【+F FS050W レビュー】モバイルルーターがある暮らし #そーすけのWi-Fi選び

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はいどーも、そーすけです!

7月ももうすっかり終わりですね、それにしたって毎日暑くてうんざりするなぁ、

まぁそれは置いといて、今回は【原点回帰】も兼ねてそーすけが初めて書いた『Wi-Fi選び』の記事の続編として仕事やプライベートで使ってるモバイルルーター『+F FS050W』をレビューしていこうかなと思います。

そーすけ

とりあえず順番にまとめていきましょうかね。(XインスタYouTubeのフォローもよろしくね。)

きゅうり

『#そーすけのWi-Fi選び』ってなんかどこかで聞いたことあるなぁ、

目次

前回のおさらい

【OPPO Pad 3 Matte Display Edition レビュー】幅広くこなせるタブレット

目覚めるコスパ、新たなる剣。【POCO F7】がミドルハイ市場に強烈な一撃を放つハナシ。

なぜ今の時代にモバイルルーター?

そーすけの『日常生活』に欠かせない存在として普段から持ち歩いてるモバイルルーター。ちなみに家にWi-Fiがないという事ではなく、自宅はNURO光 for マンション、実家に帰ればソフトバンク光が引いてあります。

らる

それならぶっちゃけ『テザリング』でも事は足りそうなのでは?

って、この文書を読む前から思った方もいるんじゃないかなと思うんですけど、そーすけの考えとしては『SIMフリーのモバイルルーター』『使い放題の回線』を組み合わせる事で、毎月の携帯料金を最低プランにして料金を下げる狙いがあります。なんか10年ぐらい前の提案手法みたいですよね。

実際にそーすけが普段から使ってる携帯のプランは、ワイモバイルLINEMOを始めとした小容量プランがほとんどで、外でのデータ通信は全てこの『+F FS050W』が賄ってます。

『メリット』と『デメリット』

次に、モバイルルーターを持ち歩く『メリット』『デメリット』について簡単に解説したいと思います。

そーすけ

まずは『メリット』から解説。

  • データ量無制限の回線を複数端末で使える
  • Wi-Fiがない環境でもネットワーク構築が簡単
  • テザリングと違い、安定した通信が可能
  • スマホのバッテリーが温存出来る
  • Wi-Fi対応機器(PCなど)が外でも使える
そーすけ

『デメリット』はこんな感じ。

  • 電池が切れたら詰む
  • 電波が入らない場所では当然使えない
  • 持ち運び式なので充電が必要
  • シングルSIM運用の機種がほとんど

ざっくりまとめるとこんな感じです。

『F+FS050W』について!

続いて、普段から使ってるモバイルルーター『+F FS050W』のスペックを解説していきましょう。

※公式HPより

『+F FS050W』は、ソフトウェアやデータ通信端末を中心に開発してる国内メーカー『富士ソフト』が開発した『5G対応モバイルルーター』になります。

スペックについて

スペック詳細(タップで開閉できます!)
+F FS050W
メーカー富士ソフト
製品画像
販売キャリアSIMフリー
(端末販売のみ)
サイズ/重量120(高さ)×74(幅)×19(厚さ)mm
198g
通信規格5G/4G
通信速度【5G】
最大受信速度:2.8Gbps
最大送信速度:460Mbps

【4G LTE】
最大受信速度:1.6Gbps
最大受信速度:200Mbps
Wi-Fi規格IEEE 802.11 (b/g/n/a/ac/ax)
最大1,201Mbps
2.4GHz/5Ghz帯
Wi-Fi 6対応
対応バンド【5G】
n1、n3、n28、n77、n78、n79
【4G LTE】
Band1、3、8、18、19,26、28、39,41、42
接続台数(無線時)最大32台
USB接続台数1台
連続通信時間5G:約9時間
4G LTE:約11時間
バッテリー4000mAh
(着脱式)
SIMサイズnano SIM×1
eSIM×1※最大8枚まで
(デュアルSIM)
充電規格USB Type-C
(USB3.2 Gen1)
セキュリティWPA-PSK
WPA2-PSK
WPA3-SAE
動作環境動作温度範囲:0°C~35°C
保管温度範囲:-20°C~60°C
国際ローミング非対応
表示言語日本語/英語/中国語
価格36,540円(税込)
※公式サイトから抜粋

機種のスペックについて、簡単にまとめてみました!

