はいどーも、そーすけ(@sosuke_0311)です!
季節は早いもので7月!いよいよ2025年も半分が終わってしまいましたね、
まぁそれは置いとくとして、今回の記事はそーすけとしては初となる『カメラレビュー』ということで、写真を始めるきっかけとなったFUJICOLOR製使い捨てフィルムカメラ『写ルンです』を、大人になったいまレビューしていこうと思います!



そーすけがカメラレビューって何気に初めてだよね!
前回のおさらい!
ズームの向こうに、新しい世界。『iPhone 16 Pro Max』の5倍望遠に惹かれて。
Xiaomi 15 レビュー:コンパクトの裏に隠れた『たくましい性能。』
写真を始めるきっかけ。
そーすけが写真を撮るようになったのは小学6年生頃。実は写真を始めたきっかけはうちの主要メンバーでもあるきゅうりくんと同じで、小さい頃から大好きな『鉄道写真』から始まりました。
その頃はまだスマホなんてものはなく、よくて『ガラケー』や『デジカメ』を持ってる同級生が写真を撮ってた、って感じでしたね。
そーすけの家には当時、父が使ってたバッテリーが秒速で切れるフィルムカメラしかなく、遠足で電池が切れてしまい、思い出が残せなかった事をきっかけにカメラをねだりましたが、うちにはそんな経済的余裕もなく、見かねた母が提案してくれたのが『写ルンです』でした。
『写ルンです』は1986年がスタート。
そんな『写ルンです』は、1986年7月に発売がスタート。発売当時は紙パッケージでしたが、そーすけが記憶してるのはプラフィルムでしたね。
発売当時はカラーフィルム/24枚撮りで1380円とお手頃価格ということもあり、発売から約1年で1,000,000万本の大ヒット商品に。


その後改良が重ねられたものの、デジカメの廉価化やスマートフォンの台頭もあってか、2025年現在では『写ルンです シンプルエース Flash27』のみ販売が続いてます。


そーすけが子供の頃は家電量販店や写真屋さん以外にもコンビニや駅ナカ、お土産屋などといった幅広い場所で販売されてましたが、現在は部材の高騰や需要もあってか、見かける場所が日に日に減ってる気がしますね。
『令和』で流行ってる理由
昭和後期から平成を彩る象徴とも言われる『写ルンです』が、何故この令和の時代に流行ってるのかという話ですが、その要因とも言えるのはやっぱり『SNSの普及』ですね。
以前書いた『古いiPhoneの使い道』でも触れましたが、現在のスマートフォンは進化を遂げ、誰でも手軽にきれいな写真が撮れる時代になりました。


だからこそ、昔のスマホやガラケーなどで撮影した写真がひと昔前の平成を彷彿とさせ、それが『エモい』とSNSでバズった事がある種『レトロブーム』を生み出しました。
それは写ルンですを始めとした『フィルムカメラ全般』にも言える事で、現代のデジカメでは残せない雰囲気を切り取れるだけでなく、当時は印画紙に焼いてた写真も『データ』として残せる時代になった事から、所謂『Z世代』を中心に人気が出ました。
まあ今の子ってやたらと『エモい』って言葉好きみたいですしね笑
圧倒的『コスパの悪さ』
そんな『写ルンです』の現在の価格ですが、Amazonで調べるとなんと2,860円。しかもセールでこれ。そーすけがよく買ってた頃は高くても2000円しなかったはずなので、ずいぶん値上がりしたなといった印象。


1台で撮影出来る枚数は27枚。撮影後には専門設備が導入されてるお店へ持ち込んでの『現像作業』が必要になり、家電量販店や写真屋などでおおよそ1,500円〜2,000円前後掛かります。
以前おさけいやたけちゃん、すなっぷさんに聞いた感じだと、ネットからでも現像の依頼は出来るようですけど、写ルンです本体と現像費を考えるとコスト比で言えば決してコスパがいいとは言えません。むしろ悪いです。
ですが、実際に撮影したネガを見るのは今のデジタルカメラとはまた違った楽しみがあります。これはコスパには代えられない体験のはずなんですが、エモさだけを追求する現代の子達はネガそのものを貰わずに処分してしまうそうです。


確かに『SNSに投稿するだけならデータがあればいい。』この考えがわからないわけではないですが、これが時代なのかな〜、と笑
カメラスペックと作例紹介
ここからは『カメラスペック』の解説と『作例紹介』に移りたいと思います!
カメラスペック
まずは『カメラスペック』から!
とりあえず下記画像にまとめてみました!


