【はじめてのスマホ購入】現役ケーショ店員が伝えたい『契約で失敗しない豆知識』

実は最近、上手くいかないことばかりで辛いです( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )🥺

そのせいなのか、夜は眠れないか、気絶したように寝落ちするかのどちらかが続く毎日です笑

まあそれはこの際置いといて、今回は「携帯ショップに来店する際の注意事項」や「意外と知らない持ち物」などについてのあれこれを『現役ケーショ店員』がお話して行こうかなと思います！

最後まで読んで頂けると嬉しいです！

前回のおさらい！

【フィルタリング】って『意味ない？』『うざい！？』ちょっとまって！現役ケーショ店員が必要性を解説！

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まずは『来店時』の注意事項

では最初に、『来店時の注意事項』について話していこうと思います！

来店予約

まず、店舗へ来店する際は事前に『予約』をしておくのがおすすめです！

2024年現在、かつて大流行していた「新型コロナウイルス感染症」自体は以前と比べると収束してきてはいますが、それ以前のお話として、私たちケーショ店員はお客様1人1人に対し、真摯に対応させて頂いてます。このお仕事は『人対人』のやりとりということもあって、対応や手続きがどうしても長引いてしまうこともあります。

 各ショップにおいて、手続き内容で『時間枠』が決まっている場合がほとんどですので、円滑にショップ運営を行うために毎日その枠に沿って店舗を運営しています。なので、一見暇そうに見えたとしても、実は次の予約のお客様の準備をしていたりします。

「ちょっと聞きたいことが…」といったことがあるかもしれませんが、いま一度店舗の混雑状況や予約の空き状況などの『確認の電話』や、各公式HPから『来店予約』を入れるのが待ち時間もなくスムーズだと思います！

分からない所の質問

実際にご来店頂くお客様の中には、「スマートフォンの操作について」や「契約や料金について」分からない事や疑問に感じた点があって相談したいとご来店いただくお客様はたくさんいらっしゃいます。

しかし、1つだけ覚えておいていただきたいのが、我々ケーショ店員で説明出来るのは『あくまで我々がわかる範囲』ということです。各ケータイキャリアが提供している『自社サービス』の事であればもちろんわかりますが、他の会社様が運営しているサービスについては基本わかりません！笑

わからないと言うと語弊がありますが、間違った知識をお客様に伝えてしまい却ってお客様に『不利益』を与えてしまう可能性もあるので、あくまで『自社サービス』についてはお答えさせて頂き、どうしてもということであれば専用の同意書を頂いた上で、お客様で分かる情報(登録しているメールアドレスやID/パスワードなど)を元に対応を行う場合もあります。

なので、決して冷たくしているわけではなく、あくまでもわかる範囲での回答やお客様にとって不利益にならないよう、細心の注意を払っていることを分かって頂けるとありがたいです。

『来店時』の持ち物

続いて、『来店時の持ち物』についてです。

前提として、「契約情報＝個人情報」になるので、実際に手続きをしたい場合は『契約者本人』がショップに来店頂く必要があります。もし来店が難しい場合は、後述する『代理人受付』にて流れを解説します！

『個人契約』のお客様

契約者自身が来店している場合の持ち物として必要になるのは下記の通りです。

• 本人確認書類(運転免許書/マイナンバーカード/パスポートなど顔写真付きの物)
• 現在使用している携帯電話(なりすまし防止の為)
• キャッシュカード/クレジットカード/預金通帳+印鑑(なりすまし防止の為)

上記3点は『個人契約時』に必要な持ち物になります。『本人確認書類』についてはコピーは不可で原本のみになります。また、書類の内容によっては『補助書類』と呼ばれる書類が別途必要になります。

『補助書類』については下記の通りで、いずれも「発行から3ヶ月以内」の物が必要です。

• 公共料金の請求書/領収書(電気/ガス/水道/NHKなど)
• 官公庁発行の印刷物(納税通知書/車検証/投票所入場券/児童手当認定書など)
• 住民票(写しでも可)

また、『本人確認書類』と『補助書類』との組み合わせについては下記の通りです。

組み合わせ一覧
本人確認書類	補助書類の有無	注意点など
運転免許証	不要	国際免許は不可。 仮免許証/運転経歴証明証も『運転免許証』として扱う。
マイナンバーカード		通知カードは不可。
日本国パスポート	不要※	※2020年2月4日以降発行の新型パスポートは補助書類が必要。
健康保険証	必要	新規契約時など、一部業務は受付不可。 (未成年を除く)
年金手帳	必要	表紙がブルーの物は受付不可。 オレンジは可。 (発行時期:S49/11月〜H8/12月まで)
身体障がい者手帳 療育手帳 精神障がい者保健福祉手帳	不要	特になし
在留カード	不要※	※在留期限がある場合、外国パスポートの持参が必要。
特別永住者証明書

注意点として、補助書類が不要な書類でも住所が現住所(記載住所)と異なる場合は『補助書類』が必要となります。

『法人契約』のお客様

『法人契約時』においては上記3点に加え、下記の書類が必要となります。

• 法人証明書類いずれか1点(登記簿謄本/現在履歴事項証明書/印鑑証明書)
• 在籍確認書類いずれか1点(名刺/社員証/社会保険証)
• 法人口座/法人名義のクレジットカード
• 法人印(分割契約を結ぶ場合)