『通信面』と『デュアルSIM』

注目する点として、SIMフリーのモバイルルーターとしてはめずらしい『5G通信』に対応してます。

国内向けであれば他にNEC / ZTE / SHARPが5G通信に対応したモバイルルーターを提供してますが、SIMフリー端末の提供は富士ソフトとNECのみです。

また『5G SAにも対応してるので、5G通信の1番のメリットでもある『高速大容量、低遅延、多数同時接続』を可能にしてます。5G SAが利用できるかどうかについては、実際に利用する事業者に確認しておくといいでしょう。

SA方式とNSA方式
  • 『NSA』:4G設備と5G基地局を組み合わせて通信する方式。なんちゃって5G。
  • 『SA』:5G設備と5G基地局を組み合わせて通信する方式。純粋な5G通信。

さらに、国内SIMフリーモバイルルーターでは初となる『eSIM』にも対応。

物理SIMとeSIMの図

これにより、メイン回線となるSIMは『物理SIM』を、メイン回線が圏外などで使用出来ない場合はサブ回線として『eSIM』を設定することで使い分けることが可能です。ただし、スマートフォンのような同時待受状態 (DSDS)ではなく、どちらか片一方の回線を利用する形になります。

『対応バンド』についても、5G/4Gどちらにおいてもドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル全て網羅してるので、使いたいキャリアを自由に選ぶことができます。

マルチキャリア対応。

基本料0円でお馴染みの『povo 2.0』を始めとした基本料の安いeSIMと組み合わせることで、メイン回線の通信障害などに備えることも出来ますね。

並列処理、省電力な『Wi-Fi6』

Wi-Fi規格についても『Wi-Fi 6』に対応してます。

旧規格『Wi-Fi 5』以前では並列での処理が行えず、1つの処理を実行後、次の処理といった『単一処理』しかできませんでした。

Wi-Fi5とWi-Fi6の違い

新規格『Wi-Fi 6』においては、対応機器同士であれば旧規格と混在していても並列での処理が可能となってるのでより早い処理が可能となり、快適に通信が使える以外にも通信をしてない状態では自動的に『スリープ状態』へ移行するので、スマホやPCの電池消費を防ぐことが出来ます。

『シングルバンド』と『デュアルバンド』

安価なモバイルルーターにおいては、2Ghz/5Ghz帯のどちらか一方でしか使えない『シングルバンド』が多く、特に2Ghz帯にしか対応してない製品については5Ghz帯に固定すると接続そのものが出来ず、2Ghz帯に合わせると混線しやすいといった欠点があります。

シングルバンドとデュアルバンド

『+F FS050W』については、2Ghz/5Ghz帯を同時に使用できる『デュアルバンド』に対応してます。これにより、対応規格が異なる機器を同時に接続する事が可能。未だに時代遅れな2.4GHz帯しか使えない製品もあるので、これ結構便利なんですよね。

バッテリー劣化防止の工夫

『バッテリー』に関しては着脱可能となってるので、劣化したら自分で簡単に交換出来るのに加え、バッテリーを外した状態での運用も可能なので、バッテリーそのものの劣化を防ぐことが可能です。モバイルルーターの弱点とも言える「長期使用におけるバッテリーの経年劣化」を防ぐことができます。

この他にも『モード切替』という、使う場面に応じて『Mobile』『Home』『Car』の3モードにワンタッチで切替が出来るので、利用シーンに応じた通信環境が利用できるのは他のモバイルルーターにはない特徴ですね。

モード切替
  • Mobile:持ち運びに適したバッテリーを長持ちさせるモード
  • Home:バッテリーの劣化を防ぎ、通信速度を早める据え置きモード
  • Car:エンジン起動/静止に連動して本体がON/OFFするモード

外観を見ていく

『スペック』についてある程度話したところで、お次は『本体外観』を見ていきましょう!

まずは『本体表面』からチェック!

