたね、、、

“そういえば説明書やSIMピンが入ってないやんけ!”って最初このパッケージをみた時に思ったんですが、蓋の裏側をよく見ると入ってましたねこれ、、、あおとくんのPixel 9 Pro XL開封動画内でも“SIMピン入ってないやんけ”って話が出てくるんですけど、これ販売してるそーすけたちも気付くまで時間かかったので、みなさんはパッケージを隅から隅までみてからセットアップに取り掛かってくださいね笑

▼あおとのスマホ選び(Pixel 9 Pro XL)

※あおとのスマホ選びより (編集:きゅうりくん)

スペックについて

続いてスペックについて解説!

今回は前モデル『Pixel 8』との比較をしつつ紹介していこうと思います!

Google Pixel比較
機種名Pixel 9Pixel 8
機種画像
販売キャリアドコモ
au
ソフトバンク
SIMフリー
ドコモ
au(UQモバイル)
ソフトバンク
ワイモバイル
サイズ/重量72×152.8×8.5mm/198g70.8×150.5×8.9mm/187g
SoCGoogle Tensor G4Google Tensor G3
メモリ12GB8GB
ストレージ128GB
256GB
128GB
256GB
バッテリー4,575mAh4,700mAh
搭載OSAndroid 14
※7世代OSアップデート保証
ディスプレイ6.3インチ
FHD+/1,080×2,424
OLED
スムーズディスプレイ:最大120Hz
最大輝度:1,800ニト
(ピーク時:2,700ニト)
6.2インチ
FHD+/1,080×2,400
OLED
スムーズディスプレイ:最大120Hz
最大輝度:1,400ニト
(ピーク時:2000ニト)
カラーPorcelain
Obsidian
Peony
Whintergreen
Hazel
Obsidian
Rose
Mint
防水/防塵対応(IP68)
アウトカメラ広角:約5000万画素
1/1.31インチ
F値:1.68
画角:82°
最大8倍ズーム

超広角:約4800万画素
1/2.55インチ
F値:1.7
画角123°
OIS対応
広角:約5000万画素
1/1.31インチ
F値:1.68
画角:82°
最大8倍ズーム

超広角:約1200万画素
1/2.55インチ
F値:2.2
画角125.8°
OIS対応
インカメラ約1050万画素
F値:2.2
画角:95°
約1050万画素
F値:2.2
画角:95°
生体認証顔認証
超音波式画面内指紋認証
顔認証
画面内指紋認証
オーディオステレオスピーカー
おサイフケータイ対応
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax
(Wi-Fi 6E対応)
BlueTooth5.3対応
USB規格タイプC(USB 3.2)
SIMサイズnano SIM+eSIM
発売時期2024/8月2023/10月
販売価格12,8900円(直販価格)約11万(直販価格)
※Google公式HPから抜粋

ということで前モデル『Pixel 8』と比較してみました!

スペックを書いてて思ったんですが、「なんか思ったほど変わってなくね!?」ってのが最初にそーすけが思った印象ですね、、、とりあえず変化点だけでもまとめていきましょうかね笑

まず1番の変化として、Pixel 6以降のモデルにはGoogleSAMSUNGが共同で開発した最新SoC『Google Tensorシリーズ』が搭載されますが、今回のPixel 9も例に漏れず『Google Tensor G4』を搭載してます。

前モデルのSoC『Google Tensor G3』と比較してWEBブラウジングが約20%アプリ起動が約17%ほど高速化し、電力効率についても最大20%改善したと言われてます。このあと解説するベンチマークでも触れますが『SoC』を構成するコア数が変更されたこともあってなのか、スコア自体はあまり変わってないと言われていますね、、、

次に『メモリ』ですが、Pixel 8から4GB増量されて12GBに、『バッテリー』については4,700mAhと若干アップ。小さいながらも変化はしてますね笑

『ディスプレイ』については6.3インチと若干大きくなりましたが、注目する点として最大輝度2000ニト→2700ニトにアップしたことで、日差しの強い外や建物内での視認性が向上しました。また『リフレッシュレート』についても1〜120Hzの可変式に変更されたので、今後の電池持ちに期待したいところ。

『画面スクロール』の追従性についてもOSの最適化がされたことで、Pixel 8よりも滑らかに感じます!