まずは『カメラ本体』についてですが、プラスチック製ボディで重量は90gと軽量。片手でも十分保持できます。レンズについてはプラスチック製の非球面レンズを1枚採用してます。
『本体内部』には最初からフジカラー製フィルム『SUPERIA 400』と内蔵電池を備えます。もちろん使い捨てなので、交換や再利用等は出来ません。
『ISO感度』については400固定。『シャッタースピード』については1/140秒固定、F値10固定と、一般的なスマホやデジカメのような調整や変更はもちろん出来ません。室内や夜間はフラッシュが必須です。
焦点距離は32mm相当。撮影距離は1mから遠くを撮影する場合は無限でどこまででもピントが合います。逆を言えば1m以内には焦点が合わないのでピンボケします。あえてピンボケを狙って撮影するのも面白みはあります。もちろんズームは出来ません。
また、デジタルとは異なりレンズを通した被写体をそのままフィルムに焼き付けるので、有効画素数と呼ばれるものはありません。一応デジタル換算では約200〜300万画素程度と言われてます。
作例紹介
では実際に撮影した写真をみていきましょう!
とはいえ、最後に使ったのが中学生の頃だったので、室内や明かりの少ない場所などでフラッシュを使うのを忘れて撮影してます。完全にやらかしです笑
今回は5月頭にたまと行った箱根旅行の写真を作例として紹介します!
日中








まずは『日中』など明るい環境化での作例から!
スマホで言えば約1.5倍ズームした時に近いかな。こうして見返すと、思ったより歪みが少ないんですよね。そしてなんといってもこの色味、この粒感こそがフィルムカメラの醍醐味なんですよね!
ぶっちゃけソフトを使えばフィルムっぽく加工は出来ます。が、ここまで忠実に色味や粒感を再現するのは至難の技。デジタルでは出せない褪せた感じが、そーすけが子供の頃からずっと好きでした!
低照度








『低照度』についてはこんな感じ。
完全にフラッシュを使い忘れました。1枚目がわかりやすいと思いますが、明るさが足りずノイズまみれでほぼ潰れかかってます。これはこれで『エモい』のかもしれませんけど。
この日は箱根初日で終日大雨だったので、思ったような写真が少ないかと思いきや2枚目の写真はいい感じのノイズ感。次回はフラッシュをしっかり活用してリベンジしたいですね、笑
そーすけ的まとめ!
では最後に、そーすけ的に『よかった点』と『もう一歩な点』をまとめて締めたいと思います!
正直思い出補正もあって、よかった点などよりも懐かしさを語りたいところではあるんですけどそれはあとがきにでも書こうかなと笑
そーすけ的『よかった点』
- 手軽にデータ化、そして『エモい写真』
- フィルムカメラの入門に最適
- 撮る楽しさと不自由さ。そして現像する楽しさ
- 使い捨てという手軽さ
そーすけ的『もう一歩な点』
- はっきり言えば『コスパは悪い』
- 自分での現像がほぼ出来ない
- スマホやデジカメと比べて『機能は少ない』
- フィルムは好みのものを選べない。
あとがき
いかがでしたか?
りんご通信を始めて既に2年近くが経ちますが、何気にカメラレビューって初めてなので、そーすけの感性が合ってるかどうかで言うと正直なんとも言えないんですよね笑
『写ルンです』はある意味、そーすけの写真の原点とも言える製品でした。高校時代、周りがデジタル一辺倒のなかで『フィルムカメラ』の楽しさを教えてくれた思い出の製品です。この経験が無かったらきっと写真を続けることもなかったのかな。と考えると本当に思い出深いです。
現在は需要や部材の高騰、スマホカメラやデジカメなどで少しずつその姿を見ることが減ってきてますが、デジタルでは表現できない表現や不自由さは却って令和における『コスパ』や『タイパ』にも勝るものだと大人になった今、改めて感じました。
ぜひみなさんにも1度は味わってほしいなと心から思う、そんな製品でした。
ということで、今回はここまで!
また次回のりんご通信でお会いしましょう!!
今回レビューした製品


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