『代理人受付』について

ここまでは『契約者本人』が来店して手続きする場合の必要書類について案内しましたが、契約者が遠方に住んでいるなど来店そのものが難しい場合においては『契約者以外(代理人)』での受付が可能です。

まずは代理人の定義についてですが、下記の通りです。

• ご家族
• 施設関係者(障がい者養護施設などに入所の場合)
• 後見人(未成年後見人/成年後見人/保佐人/補助人)

『代理人受付』で手続き出来る業務は『契約者本人』が来店して手続き出来る業務と比べると異なり、一部例外はあるものの『新規契約』や『他社からのMNP転入』、『暗証番号の変更』に関する業務については受付不可となります。

必要書類については下記にまとめますが、どのキャリアも必ず『委任状』と『現契約者の本人確認書類』もしくは『現契約者の後見人等証明書類』が必要になります。

docomo

• 来店者(代理人)の本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカードなど)
• 契約者の本人確認書類(コピー不可)
• 契約者が直筆した委任状

 同意書/委任状はこちらから→https://www.docomo.ne.jp/support/consent_form/

au/UQモバイル

• 電話機本体(auICカード対応機の場合は、本体＋auICカード)
• 来店者(代理人)の本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカードなど)
• 契約者の本人確認書類(コピー可/分割支払いで購入する場合のみ)
• 委任状
• 家族関係証明書(戸籍謄本等が必要になる場合があります。)

 同意書/委任状はこちらから→https://www.au.com/support/service/common/document-dl/

SoftBank/ワイモバイル

• 電話機本体(なりすまし防止の為)
• 来店者(代理人)の本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカードなど)
• 契約者の本人確認書類(コピー可)
• 委任状
• 家族確認書類(名義変更など)

同意書/委任状はこちらから→https://www.softbank.jp/shop/support/necessary/agreement/

楽天モバイル

• 来店者(代理人)の本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカードなど)
• 契約者の本人確認書類(コピー可)
• 家族確認書類(別居の場合)
• 委任状
• 楽天ID/パスワード(新たに契約者となる方のもの)

委任状はこちらから→PDFデータ(外部リンク)

すべての代理人手続きにおいて『委任状』が必要となっています。基本的には不正防止の為『契約者本人』が直筆したもののみとなりますが、例外として『契約者本人』に電話が繋がる状態で了承が取れる場合や、身体が不自由(骨折等含む)で『委任状』そのものの記入が難しい場合においては『代筆』での記入も認められています。

『委任状』は各キャリア毎にフォーマットが定められているので、基本的にはキャリアのホームページより印刷か店舗に取りに行くのがいいでしょう。ホームページのリンクについては記事内にリンクを用意したので、是非活用頂けますと幸いです！

『委任状』や『持ち物』を忘れた場合に起こること

このように、書類を忘れてしまうと受付自体が出来ないので再度時間を調整して来店する必要があり、お客様ご自身の時間と手間を掛ける形になります。我々の業界では『書類不備』と呼ばれていますが、『代理人受付』で契約者が遠方の場合は書類が揃うまで更に時間を要する場合もあり、お客様自身の負担やストレスになることも、、、

• お店によってはそもそも受付してくれない
• それによる予約の取り直し、リスケジュール
• 契約者に電話確認や書類の準備が必要

また、『委任状』についても指定箇所の記入漏れ等がある場合は『契約者本人』へ電話確認が必要となり、わざわざお時間を空けていただいて『委任状』を書いていただいたとしても、受付まで時間がかかる場合があります。

不備が無いよう準備して頂くのに越したことはないですが、もし不安等あれば事前にお電話や公式HPで確認頂くか、来店予約時にメモ等ご入力頂くことで店舗から『事前架電』にてお客様にご連絡の上お伝えすることも出来ます。

『なりすまし』とは？

最後にここ最近問題になっている『なりすまし』について解説していきます。

『なりすまし』とは読んで字の通りで「契約者本人を装って手続きを行うこと」を指します。

このように、本来警察に届けなくてはいけない『本人確認書類』を始めとした身分証や『支払方法』に使用する『キャッシュカードやクレジットカード』を悪用し、本人に「なりすまして」スマホを契約→詐欺やサイバー犯罪といった2次被害に繋がる危険があります。

また、新規契約以外にもこういった『なりすまし被害』が横行しており、契約者本人になりすまして『SIMカード』の再発行を行い、電子決済やアプリ内課金などで不正利用される被害や『回線の解約』『MNP転出』といった被害も数多く報告されていると言われています。

『なりすまし対策』について

2024年現在、『なりすまし対策』として『本人確認強化』と呼ばれる業務を実施しています。

具体的な内容としては

• 契約している電話番号への架電
• 自局電話番号の表示

①②が端末故障等で確認不可の場合

• 本人確認書類を1点追加でご提示頂き目視確認
• 支払方法が口座振替/クレジットカードの場合、支払先に設定済のキャッシュカード等の原本提示

が必要となります。

『なりすまし』については我々スタッフでも目視にて確認させて頂いてはいますが、機械を通しているわけでは無くあくまでも『人対人』になりますので、お客様ご自身にもご協力頂くことで未然に防ぐことが出来ます。

今回のまとめ！

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