格安スマホの新たな選択肢『あんしんファミリースマホ』を実際に使ってレビューしてみた!

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はいどーも、そーすけ(@sosuke_0311)です!

もうすっかり夏ですねぇ、、、なんだか時間の流れがほんとにあっという間に感じる今日このごろではありますが、まあそれは置いといて今回の記事についてですね!!

先月、休止中のたま(@vivooroku)に書いてもらった【りんご通信”初”企業案件】の今回は第2弾!ということで、Libero Flipと同じタイミングでZTE JAPAN様(@zte_japan_ter)からお貸し出し頂いた『あんしんファミリースマホ』のレビューをしていきたいと思います!!

先月の3週目に書いた『OPPO A79 5G』に続いて今月も格安スマホ、いわゆるローエンド帯端末のレビューになりますが、最後までお付き合いいただければ!!

それでは早速本編へ!

目次

前回のおさらい!

『Google Pixel 8a』と『Redmi Note 13 Pro+ 5G』、ミドルスマホ決定戦。

−急速充電器− これがいいし、これでいい【UGREEN Nexode X 100W レビュー】

そもそも『あんしんファミリースマホ』って?

ガジェット界隈に長くいる方なら1度は耳にしたことがあるとは思いますが、ソフトバンクでは昔、Androidベースでらくらくフォン的なスマホ『あんしんファミリーケータイ(Huawei製)』という機種を扱ってたんですよね、、、

204HW(Huawei製)

それもあって、最初この機種名を聞いたときに「ん?あれこれって昔売ってたやつと名前近くね?」って思わず身構えてしまったんですが、実際に発売されたのはワイモバイルで先に販売されてる『Libero 5G IV』のマイナーチェンジモデルということで、そんな『Libero 5G IV』とどの程度違いがあるのかも合わせて解説していこうと思います!

スペックについて

そしたら早速スペック解説に!

『あんしんファミリースマホ』『Libero 5G IV』の違いについてもここで比較していきたいと思います!まったく同じ機種にみえますが、実は細かいところに違いがありますので見比べてもらえれば!!

機種比較
機種名あんしんファミリースマホLibero 5G IV
機種画像
販売キャリアソフトバンクワイモバイル
サイズ/重量166×77×7.9mm/184g
(外部ストレージ:最大1TB)
166×76×8.6mm/194g
(外部ストレージ:最大1TB)
SoCMediaTek Dimensity 700
オクタコア(2.2GHz+2.0GHz)
メモリ/ストレージ4GB/128GB
バッテリー4420mAh
搭載OSAndroid 13
ディスプレイ6.7インチ
FHD+/1,080×2,400
有機EL
6.6インチ
FHD+/1,080×2,408
TFT(液晶)
カラーホワイト
ブラック
ラベンダー
ホワイト
ブラック
ブルー
防水/防塵対応(IPX5/7/IP6X)
アウトカメラメイン:5000万画素

深度:200万画素

マクロ:200万画素
インカメラ800万画素
生体認証顔認証
画面内指紋認証
顔認証
側面指紋認証
 オーディオモノラルスピーカー
おサイフケータイ対応
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac
BlueTooth5.1対応
SIMサイズnano SIM/eSIM
発売時期2024/2月2023/12月
販売価格21,996円(税込)21,984円(税込)
※ZTE公式HPから抜粋

とりあえず2機種のスペックについてまとめてみました!!『基本スペック自体』はみてわかる通りほとんど差がありませんね、、、

ではまず『SoC』についてですが、ローエンド帯でおなじみのMediaTek製“Dimensity 700”を採用。これは昨年販売されていた『Libero 5G III』から続投となってます。

次に『メモリ』ですが、両者とも“4GB”とこちらも前モデルから据え置き。『ストレージ』については“128GB”とこちらは前モデルから2倍に増えてます!なので写真をたくさん保存したり、アプリをたくさん入れてもまず困ることはないですね!

