今回は2024年8月28日、都内で行われた「Xiaomi ライフスタイルコレクション」体験イベントに招待されたので、レポートします。取材協力:Xiaomi JAPAN
・今回参加したメンバー
みなさんお久しぶりです。たわです。
イベント情報
- イベント名:「Xiaomi ライフスタイルコレクション」体験イベント
- 開催日:2024年 8月28日(水)
- 開催場所:都内某所
- 内容:新製品発表会、製品展示(自由取材)、タッチ&トライ(自由取材)
今回発表されたもの
まずは今回発表された製品について
- チューナーレスTV
- ゲーミングモニター
- モニター掛け式ライト
- ゲーミングマウス
- ロボット掃除機
- 炊飯器
- スピーカー
- スマート給餌器
- スーツケースなどその他色々
発表会がスタート
プロダクトプランニング部本部長の安達晃彦氏が日本におけるXiaomiについての現状を語りました。
前回のイベント(5月9日)では、スマートフォン3機種、タブレット、テレビが発表されました。りんご通信においては、『Redmi Note 13 Pro+ 5G』と『Xiaomi 14 Ultra』の実機レビューを投稿させていただきました。
『Xiaomi 14 Ultra』はその高いカメラ性能により、使用者から「スマホ付きカメラ」と呼ばれていると紹介されました。安達氏も普段から愛用しているとのことです。
Xiaomi JAPANは、次世代のクリエイターにむけたフォトコンテストなどを開催しました。
Xiaomi は日本国内において、Apple(iPhone)、Google(Pixel)に次ぐ3位の出過台数を記録しました(出典:Canalys 2024年第2クオーター)。日本に参入した当時からすると、考えられない成長だと安達氏は語りました。
チューナーレスTV
Xiaomiはグローバル市場において、スマートテレビでは世界第5位の出過台数を誇ります(出典:AVC Revo 2024年第1クオーター)。Xiaomiはただのスマホメーカーではありません。
今回のイベントでは、日本市場向けにインターネットコンテンツを楽しむことに最適化された『チューナーレスTV』が数種類発表されました。※別途チューナーを用意すれば、地上波も視聴可能。
値段の安さもXiaomiの魅力ですが、Xiaomiによれば、他のチューナーレステレビよりもサクサク操作できるとのことです。
Xiaomi TV A 2025シリーズ
TV A 2025は、安価な価格が魅力のモデルです。サイズは2種類用意されています。発光素材は液晶。リフレッシュレートも60Hz止まりです。もちろんGoogle TV搭載なので、Netflix、Amazonプライムビデオ、YouTubeも簡単に閲覧できます。
Xiaomi TV A 2025 シリーズ | ||
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製品名 | Xiaomi TV A 55 2025 | Xiaomi TV A 65 2025 |
ディスプレイ | 4K Ultra HD (3,840×2,160) 約10.7億色 60Hz リフレッシュレート | |
OS | Google TV™ | |
HDR | Dolby Vision HDR 10+ HLG | |
スピーカー出力 | 10W+10W Dolby Audio™ DTS-X & DTS® Virtual:X Sound対応 | |
Bluetooth | 5.0対応 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 2.4Ghz/5Ghz | |
HDMI | HDMI×3 (eARCサポート×1) | |
USB | 2.0×1 | 2.0×2 |
コンポジットイン | ◯ | |
光デジタル出力 | ◯ | |
イーサネット | ◯ | |
パッケージ内容 | Bluetoothリモコン×1 スタンド用ネジ×4 スタンドセット×1 電源ケーブル×1 転倒防止スペーサー×2 スペーサー用ねじ×2 ユーザーマニュアル 保証に関するお知らせ | |
価格 | 54,800円 | 76,800円 |
Xiaomi TV A Pro 2025シリーズ
TV A Pro 2025シリーズはミドルに位置づけられ、43インチの小型サイズがあるのが特徴です。発光素材は量子ドットLED。Dolby Visionに対応します。
サイズは4展開。
43型は早割で3万円切りの鬼コスパなので、購入はお早めに。
Xiaomi TV A Pro 2025 シリーズ | ||||
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製品名 | Xiaomi TV A Pro 43 2025 | Xiaomi TV A Pro 55 2025 | Xiaomi TV A Pro 65 2025 | Xiaomi TV A Pro 75 2025 |
ディスプレイ | 4K Ultra HD (3,840×2,160) 約10.7億色(8Bit + FRC) DCI-P3 94% 60Hz リフレッシュレート | |||
OS | Google TV™ | |||
HDR | Dolby Vision HDR 10+ HLG | |||
