今回は、2026年の廉価モデル「iPhone 17e」を実際に購入し、使用してみた感想をお伝えする。
楽天モバイルでお得に購入できるだけでなく、端末単体でも256GBモデルが10万円以下と、コストパフォーマンスに優れたiPhoneである。
結論としては筆者はメイン機としてiPhone 17 Proを使用しているため、17eへ乗り換えることはできない。
しかし、多くの人に自信を持っておすすめできる一台であることは間違いなかった。
前回のおさらい
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1.持ち運びに優れる。筐体の質感も抜群
iPhone 17eはiPhone 13をベースとしているため、横向きのFace IDにも対応し、発色の良い有機ELディスプレイを備える。


6.1インチのディスプレイは視認性と操作性のバランスが良く、本体も手に収まりやすいサイズ感である。持ちやすさと扱いやすさを両立しており、改めて完成度の高いサイズだと感じた。


スマートフォンのスタンダードといえる、まさに「ちょうどいいサイズ」である。


先代のiPhone 16eにおける大きな弱点は、MagSafeに対応していなかったことである。
一方、iPhone 17eでは最大15WのMagSafe充電に対応した。MagSafeアクセサリーを利用できるようになったことで、使い勝手は大きく向上している。
実際に、PITAKAのMagSafe対応スマホリングをつけてみた。


ただし、充電速度は上位モデルには及ばない。
iPhone 16シリーズから無印、Proが最大25WのMagSafe充電(Qi2.2対応)に対応しており、iPhone 17eは廉価モデルとしての差別化が図られている。
2.カメラは単眼だが、悪くはない
iPhone 17eのカメラはシングル構成で、4,800万画素(1/2.55型)、F1.6の広角カメラを搭載する。使用されているセンサーは、iPhone 16 Pro/17 Proの超広角カメラと同じものとされている。


作例
実際に撮影してみると、等倍であれば画質に不満はなく、自然な色味で撮影できる。
シャッター速度やピント合わせも快適で、気軽にシャッターを切れる印象であった。


▼また、iPhone 17eは2倍のロスレスズームに対応する。これは高画素センサーの中央部分を切り出すクロップズームを利用したものである。
ただし、等倍と比べると解像感はやや低下し、細部の粗さが気になる場面もあった。




夜景作例
夜景撮影も基本的な画質は良好で、夜らしい雰囲気を残した写真を撮影できる。オートモードで撮影することが多かったが、ナイトモードへ切り替わる場面は少なく、通常撮影のままでも十分に明るく撮影できることが多かった。






▼電飾看板の白飛びProモデルと遜色ない性能がある。




▼上記の写真をiPhone 17 Proと比較をしてみる。


▼拡大すると17eのほうがわずかに加工感が強い。しかしながらどちらも悪くないだろう。


ズーム性能
iPhone 17eのズームは最大10倍のデジタルズームである。望遠カメラのあるProモデルと比べると大きな差がある。しかしながら、文字は何とか読めるレベルで補正がされているのは驚いた。
数年前の無印モデルを大きく上回る画像処理の進化が感じられた。


室内物撮り


先代からの進化点が、人物以外のポートレート撮影に対応した点。実際にフィギアを撮影してみた。


▼以下がiPhone 17 Proと比較した画像。背景ボケはうまく表現されているが頭部の角が切れてしまった。


Proモデルでも角の処理には苦戦しており、iPhone共通した弱点といえる。


3.Proと変わらないスピーカー性能


iPhone 17eがハイエンドモデルの領域に踏み込んでいると感じたのは、スピーカー性能である。音圧、音質ともに廉価モデルとは思えないほど完成度が高く、迫力のあるサウンドを楽しめる。
実際にiPhone 17 Proと聴き比べてみても、音の厚みやバランスに大きな差は感じられず、音質面で見劣りすることはなかった。
動画視聴はもちろん、音楽をスマートフォン単体で楽しみたい人にも十分満足できるクオリティである。
4.動作は快適。それでも60Hzは気になる


iPhone 17eに搭載されるA19チップの性能は期待どおりであり、日常操作はもちろん、ゲームやマルチタスクなど高い負荷がかかる場面でも待たされることはほとんどなかった。
一方で、リフレッシュレートは60Hz固定である。そのため、120Hz表示に慣れている筆者にとっては、スワイプやスクロール時の滑らかさはどうしても気になった。
視差効果を減らし、アニメーションを簡素化することで違和感はある程度軽減できるものの、それでも120Hzとの差を意識する場面は少なくない。
とはいえ、60Hz表示が気にならないのであれば、本機の評価は大きく変わる。物価高やメモリ価格の高騰が続く現在、10万円以下でこれほど快適にゲームをプレイできるスマートフォンは数少ない。
コストパフォーマンスを重視するのであれば、有力な選択肢として積極的に検討したい一台である。


5.画面出力には非対応。しかし、多くの人は困らない


iPhone 17eは、iPhone 16eと同様に有線での画面出力に対応していない。そのため、外部モニターへ有線接続して画面をミラーリングしたり、プレゼンテーションを行ったり、大画面で動画を視聴したりすることはできない。
実際、ビジネスシーンでは画面出力を活用しているユーザーもいるため、そのような用途を想定している場合は注意が必要である。また、AIグラスなど、有線でスマートフォンと接続して利用する製品を検討している人も事前に対応状況を確認しておきたい。
一方で、筆者は普段から画面出力を利用する機会がほとんどなく、実際に使っていて不便を感じる場面はなかった。
こうした機能を日常的に利用しないユーザーであれば、画面出力非対応は大きなデメリットにはならないだろう。


なおiPhone 17eのUSB-CはUSB2.0である。有線で大容量データを日頃移動する機会がある場合、若干遅く感じるだろう。
まとめ


iPhone 17eは、10万円以下で購入できるiPhoneとしては完成度が非常に高い一台である。
持ちやすい6.1インチの筐体や質感の高さに加え、A19チップによる快適な動作、価格以上のスピーカー性能など、日常的に使ううえで不満を感じる場面はほとんどなかった。


カメラはシングル構成ながら等倍撮影では十分な画質を備え、多くのユーザーであれば満足できる仕上がりである。
一方で、2倍ロスレスズームの解像感や60Hz固定のディスプレイ、有線での画面出力非対応といった割り切りは存在する。特に120Hz表示に慣れているユーザーは、スクロール時の滑らかさに物足りなさを感じるだろう。


しかし、それらの仕様を受け入れられるのであれば、本機のコストパフォーマンスは非常に高い。物価高が続く現在、10万円以下でここまで快適な性能を備えたスマートフォンは貴重な存在である。
メイン機としてハイエンドモデルを使う筆者が乗り換えたいとは思わなかったものの、多くの人に自信を持っておすすめできるiPhoneであることは間違いない。楽天モバイルでお得に使うのもよし、Apple Storeで一括購入もよし。
- 使いやすいサイズ感が魅力
- シンプルなデザインが美しい
- サクサク動く
- スピーカー性能がとても良い
- リフレッシュレート60Hzが残念
- 超広角カメラがない
- eSIMのみの対応
- 楽天モバイルがお得
文・写真 あおと
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