『ディスプレイ』については明確に違いがあり、Libero 5G IVについてはTFT(液晶)ディスプレイに対し、あんしんファミリースマホについては有機ELディスプレイと差別化が行われてます。また『生体認証』についても、Libero 5G IV側面電源ボタンと一体型の指紋認証に対して、あんしんファミリースマホ画面内指紋認証とこちらも差別化が行われてますね。

あとは細かい点ではありますが、Libero 5G IVには通知を知らせるための『LEDランプ等』はついてませんが、あんしんファミリースマホについては上部カメラリング内『LEDランプ』が内蔵されてます。LEDランプのカラーについても、『設定』→『通知』→『通知LED』から細かく変更できるようになってます!

ホーム/ロック設定について

あんしんファミリースマホの特徴として、シニアでも使いやすいよう『シンプルモード』が用意されてます。シンプルモートはこれまでシャープ製品を始めとした『国産ブランドの端末』に多く見られ、XiaomiOPPOといった海外メーカー製品にも搭載されていますが、あくまでもアプリ配置の拡大化のみに留まってました。

ホーム画面のレイアウトは下記の写真の様に『グリッドの変更』『レイアウトの固定』『画面ループ』など幅広く用意されてます。

ホーム画面モードを開くと

  • ホーム画面のみ表示(一部アプリとドロワー配置)
  • ホーム画面と全てのアプリの表示(全アプリ配置)
  • シンプルなホーム画面(シニアモード)

の3種類に対応してるので、自分の好みや使い方に合わせて変更が可能です。

それぞれのホーム画面はこんな感じになります。『シンプルモード』については他社のシニア向け製品にもある『短縮ダイヤル』が3件まで設定できます。注意点としては、一般的なシニア向けスマホの場合『短縮ダイヤル』→『番号選択』→『発信』と1クッション挟む形になるので誤発信を防止できますが、このシンプルモードは1クッション置くことなく押した瞬間に設定した連絡先に電話が掛かってしまうので注意が必要です。

あんしんファミリースマホはAndroid 13ベースのカスタムOS『MyOS』を採用してることもあってか、ホーム画面の設定には『壁紙』『アイコンの形状やデザイン』『アニメーション速度』など細かく変更できるようになってます。ロック画面についても、有機ELを活かした『常時表示機能』『時計のデザインや歩数計設定』『指紋認証のアニメーション』と自分のスタイルに合わせて細かく変更が可能です!

ベンチマークスコアについて

いつも通りベンチマークスコアについても解説していきましょうかね!

ということでこちらが結果になりますが、約36万点と先月レビューした『OPPO A79 5G』とほぼ変わらないですね。まあローエンド帯のスコアは平均的にこんな感じですね、、、

このぐらいの点数であれば、ブラウジングSNSの閲覧地図検索を始めとした基本的な作業においては事足りますし、ゲームに関してもゴリゴリの3Dゲームでなければ必要十分ではないかと。

実際の作例でも

ここからは実際にそーすけが撮影した作例を紹介していきたいと思います!

ZTEの機種に関しては、6月にたまがレビューした『Libero Flip』や、4月にPirukuru(@RTX4045)がレビューしてくれた『Nubia Z50』に搭載されてる『フィルター機能』がとてもおもしろかったので、今回の『あんしんファミリースマホ』に搭載されてる『フィルター機能』で撮影した写真についてもいくつか紹介したいと思います。

それでは、さっそく始めていきましょう!

メインカメラ

まずは『メインカメラ』で撮影した写真になります!

カメラには他社製品同様『AIモード』があり、設定で切り替え可能になってます。今回撮影した写真は全てAIモードをオンにした状態で撮影しましたがどうでしょう、、、?

Dimensity特有の青みが目立つ写真ではありますが、決して見れない写真ではないかとそーすけ的には思います。普段からハイエンドで慣れてるのもあり、いまひとつ『物足りなさ』を感じはしますが、初めてスマホを手にする人からしたら値段の割には必要十分な描写力ではないかと。

フィルター機能で遊ぶ

お次は作例冒頭でも触れた『フィルター機能』で撮影した写真になります!

