発表直後から『テトラプリズム5倍』で話題になり、予約日当日も「Apple Storeのサーバーが落ちるほど」に超大人気となった今年のiPhone 15 Pro Max。とりあえず1ヶ月ほど使用したので本音レビューを話していきたいと思います。
そーすけから前回のおさらい!
今回の記事を書いてくれたあおとくんと同じくYouTuberとして活動しているきゅうりくん(@kyurichannel_me)が12月1週目に書いてくれた記事になります!普段から販売しているそーすけ達もどうしていいかわからないゴm、、、“SoftBank Air”の新しい活用方法についてまとめてくれているのでぜひ覗いてみてください!!
りんご通信レギュラーのたま(@vivooroku)が11月4週目に書いてくれた記事になります!普段から学業やりんご通信を書くのに使っているiPad Air(第5世代)と、りんご通信を書いてもらうのにあたって渡した“Magic Keyboard”の実機レビューとなりますので、タブレットでお悩みの方は必見です!!
今回書いてくれた記事の元にもなったあおとくんの動画になります!比較対象のvivo X90 Pro+についてはうちのたまも使っていますが、やっぱすごいですよね〜、、、いつか、そーすけも機会があれば使ってみたいスマホですね!!ぜひチャンネル登録・高評価、よろしくお願いしますね!!
『結論』予算が組めるのなら最高の選択肢
タイトルにも書いてある通りスマホとしての完成度は圧巻で、もはやこれを買っとけば満たされないものは無いと思う。じゃあ果たして『iPhone 14以前のユーザー』が買い替える必要があるかと聞かれると、明確な理由が無い限り、『No』というのが結論だ。
iPhone 15 Pro Maxの宝石のような外観
圧倒的なビルドクオリティを誇るボディは、ほかのスマホメーカーを寄せ付けない完成度でただただ所有欲が満たされる。
ディスプレイは6.7インチで、色の再現性も高く抜群。
ピーク輝度は2000nitsで日中の屋外でも圧倒的な見やすさを誇る。
新たにUSB-Cになった充電ポートは、従来のLightningよりもやや大きい開口だがiPhoneの美しいデザインに溶け込む。最大10GbpsのUSB 3.2 Gen 2だ。
iPhone 15 Pro Maxの特徴
iPhone 15 Pro Maxはそれより小型のProと基本的に同じだが相違点もある。
- 望遠カメラが5倍(テトラプリズムデザインのレンズ構造)
- ディスプレイが6.7インチ
- バッテリー容量が多い
ProとPro Maxの共通の仕様
Dynamic Islandデザイン
アクションボタン
ピーク輝度2000nitsで最大120Hzの業界最高峰のディスプレイ
最強の処理能力
最強のビルドクオリティを有するボディ
Apple Pay、無線充電、耐水
スマホとは思えない極上のスピーカー
つまり、弱点がほぼ見当たらない最高なスマホ。でもその感想は、『iPhone 14 Pro』を使っていた時と同じ。だから『iPhone』は完成され過ぎている。もうネタがない。Appleは相当困ってそうだ。
iPhone 15 Pro Max の詳細なスペック
iPhone 15 Pro Max | |
---|---|
ディスプレイ | 6.7インチ 有機EL 120Hz 2000nits |
SoC | Apple A17 Pro |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
カメラ | 広角/超広角/5倍望遠 |
バッテリー | 4,422mAh(Appleは非公表) |
認証 | 3D顔認証 |
防水 | 耐水IP68 |
デュアルSIM | 物理SIM1枚+eSIM |
重量 | 221g(15 Proは187 g) |
価格 | 189,800円(税込) |
基本的なスペックは前作の『iPhone 14 Pro Max』と同等で、超明るい2000nitsのディスプレイはそのままにSoCが世界初3nm採用のA17 Proへアップグレード、望遠カメラが光学3倍から新開発の5倍へと変化している。前モデルと比較して特に大きな違いは重量だろう。iPhone 14 Pro Maxの約240gから20g近く軽くなった。ぜひ実機を手にして感動してほしい。
Antutu ベンチマーク
Antutuベンチマークは他機種と比べるまでもなく最強で、もはやこの性能があれば10年後でも普通に使えそうなレベル。また、今回メモリが8GBになったので、iOSが肥大化してもある程度は耐えれそうだ。
気になるバッテリー持ちも最強。多くのユーザは1日でバッテリーを使い切ることは不可能だろう。15シリーズから新たに80%までで充電を止める機能が追加された。バッテリー寿命を考えると嬉しい機能だ。これをオンの状態で使用すると1回の充電で使用できる時間は短くなるが、それでも多くのスマートフォンと同等か、それ以上のバッテリーライフを誇るのがPro Maxだ。