スピーカー出力 | 10W+10W Dolby Audio™ DTS-X & DTS® Virtual:X Sound対応 | |||
Bluetooth | 5.0対応 | |||
Wi-Fi | Wi-Fi 5 2.4Ghz/5Ghz | |||
HDMI | HDMI×3 (eARCサポート×1) | |||
USB | 2.0×1 | 2.0×2 | ||
コンポジットイン | ◯ | |||
光デジタル出力 | ◯ | |||
イーサネット | ◯ | |||
パッケージ内容 | Bluetoothリモコン×1 スタンド用ネジ×4 スタンドセット×1 電源ケーブル×1 転倒防止スペーサー×2 スペーサー用ねじ×2 ユーザーマニュアル 保証に関するお知らせ | |||
価格 | 39,800円 | 64,800円 | 89,800円 | 119,800円 |
Xiaomi TV S Mini LED 2025シリーズ
「TV S Mini LED 2025」は先に発売された「Xiaomi TV Max 86″」とならぶハイエンドモデルです。
次世代の発光素材とも呼ばれるMini LEDを採用しています(バックライト)。液晶の平坦な色表現ではなく、有機ELのような深い黒色とメリハリのある階調表現が可能です。しかも、有機ELのような焼き付きの心配もありません。
画面輝度は1200ニト。窓からの日差しが激しい部屋に置いても抜群の見やすさです。※一般的なテレビは400-600ニト程度。
解像度は4K、リフレッシュレートは最大240Hz。動画を最大120fpsにアップして滑らかに再生できます。
ここまで高性能なスマートテレビならば、誰も文句は出ないでしょう。『HDR10』と『HLG』のほか、『Dolby Vision IQ』に対応します。
実機も展示されており、色の表現幅が非常に広く、高画質なパネルだと感じました。スマホでもディスプレイ性能が非常に高いので、さすがXiaomiです。
サイズ展開も多いのが嬉しいですね。お部屋の広さと相談して決めましょう。
Xiaomi TV S Mini LED 2025シリーズ | |||
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製品名 | Xiaomi TV S Mini LED 55 | Xiaomi TV S Mini LED 65 | Xiaomi TV S Mini LED 75 |
サイズ(スタンド含む) | 約1226×767×311mm | 約1445.7×904×390mm | 約1669×1027×425mm |
重量 | 12.8kg | 19kg | 26.5kg |
ディスプレイ | 4KUltra HD (3,840×2,160) 約10.7億色(8Bit + FRC) DCI-P3 94% 144Hz リフレッシュレート | ||
OS | Google TV™ | ||
SoC | CPU:Quad A73 GPU:Mali G52MC11 | ||
HDR | Dolby Vision IQ Dolby Vision HDR 10 HLG | ||
スピーカー出力 | 12.5W+12.5W | ||
Bluetooth | 5.2対応 | ||
Wi-Fi | Wi-Fi 6 2.4Ghz/5Ghz | ||
HDMI | HDMI 2.1×3 CEC/ALLM/eARC/VRR対応 | ||
USB | 3.0×1 2.0×1 | ||
コンポジットイン | ◯ | ||
光デジタル出力 | ◯ | ||
イーサネット | ◯ | ||
パッケージ内容 | Bluetoothリモコン×1 スタンド用ネジ×4 スタンド×2 電源ケーブル×1 転倒防止スペーサー×2 ユーザーマニュアル 保証に関するお知らせ | ||
価格 | 84,800円 | 109,800円 | 149,800円 |
XiaomiスマートTVのまとめ
ゲーミングモニター
ゲームプレイに必要な高いリフレッシュレートと低遅延を実現したディスプレイモニターです。同価格帯では、PCに接続する通常のサブディスプレイが多い中で、Xiaomiはしっかりと高性能かつ低遅延を実現しているのがその強みです。
ディスプレイは非光沢なので光の映り込みもなく、ゲームプレイに集中できます。
Xiaomi ゲーミングモニター | ||
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製品名 | Xiaomi ゲーミングモニター G27Qi | Xiaomi ゲーミングモニター G24i |
寸法(W×H×D) | 612.5×170.7×453.0mm | 539.1×170×412.4mm |
重量(台座含む) | 4.3Kg | 3.0Kg |
画面サイズ | 27インチ | 23.8インチ |
ディスプレイ輝度 | 300nits | 250nits |
コントラスト比 | 1000:1 | |
色温度 | 1670万色 | |
アスペクト比 | 16:9 | |
最大解像度 | 2560×1440 | 1920×1080 |
最大リフレッシュレート | 180Hz | |
電源入力 | 24V〜2A | 12V〜3A |
定格電力 | 最大48W | 最大36W |
チルド角度 | 前方 5°+2 / 後方 15°±2 | 前方 5° / 後方 15° |