残念ながら『Libero Flip』『Nubia Z50』ほどバリエーション豊富とまではいきませんが、どことなく昔のカメラで撮影したような「インスタント」を始め、万華鏡のように被写体を反射させる「カレイド」、漫画のような写真が撮れる「コミック」など多数のフィルターが用意されてます。

これだけでも写真を撮るのが楽しくなりそうですね!

マクロ

以前レビューした『OPPO A79 5G』には搭載されてない『マクロカメラ』が搭載されてるので実際に撮影したものがこちらです!

有効画素数は200万画素実用性があるかといえば正直微妙なとこではありますが、同価格帯のモデルにおいてはコストカットされることがほとんどですし、ハイエンドにあるような『テレマクロ』なんて使えませんが、初めてスマホを持つ層にとっては写真の幅が広げられるって考えたら必要十分なのではないかな〜と。

ポートレート

続いて『ポートレート』撮影した写真になります!

これ最初はわからなかったんですが、あんしんファミリースマホに搭載されてる「ポートレートモード」は人物撮影にのみ有効で、「あれ!?ポートレートモードにしてんのに全然撮れないやんけ!?」とそーすけ自身戸惑いましたね、、、笑

ボケ感についてはなんと『絞り調整』ができるので撮影前に調整が可能です。格段悪くはないんですが、なんだろ、、、どことなくデジタルで無理やり補正してる感が否めないんですよね。写真を普段からやってる目線でみてしまうからなのかなんでしょうけど。普通の人がみたらもしかしたらあんまり気にならないのかもしれませんが、、、

ちなみに、人物以外をポートレート撮影する場合は『背景ぼかし』というカメラモードでの撮影になります!ここは統合してあったほうがそーすけ的にはわかりやすいかなと笑

#飯テロ通信

『#飯テロ通信』についてもここで紹介!

デジタル感は強く、どことなく物足りなさを感じますが割と美味しそうに撮れてますね。これも正直ハイエンドで慣れてるところがあるのかもしれません。

料理を美味しそうに撮影するのにあたって『明るさ』が必要になるんですけど、この価格帯でこれだけ明るく補正できてるのであれば十分かなと。

夜景

最後は毎度おなじみ東京駅の夜景を撮影した写真になります!

以前レビューした『OPPO A79 5G』『moto g53y 5G』と比較するとどことなくノイジーさはありますが、これはこれで『味』としてみたら見れる写真かなと感じましたね。

実は1枚だけ、カメラ機能のひとつにある『スーパーナイトモード』で撮影しましたが、どことなくレトロカメラというか『トイカメラ』で撮影したような雰囲気で好みですね。

処理まで少しばかり時間が掛るので、サッと出して撮影する!には向かないですけどね、、、笑

そーすけ的総合評価!

ということで、最後に実際に使用してみての総合評価になります!

メーカーさんからは『忖度なし』で構わないとのことなので、そーすけ的によかった点微妙な点をまとめていきたいと思います笑

そーすけ的よかった点!

  • 価格帯
  • 必要十分な機能
  • 豊富なカメラフィルター機能
  • シンプルホーム

価格帯

まずは『価格帯』です!定価でみても21,984円とお安いんですが、「有機ELディスプレイ」に加え「画面内指紋認証」にも対応しての価格と考えたら割と破格ではないかと!

また、ほとんどの店舗において新規(スマホデビュー)/MNP(番号移行含む)であれば一括1円と考えるとだいぶお求めやすいですよね!?

必要十分な機能やデザイン

前モデル『Libero 5G III』からIP67と防水機能が上がり、より普段使いに適しましたね!デザイン面もそうですが、本体重量も軽量化され、207g→184gと20g近く軽量化されてます。地味な変化かもしれませんが普段使いにおいて重さって重要だと思うんですよね!