iPhone 15 Pro Maxのカメラをvivo X90 Pro+と比較
ここからはカメラを見ていく。
今回の比較対象は『りんご通信レギュラー』でお馴染みのたまさん(@vivooroku)も使っている『vivo X90 Pro+』と撮り比べてみた。さっそく見ていこう。
カメラスペックは以下の通り
vivo X90 Pro+ | iPhone 15 Pro Max | |
広角 | 50MP(1型)・ƒ/1.75 | 48MP(1/1.28型)・ƒ/1.78 |
超広角 | 48MP (1/2型)・ƒ/2.2 | 12MP(1/2.55型)・ƒ/2.2 |
2倍 | 50MP(1/2.4型)・ƒ/1.6 | 広角レンズのデジタルズーム(12MPクロップ) |
3.5倍 | 64MP (1/2型)・ƒ/3.5 | 広角レンズのデジタルズーム |
5倍 | 3.5倍レンズのデジタルズーム | 12MP(1/3.19型)・ƒ/2.8 |
最大 | 100倍 | 25倍 |
インカメラ | 32 MP(1/2.8)・ƒ/2.5 | 12 MP(1/3.6)・ƒ/1.9 |
日中の写真
vivoは全体を明るく鮮やかに、iPhoneはコントラストが高くメリハリのある写真に。
vivoは稀にHDRが機能せず、空が白飛びしてしまうことがあるのに対し、iPhoneは日中であればダイナミックレンジの広い写真が撮影できた。安定している。
超広角
広角カメラと同様、iPhoneのほうがコントラストが高い分、暗いところはそのまま暗く映る。ぱっと見の印象は、vivoのほうが良い。
望遠(5倍)
vivoは光学3.5倍からデジタルズームをしている。iPhoneは光学5倍をそのまま使用。どちらも高倍率ながら、手ぶれ補正が効いておりシャープに撮影できる。細かく見ると実はデジタルズームが入っているのにvivoの方が高精細。
その他5倍の作例
5倍の望遠倍率なら圧縮効果もあるため、気軽に撮った写真が絵になる。
ノイズリダクションが最低限なので、動物の毛並みの表現も上手い。動物園で大活躍した。
夜景
iPhoneはDeep Fusionのおかげか、芝生の描写がうまい。全体的にディテールの描写も良好で文句なし。
iPhoneは電飾看板など強い光源がある環境だと非常に苦しい。白飛びが目立ち、レンズの反射もある。
超広角
入り口の『BEAMS』が白飛びしている。解像感も十分とは言えず、超広角の夜景はいま一歩。
望遠
明るさがある環境なら夜間でもそれなりの性能を発揮する。望遠カメラのナイトモードの撮影時間は3〜5秒程度とやや長いため、手ぶれに注意が必要である。
望遠(10倍)
手持ちで高倍率ズームはさすがに手ブレ補正が強力と言えど厳しい。解像感も物足りず、夜間にはデジタルズームはしないほうが良さそうだ。
カメラの総評
基本的にハズレの少ない美しい写真を撮影できるカメラだ。カメラアプリのレスポンスもよく、使い勝手も良好。一方で夜間においては露出制御に苦労し、看板の白飛びを量産する。20万円近い高価な端末なんだから、もう少しレベルをあげてほしいところ。動画性能についてはYouTubeで紹介している。相変わらずかなりレベルが高いのでこちらもぜひ。
iPhone 15 Pro Maxを使ってみて
今回初めて大画面のiPhoneを買ってみたが、軽量化されていることもありサイズ以上に持ちやすさを感じられた。大きなディスプレイは閲覧性も抜群で、毎日使うものとしてこれ以上ないくらいの満足感を得られている。
本体カラーには、絶大な人気で今でも在庫が枯渇している新色『ナチュラルチタニウム』を選んだ。この重厚感を感じるグレー調の色合いながらカジュアルな一面も感じられ、最新機種を持っている優越感に浸れる。先述のようにバッテリー持ちも化け物だし、iOSのサードパーティーアプリとの相性の良さ、Apple製品との連携力の高さ、細かいところをとっても完成度の高さを感じる。
USB-Cにもなり、機能を割り当てられるアクションボタンもやってきた今回のProモデル。近年の円安でバカ高い値段(189,800円〜)になってはいるが、圧倒的な処理能力、息を飲むほど美しいディスプレイ、そして万能なトリプルカメラを搭載した本機種であれば多くの人にとって最適な1台になるのではないか。
しかし、5倍望遠レンズ性能にあやかれる人がどれほどいるだろうか。A17 Proでレイトレーシングのゲームを満喫する人は本当にいるのだろうか。20万円近い値段がする本機種でも、昨年のiPhone 14 Pro Maxでもたいていのユーザにとって、使用感に大きな違いはない。
そんなスマホが完成された現在は、ユーザにとって選択肢がたくさんあるが故に悩みを抱える次期へと突入したのであった。
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