インターフェース | HDMIポート×2 DPポート×2 オーディオポート×1 DC電源ポート×1 | HDMIポート×1 DPポート×1 オーディオポート×1 DC電源ポート×1 |
パッケージ内容 | モニター 台座 DPケーブル ACアダプタ 取扱説明書 | モニター 台座 HDMIケーブル ACアダプタ ネジキット 取扱説明書 |
価格 | 25,980円 | 15,980円 |
モニター掛け式ライト
ゲーミングモニターの上に設置するライトです。
手元を照らすことができるので、夜間のキーボード入力もよりしやすくなるでしょう。
デザインも非常にシンプルで、良好です。
Xiaomi モニター掛け式ライト | |
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ライト寸法 | Φ23×448mm |
リモコン寸法 | Φ66.5×34mm |
色温度 | 2700K〜6500K |
定格電力 | 5W |
動作温度 | -10℃〜40℃ |
パッケージ内容 | 本体 台座 リモコン Type-C 充電ケーブル 取扱説明書 |
価格 | 5,480円 |
ゲーミングマウス
2,780円で購入できるマウスです。7色に光るライトがあり、ゲーミング雰囲気を高めます。
Xiaomi ゲーミングマウス Lite | |
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寸法 | 125×63×39mm |
重量 | 72g (コード別) |
接続方法 | USB有線接続 |
対応OS | Windows 10 macOS 10.13 以降のバージョン |
動作温度 | 0℃〜40℃ |
パッケージ内容 | マウス本体 交換用マウスソール 取扱説明書 保証に関するお知らせ |
価格 | 2,780円 |
デスクトップスピーカー
キーボードとディスプレイの間におけるスピーカーです。
Xiaomi デスクトップスピーカー | |
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サイズ | 453×Φ67mm |
重量 | 約670g |
定格出力電力 | 5W×2 |
Bluetooth | 5.3対応 |
マイク | ◯ |
接続性 | USB-A USB-C AUX-IN |
パッケージ内容 | 本体 取扱説明書 |
価格 | 5,980円 |
ロボット掃除機
掃除が面倒だと思う私にはピッタリの商品が登場しました。2種類あり、上位モデルのX20+はゴミ捨ても簡単です。価格は少し高めですが、掃除の手間を考えるとこちらがおすすめです。
Xiaomi ロボット掃除機 | ||
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製品名 | Xiaomi ロボット掃除機 X20+ | Xiaomi ロボット掃除機 S20+ |
本体サイズ | Φ350×97mm | |
本体重量 | 約3.67kg | 約3.8kg |
ステーション重量 充電スタンド重量 | 約8.39kg | 約0.29kg |
ステーション 充電スタンド | 586×427×340mm | 130×126×94mm |
バッテリー容量 | 5200mAh | |
充電電圧 | 20V〜 | 19.8V〜 |
定格電圧 | 14.4V〜 | |
パッケージ内容 | ロボット掃除機本体 ステーション メインブラシ メインブラシカバー ダストカップ フィルター サイドブラシ 電源コードセット モップホルダー モップ 取扱説明書 保証に関するお知らせ | ロボット掃除機本体 充電スタンド ブラシ メインブラシ メインブラシカバー ダストボックス ウォータ―タンク 電源コードセット モップホルダー モップ サイドブラシ クイックスタートガイド 取扱説明書 保証に関するお知らせ |
価格 | 59,800円 | 36,800円 |
炊飯器
今回の発表で最も驚いたプライスが、この炊飯器。わずか6000円で買えちゃうんです。
お米は1回3〜4人分炊けます。一人暮らしなら十分過ぎますね。
Xiaomi 多機能炊飯器 1.5L | |
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サイズ | 196×221×181mm |
重量 | 約2.2kg |
定格電力 | 350W |
定格電圧 | 100V |
定格周波数 | 50〜60Hz |
容量 | 水:1.5L 生米:0.48L |
パッケージ内容 | 本体 しゃもじ 計量カップ 電源コード |
価格 | 5,980円 |
Bluetoothスピーカー
Xiaomiと言えばスマホでもスピーカーの音質が非常に良いですよね。単体のスピーカーならば、更に良好です。
Xiaomi サウンドポケットは定価2,000円以下という低価格に関わらず、音質も十分でした。音量も大きいです。これは本当にコスパ抜群です。
どれも音質は非常にいいので、本体サイズとデザインで選ぶのが良さそうです。
Xiaomi Bluetoothスピーカー | ||
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製品名 | Xiaomi Bluetoothスピーカー | Xiaomi Bluetoothスピーカー Mini |