ベンチマークスコアについて

では『ベンチマークスコア』についてですが、結果はXを始めとしたSNSでもいろんな方々が発信されてる通り、最新だからめちゃくちゃいい!!なんてことはなく、むしろこれほんとに最新機種なの、、、?という疑問の声が上がる結果が目立ちます。

結果としては、最初にAnTuTuで測ったときは『約95万点』と予想以上に低い結果に、、、

さすがになにかの間違いだろうと再度測った結果、2回目の結果は『約107万点』うん???

とりあえず2世代前のSoC『Snapdragon™ 8+ Gen1』を搭載してる『Xiaomi 12T Pro』も同じタイミングで測定した結果、約132万点と2世代前のSoCにすら遠く及ばない結果に。うーーーーーーーーん、、、

とはいえ点数ばかりに目を向けてもあれなので、このスコア結果でいい点を上げるとグラフィック面を司る『GPU性能』が飛び抜けて高いので、ゲーミング性能に関しては期待できそうかな、、、と思いきやSNSでは微妙との声が、

きっとこれからのアプデや最適化で変わるでしょう、うん(思考放棄)

前モデルとどう変わったのか、

ここまであんまりいい事を書いてない気がするんですが、スペック紹介でも書いた通り、前モデル『Pixel 8』と比較して『RAMの増量』『ディスプレイ輝度アップ』『充電速度アップ』『超音波式指紋認証』といったかゆいところに手が届くを少しずつ形にしてるなと感じました。

超音波式指紋センサーについては『#りんご通信YouTu部』でもショート動画で触れてるのでぜひチェックしてみてください!

また、カメラ周りのデザインは『検索バー』をイメージしたデザインに変更され、最近トレンドとなってる『スクエアカット』に本体形状が変更されるなど全体的に『ビルドクオリティ』が高いです。まあ好みはありそうですがそーすけは結構好きですね笑

このあと作例紹介をしていくんですけど色味が暖色寄りになり、以前見られた『白っぽさ』はかなり改善されてる気がしますね、

超広角カメラについても画素数が大幅にアップしてるので、このあとの作例でまとめて紹介できれば!

  • RAMが8GB→12GBにアップ
  • 超音波式指紋センサーを初搭載!
  • ディスプレイ輝度が1400ニト→1800ニトに
  • 急速充電が30W→45Wに
  • 画像処理の色味改善
  • 超広角カメラの画素数アップ

ここで作例紹介!

ではいよいよ作例紹介に!

そーすけ個人として『Pixel 9』を使ってて“まじでいいな”と思えるポイントは手軽かつきれいに思い出を残せる点だなと、作例を見返して改めて思いましたね、

それでは順に見ていきましょう!

広角(メイン)

ということでまずは『広角(メインカメラ)』での作例になります!

『Pixelシリーズ』のカメラは、そーすけ的にハード面よりもソフト面が優秀だなとPixel 7aを使ってたときも思ってたんですが、全体的な色味が暖色寄りになったことでどことなく『エモい感じ』に撮影できてるのではないかと思います。

『Galaxy』ほど彩度バキバキということもないので、普通の写真として見たとしてもちゃんと自然です。カメラスマホにこだわる『オタク向け』と言われればそうではないですが、『一般人』にはこれだけ撮影できれば必要以上なのではないでしょうか、、、

超広角

お次は『超広角』で撮影した写真です!

前モデル『Pixel8』1200万画素でしたが、『Pixel 9』は約4倍の4800万画素へアップしたこともあって広角カメラと遜色のない解像感ある写真が撮影できます。

そして超広角にありがちな『歪み』が少ないですね!これはそーすけ的に評価高いです!

超解像ズーム

続いて『超解像ズーム』の作例ですね!

最大倍率は8倍と『Pixel 8』から据え置きですが、最大ズームで撮影した場合はどうしても粗が目立ちます。

じゃあ実用的ではないか、と言われればそうでもなく、持ち前のAI処理もあってか「見れないこともない」程度の仕上がりにしてくれます。特に飛行機を下から撮影した写真は、高速で動く物体の手ブレを強く補正してくれてます。これ以上を求めるのであれば、Pixelではなく『Xiaomi』『vivo』といった『カメラスマホ』を買いましょう笑