また、デザイン面においても前モデル『Libero 5G III』やマイナーチェンジモデル『Libero 5G IV』と比べ、高級感ある質感となってるので、決して安っぽさを感じません。

豊富なカメラフィルター機能

作例でも触れましたが、『フィルター機能』が充実してる点は素直に評価できます!色味を変えるフィルターは他の格安モデルにも搭載されてますが、「カレイド」「コミック」といったユニークなフィルターが搭載されてるのはあまり見掛けないですね、、、

価格の割に面白みがある写真が撮れるのも意外なウリかもしれませんね、、、

シンプルホーム

最後は『ホーム設定の充実さ』です!シニアに向けた「シンプルホーム」があることで、初めてスマホを持つであろうご年配の方や、操作が苦手な方でも扱いやすくなってるのは売り手側としては評価高いですね!!

もちろんアニメーションレイアウトアイコンデザインも設定から自由に変更できるので、幅広い層をターゲットにできるなと感じました!

そーすけ的微妙な点

  • スペックが据え置き
  • 通知LED
  • シンプルホームの短縮ダイヤル

スペックが据え置き

スペックについては前モデルから据え置きですが、同世代の『OPPO A79 5G』がリネームとはいえ後継SoC“Dimensity 6020”を搭載してるので、コストの兼ね合いで仕方ないことではありますが、ここはもう少し欲しかったところですね、、、

特に、今後のライバル機になり得るだろうレノボ傘下のFCNT製『arrows We2』“Dimensity 7025”を搭載することを考えると少し厳しい戦いになりそうな気もしますね、、、

通知LED

スペック面でも触れた『通知LED』ですが、明るいところだと正直気づかないことが多いです。そもそも背面に付いてるので、裏を見ないとわからない点はそーすけ的に結構微妙というか、正直なくても困らない機能かなと思ってしまいますね、、、

シンプルホームの短縮ダイヤル

『シンプルホーム』についてはよかった点でも触れてはいますが、『短縮ダイヤル』についてはマイナス点です。理由はホーム設定についてでも触れてますが、『短縮ダイヤル』を押した瞬間に掛かってしまうのは操作に疎い高齢者にとって誤発信の原因になりえるかなと感じました。

『シニア向けスマホ』を元から作ってるシャープ京セラは誤発信防止の工夫として、登録してある電話帳を一度表示してから発信することができるので、今後のアップデートで改善されることに期待しましょう。

あとがき

いかがでしたか?

6月5週目にたまが書いてくれた『Libero Flip』と合わせてZTE様から端末をお貸し出し頂いたんですが、その時にメーカーの営業さんから「是非若い方の意見を聞きたい」との要望があったので、たま『Libero Flip』のレビューを任せ、そーすけ『あんしんファミリースマホ』を担当する運びになったんですよね。

実は正直な話、「書くことがない、、、(失礼)」と、書き始めた頃は思ってましたし(超失礼)たまにLINE「予言します、そーすけこれおじいちゃんなどにおすすめってかきます」って予言されちゃったので、まあそんな感じになるかな〜とそーすけ自身も思ってた(本当にすみません)んですが、実際に書いてみると細々としたスペックの違いや、『フィルター機能』などちゃんと書くことがあって気が付いたら6000字ぐらい書いてましたね笑

さてと、この記事のあとがきはこんなところで8月の話でも。8月については5週あるので、あおとくん(@aoto_sumaho)が作ってくれたストックから1記事と、実はこの記事を書き切った6月時点で【りんご通信】とある企業様から案件を頂きまして、そのレビューを出す予定です!本当にありがたいですね、、、

製品レビューについては【準レギュラー】たわくん(@TaWaLL_FloWeR)にお願いする予定なのでお楽しみに!まあたわくんにレビューさせる時点で、どういう系統の記事かはりんご通信を普段から読んでるみなさんならすぐおわかりになるんじゃないかな〜と笑

そーすけ自身はこの機会に、レビューしてからちょうど1年経つハイエンド『AQUOS R8 pro』の長期レビューを予定してます。すでにこの記事を書き終わってる時点で大半は書き終わってるんですけどね笑

とまあこんな感じですが、来月のりんご通信も楽しみにしててもらえれば!

ということでそーすけでした!ばいばーい!

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