【注意喚起】ケーショ店員が考える、フィッシング詐欺に遭わない為の『正しいググり方』

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おはこんばんにちわ、ウィス(@wis_ringonews)です。

今回の記事についてですが、普段とは『少し違った内容』について書いてみたいと思います。

この記事については「スマホやパソコンなどの操作が苦手な方」や、「ご高齢の方とそのご家族の方」にぜひ見ていただけたらなと思います。というのも、以前身内が『フィッシング詐欺』に引っかかってしまい実際に被害に遭った事がありました。

今回は、そんな身内で実際に起こってしまった『フィッシング詐欺』の内容や手口について私なりに解説していきたいと思いますので、最後までお付き合い頂ければ。

目次

前回のおさらい!

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実際に遭った『被害』と『内容』

では早速本題に。

結論から話すと、パソコンを使っている時に突然「ウイルスが入った!」というような警告画面が出て、「今すぐここに電話してください」というような内容でした。

ちなみによくニュースなどでも話題になる『フィッシング詐欺』とは、大手の会社を語った偽のページなどで『個人情報』『クレジットカード情報』を入力させ、悪用する詐欺のことです。

我々携帯ショップ店員は、普段からお客様に「変なメールや広告が、、、」といった内容の相談も受けているので、一瞬で詐欺だということに気が付くのですが、見慣れていない方からするとビックリしてしまいます。

こういった『広告』『メール』などを見て、慌てて電話をかけてしまうと、相手はこうしたら直せるから」「とにかく一刻も早くお金を払うようにと言葉巧みに誘導してきます。

何もわからない状態の人に対してあれこれ言うことで、所謂『パニック状態』に陥らせるのが基本的な手法の1つで、パニック状態では正常な判断が出来なくなってしまい、こういった詐欺に引っかかってしまいやすくなります。

実際に身内が被害にあった時は、『Microsoftの担当者』を騙ったフィッシング詐欺で、なんと「遠隔操作でビデオ通話を繋がれて、実際に顔を見て話した」そうです。その相手は「日本語ペラペラな金髪のお姉さんだった」ようで、身内も『Microsoftの人』だと信じてしまうという、、、笑

なんとかしたければ、今すぐiTunesカードを購入して、コードをこちらへ送ってくださいというものでした。被害に遭った身内から私に電話がかかってきた時は気が動転していて、『Microsoftの担当者』を名乗る人物から説明された内容を聞いて、およそ0.5秒で詐欺だと気付いた私は、購入したiTunesカードのコードを見せたかどうかすぐに聞きました。

結果、すでにコードを相手に見せた後だったので、もう全て終わった後だと悟りました。

ちなみに、昔からクレジットカードでの詐欺被害が多いと言われていますが、近年ではカード会社が不正利用対策として『3Dセキュア』『2段階認証』といった対策等を厳格化しているので、実は悪用されにくいんですよね。

仮にもし悪用されてしまったとしても、『不正決済補償』などが標準で付いているカードも多いので、実害には繋がりにくいですし、発覚した時点で「利用停止」→「カード番号/有効期限等全て変更」になり新しいカードが送られてきます。

こういった時代の流れから、最近では身内が被害にあった『ギフトコード詐欺』が増えてきているようなので、詳しくない方はぜひ気を付けてください。

ちなみに『ギフトコード詐欺』はAppleやGoogleに問い合わせても返金される事はありません。

それはそうですよね、『Apple』『Google』からしたら、この手の問い合わせ自体が詐欺かもしれませんし、完全に「第三者」なので知ったこっちゃありません。

正常な判断が出来ていれば、「MicrosoftなのにiTunesカード???笑」と気付けるはずなんですが、どうしてもパニック状態になっていると、悪意のある人間に騙されてしまいます。

タイトル回収『正しいググり方』とは

さて、ここから『タイトル回収』ということで、

ケーショ店員が考える正しいググり方

について書いていきます。

今となっては身近になった『検索』ですが、この記事を読んでるみなさんは使いこなせてますか?今回起こった『フィッシング詐欺』から学べる事は、なんでも違和感を感じたらすぐググる(検索すること)」クセを付けましょうという事です。

例えばですが、

  • 知らない電話番号から電話がかかってきた『その電話番号で検索』
  • 覚えのない荷物の不在通知が届いた『そのままコピーして検索』
  • ウイルスが入ったというページが出た『書いてある文章をそのまま入力して検索』

あくまで一例でしかないですが、大切なのはそのまま検索するという事です。

『電話番号』がわかりやすいと思いますが、電話番号を検索する時にあえて1ケタ違う番号にして検索しないですよね?ご自身が違和感を感じるものに遭遇した時には、文章の場合はそのままの文言で検索するようにしましょう。

これは『詐欺以外』にも言えることで、何かを検索する時につい自分の主観が入って文章を作ってしまう人は多いといわれています。しかし、相手は『人間』ではなくあくまでも『検索エンジン』なので、出来るだけありのままの方が答えに辿り着ける可能性は高いです。

最近では『ChatGPT』といった、AIで会話機能や回答をしてくれるツールも増えてきています。ですが、まだ「発展途上の域」ではあるので、今後もう少しAIが普及してくれば自身の主観が入ったアバウトな情報でも、検索や正しい回答が得られることも増えるかと思います。時代の進化に対応していけるようになるのは、もう少し先の話になるでしょうね。

あとがき

いかがでしたか?

今回は実際に身内で起こった『フィッシング詐欺』を実例として紹介してきましたが、正直これは「年齢層関係なく騙される」内容だと書いていて思いましたね。

『知識のある方』が身近にいれば未然に防げる内容ではあるんですが、狙われやすいのはやはり『高齢者』であったり『デジタル製品に疎い方』『中高生などの未成年』だったりと様々あり、実際に被害に遭いそうなどの「心配事」があれば身近な家族やご友人同士で共有するだけでも被害は未然に防げます。

今回の記事が、少しでもみなさんにとって『参考』『予防策』になれば幸いですね。

それではこの辺で。
また次回の記事でお会いしましょう!

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