サイズ | 200.2×Φ7.3mm | 100.3×Φ7.3mm |
重量 | 約660g | 約330g |
定格出力電力 | 20W×1、10W×2 | 3W×2 |
コーデック | SBC AAC LHDC 5.0 | SBC AAC |
バッテリー | 4800mAh | 2000mAh |
充電時間 | 2.5時間 (5V/3A) | 3時間 (5V/2A) |
再生時間 | 17時間 | 11時間 |
Bluetooth | 5.3対応 | |
防水防塵性能 | IP67 | |
ステレオペアリング | ◯ (最大8台) | |
マイク | ◯ | ― |
価格 | 8,980円 | 4,980円 |
スマート給餌器
ワンちゃんやネコちゃんと暮らしている方に朗報です。Xiaomiのスマート給餌器は、自動で餌を提供し、食べた量を計測してメモしてくれます。
Xiaomi スマート給餌器2 | |
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サイズ | 370×220×324mm |
重量 | 約2.85kg |
ワイヤレス接続 (Wi-Fi) | 802.11 b/g/n 2.4Ghz |
対応OS | Android 8.0以降 および iOS 12.0以降 |
定格入力 | 5.9V〜1A |
動作温度 | 0℃〜40℃ |
パッケージ内容 | 本体 (給餌カップ含む) 乾燥カートリッジ 電源コード 取扱説明書 保証に関するお知らせ |
価格 | 11,800円 1,480円(乾燥カートリッジ) |
スマートカメラ
新しいスマートカメラが発表されました。外出中にワンちゃんやネコちゃんの様子を確認したり、部屋の防犯対策としても活用できます。
Xiaomi スマートカメラ C301 | |
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サイズ | 78×76×115mm |
重量 | 約222g |
解像度 | 2304×1296 |
動画コーデック | H.265 |
ワイヤレス接続 | 802.11 b/g/n 2.4Ghz |
対応OS | Android 8.0以降 および iOS 12.0以降 |
定格入力 | 5V〜1A |
ストレージ | microSD (8GB〜256GBまで) クラウドストレージ |
動作温度 | -10℃〜45℃ |
パッケージ内容 | 本体 充電ケーブル ネジ及び台座 取り付けテンプレートステッカー 取扱説明書 保証に関するお知らせ |
価格 | 3,280円 |
XiaomiのIoT家電は、Xiaomi Homeアプリから簡単に操作できます。Xiaomiのスマホを使用すれば、より簡単にペアリングが行えます。
生活小物など
この他にも多くの製品が発表されました。スーツケースはビルドクオリティが高そうですね。
フロントオープンスーツケースは、すぐに開けられる収納スペースがあり、タブレットなどを簡単に取り出せます。
Xiaomiのロールトップバックパックはシンプルなデザインで、さまざまな人に馴染むでしょう。
その他にも充電式ミニファンやライトなどがあります。
今回のイベントに参加した記念として、フレキシブル充電式ランプをいただきました。ありがとうございます。
生活小物など | |
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製品名 | 価格 |
Xiaomi アルミフレームスーツケース | 20インチ:16,800円 24インチ:22,800円 26インチ:26,800円 |
Xiaomi フロントオープンスーツケース | 14,800円 |
Xiaomi ロールトップ バックパック | 7,680円 |
Xiaomi LED デスクライト2 | 5,980円 |
Xiaomi フレキシブル充電式ランプ | 2,980円 |
Xiaomi 充電式ミニファン | 3,780円 |
Xiaomi 毛玉リムーバー | 1,480円 |
※いくつかの製品は早割(8/28〜9/10)の対象です。詳しくはXiaomi JAPAN公式サイトをご覧ください。
あとがき
会場の奥には、発表されたXiaomi製品で構成されたリビングがありました。Xiaomi製品はいくつあるでしょうか?
今回のイベントでは、Xiaomi JAPAN史上最多となる『31製品』が発表されました。
さらに、実店舗Xiaomi Storeの日本進出についても言及がありました。現在は、立地を検討中とのことです。
Xiaomi JAPANの最近の勢いは素晴らしいですね。総合家電メーカーXiaomiの今後のさらなる躍進を期待しています。
今回、このような素敵なイベントに参加できて光栄です。イベントの企画に関わったすべての方々、また現地でお話をしてくださったメディア、インフルエンサー、Miファンの皆様に感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。
文:あおと
写真:Xiaomi JAPAN公式プレスリリース画像から引用、あおと&たわによる撮影
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