正直そーすけが使ってみて実用的と言える倍率は、『約4.5〜6倍前後』かな〜と思いましたね。

ポートレート

『ポートレート撮影』については昔からPixelシリーズの強みだとそーすけは勝手に思ってるんですが、他社製品の一部においてはAI処理の過程でどうしても『不自然さ』が目立つことが多いと思うんですよね、

『Pixel 9』についてはそういった不自然さが少ないほうですが、2枚目の“みがわり人形”や7枚目の“お茶子”のように、本来はぼかさなくていい輪郭が若干怪しいこともあります。

ただ、そーすけがメインとして使ってる『iPhone 15 Pro』と比較すると、同じボケ処理でもPixelのほうがまだ自然に感じますし、iPhoneは焦点距離の関係もあってか使い勝手は正直いいとは思いません。

手軽さを取るならそーすけとしては『Pixel 9』に軍配が上がりますね。

夜景

Pixelシリーズの目玉は昔から『夜景』と言われるほど、『テレビCM』『販売員研修』などでも言われますが、本音を言うのであればそんなよくはないです()

色味自体は過去のモデルと比較してもかなりよくなってますが、AIが被写体に対して色補正を入れようとする過程でなのか、空の色もむりくり補正しようと却ってノイズまみれになってしまうこともあり、手軽かと言われればちょっと違うような気もします。

ただ、これは都心部のように光源が強い場所においての撮影で感じただけで、光量の少ない場所での撮影においてはむしろ明るくきれいに撮影できています。正直『適材適所』といったところでしょうかね、

#飯テロ通信

最後は『#飯テロ通信』ですね!

『Pixel 7a』の記事で触れたんですが、Pixelでの飯テロ写真は撮って出しだと全体的に白っぽく、撮影後にそーすけが補正をかけてやっと『飯テロ写真』として成り立つ事が多かったんですよね、

『Pixel 9』に関してはライティングにもよるんでしょうけど白っぽさが改善され、撮って出しの状態でもちゃんと美味しそうに見えますね!

ライティングにもよると書いたのは、室内灯の色によってはどうしても白っぽさが気になるのもあるので、よく言えば『見たままの色』、悪く言えば『不味そう』に見えなくもないです。

ぶっちゃけどの機種でも言えることですが、大事なのは『定価12万を超えている』ということです。それでも解像感やボケ感は自然ですしきれいなのは変わりませんけどね笑

そーすけ的まとめ!

ではここまでスペックや作例について解説してきましたが、最後にそーすけ的に『よかった点』『もう一歩な点』についてまとめていきたいと思います!

そーすけ的よかった点!

  • 簡単かつ手軽にエモい写真が撮影できる!
  • 超音波式指紋センサー搭載で認証速度アップ!
  • トレンドを押さえた『ビルドクオリティ』の高さ
  • 最大輝度向上による視認性の高さ
  • バッテリー増量
  • ディスプレイがより自然な滑らかさに

そーすけ的もう一歩な点、、、

  • 価格に見合わない『スコア』
  • その割に『Pixel 8』から大きな変化がない、
  • Pixel自慢の夜景は『なんかイマイチ』
  • なによりも高すぎる!!!!

あとがき

ということで、今回の記事はいかがでしたか?

まさか同僚が『Pixel 9』をレンタルとはいえ契約するとは思いませんでしたし、少しの間とはいえこうして貸して頂けるだなんて思いもしませんでしたね、ほんとにありがたいです。

とりあえず機種のレビューって「褒めとけばなんとかなる」みたいな風潮があると思うので、割といい事は書くけど悪いとこはサラッと、、、みたいなレビューを見かけることもあるんですが、『Pixel 9』が発表されたとき、価格を見て思わず目を疑ってしまったんですよね笑

もしこの機種を使うことがあれば『厳し目に評価しよう』ということで、今回はそーすけが思ったことを『忖度なし』で書いてみました。『Pixelファンの方』がこの記事を読んでたらごめんなさい、

とはいえ、実際に手にしてみると程よく持ちやすいサイズ感ですし、Pixelの強みでもある『手軽できれいに撮影できるカメラ』『7年間のOSアップデート』『シンプルなOS設計』『豊富なカラーバリエーション』といったちゃんと推せるポイントもありますし、キャリアによっては『1年間36円』でレンタルもできるので手軽に使うこともできます。

気になった方はぜひお近くの家電量販店やショップに聞いてみてくださいね!

ということで、今回はここまで!

また次回の記事もお楽しみに!そーすけでした!

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