『本体表面』には約2.4インチディスプレイ電源ボタンを備えます。ディスプレイについては、通信状況データ通信量バッテリー残量を始め、物理SIM/eSIM切替QRコード接続本体設定などの確認が可能です。

なお、ディスプレイにはタッチ機能は搭載されてません。あくまでも確認用ですね。

『本体裏面』にはFUJISOFTのロゴがプリントされてるだけで非常にシンプル。

背面カバーは取り外し可能で、実際に外すと着脱式電池パックが顔を出します。

取り外し方は本体を裏面にした状態で、本体下部にある切り欠きを上方向に引っ張ると簡単に開けられます。なんだか昔のガラケーを思い出しますね笑

ディスプレイを正面として『本体右側面』には、ディスプレイ内の操作を選択するためのSELECT(選択)ボタンENTER(決定)ボタン『本体左側面』には誤操作防止用のキーロックボタンをそれぞれ備えます。

『本体上部』にはストラッブホール穴を備え、背面カバーを取り外すと紐を引っ掛けるための支柱があります。『本体下部』にはUSB-Cポートを備え、充電(入力)モバイルバッテリー機能(出力)のほか、USB接続による通信が可能です。

『管理アプリ』について

端末管理用に専用アプリとして『+F SmartApp』をiOS/Android向けに提供されてます。

+F SmartApp

ルーターの電波強度を測定し、最適な設置場所を確認できる『設置場所アシスト』を始め、『eSIM登録』『ファームウェアアップデート』『Wi-Fi規格/パスワード設定』『データ通信量履歴』などの設定や確認が可能です。

早速スピードテスト

ここからは、使用感としてわかりやすい『スピードテスト』を実施しました。

日常的にそーすけが利用してる楽天モバイルpovo 2.0それぞれの結果を紹介していきたいと思います。

今回電測を行った場所はこちら。

測定端末はWi-Fi 7に対応してる『Xiaomi 14T Pro』を用いて実施。気になる結果は下記の通りです。

メイン回線 (楽天モバイル)

①屋内

②屋外

サブ回線 (povo 2.0)

③屋内

④屋外

そーすけ的まとめ!

では最後に、そーすけ的に『よかった点』『もう一歩な点』をまとめて締めたいと思います。

これまで使ってきた『モバイルルーター』と比較すると、5G接続を含めた通信面での安定性が高く、SIMの自由度も高いので、普段使いにおいては『万能な1台』だと感じましたね。

ですが、全てが完璧というわけでもないので『もう一歩な点』については後継モデルで改善されてたら嬉しいですね。

そーすけ的『よかった点』

  • 『5G SA対応』で高速通信可能。
  • 国内SIMフリールーター初『eSIM対応』
  • 使い分けが出来る『デュアルSIM』
  • 豊富な『対応バンド』
  • 劣化防止/安全性重視の『バッテリーレス』

そーすけ的『もう一歩な点』

  • 操作性が微妙な『管理アプリ』
  • 押し間違え、誤操作が気になる『物理ボタン』
  • 5Gルーターの宿命『オーバーヒート』
  • 設定がちょっと複雑な『eSIM』
  • Notグローバルな『国際ローミング非対応』

あとがき

今回の記事はいかがでしたか?

この記事自体は去年の秋ぐらいから少しずつ進めてたんですが、最新機種の貸出旬のガジェットなど他のレビューを優先して書いた結果、半年以上経ってようやく書き上がりました笑

『+F FS050W』については今からちょうど2年前、りんご通信初期の頃に購入したのでそういった意味でも【原点回帰】って感じがして懐かしさすら覚えますね。いつもと違ったレビューをお楽しみ頂けたのなら何よりです。

正直、大容量プランが主力になってるこのご時世に『モバイルルーター』を使ってる事自体割とめずらしいとは思うんですけど、写真やショート動画の素材を外でアップロードしたり、仲良しのガレンさんめゆさん達の配信を外で観るのにも重宝してます。

この他にも、たまと出掛けた時やあおとくんと発表会に行った時など要所要所でシェアして使えるのは『テザリング』にはない魅力かなと改めて感じました。普段の仕事でもそうですが、5月にたまがレビューした『iPhone 16 Pro』の初期設定やデータ移行でも活躍してますしね。

ということで、今回はここまで!

また次回のりんご通信でお会いしましょう!!

今回レビューした商品

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