今回は、2025年3月に発売されたコンパクトスマホ『Xiaomi 15』を購入したので、早速レビューする。
前回のおさらい
OPPO Find X8s レビュー : 理想のコンパクトなのに小さな欠点が目立つ
ズームの向こうに、新しい世界。『iPhone 16 Pro Max』の5倍望遠に惹かれて。
Xiaomi 15 の特徴
Xiaomi 15 は、日本で期待されていたXiaomiの王道コンパクトハイエンドだ。
特徴は下記の通り。


- コンパクトなサイズ感(6.36型)
- 最高性能(Snapdragon 8 Elite)
- 理想的なトリプルカメラ
- ライカ共同開発カメラ
- 立体的なステレオスピーカー
- 優れたバッテリー持ち
- 日本で発売中
持ちやすいボディ
Xiaomi 15 は、iPhone 16 Pro や Galaxy S25 と似たようなサイズ感のボディで、今の基準でいけば、コンパクトスマホだ。*本体サイズは、152.3 x 71.2 x 8.1 / 8.4 / 8.5 mm 。 重量は189、191または192 g


見やすい綺麗なディスプレイ
ディスプレイは有機ELを採用。120Hzでかつ高解像度*1200 x 2670ドット なため、満足感は高い。
ベゼルもかなり細く、美しい。 *左からiPhone 16 Pro , Xiaomi 15 , Galaxy S25


メーカー公表のピーク輝度は、3200 nits。明るい屋外の視認性も良好だ。*右が Xiaomi 15 。


このサイズでトップレベルの処理能力
SoCにSnapdragon 8 Eliteを採用。
実行メモリは12GBを採用。発熱はやや激しいものの、優れたパフォーマンスを実現している。




信頼できるカメラ
超広角、広角、望遠の理想的なトリプル構成。望遠はテレマクロにも対応し、高い実用性をもたらす。


ここからは、実際の作例を紹介する。23mmは1倍。46mmは2倍。60mmが2.6倍。120mmが5倍。
カメラアプリは下記の通り。ズーム倍率のトグルが豊富に用意されているのは使いやすさにつながる美点だ。


明所
コンパクトフラグシップらしく、このサイズに載せれる最大限のカメラを搭載。画質には申し分なく、とても楽しく撮影ができる。
これらの写真はすべてAuthentic(オーセンティック)※で撮影している。*ライカならではの表現を楽しめる。


















飯テロ
必要以上にビビッドな色合いになることもなく、忠実に美味しそうに撮影できる。*Vibrant(バイブラント)にすればビビッドに撮影することもできる




夜景
黒をしっかりと黒く表現するのがライカスマホの良さだ。鮮明な夜景を簡単に撮影できる。
最上位モデルXiaomi 15 Ultraとは異なる点として、夜景モードは2秒ほどかかるため、しっかりと構える必要がある。








望遠性能
最大倍率は60倍だが実用的なのは10倍程度。わかりやすい30倍で、最上位のXiaomi 15 Ultraと比較。
Xiaomi 15 Ultraは1/1.4型の大きな望遠を持つので、さすがに差は明確。看板の文字など違いがわかりやすい。




感想とまとめ


良い点
- サイズが素晴らしい
- バッテリー持ちが良い
- 充電が早い *最大90W有線充電が可能
- カメラが楽しい!色味が良い!テレマクロも便利!
- ディスプレイが綺麗で目が疲れにくい
- スピーカーが想像よりもかなり良い!
- 画面内指紋認証の精度が良い!位置もちょうどいい!
- 性能が高く、どんなアプリもサクサク *Antutu 250 万
- Google Play ストア搭載でなんの 問題もなく使える
注意点
- やや分厚い
- 重い *ケースをつけると200 g
- FeliCa非搭載 *モバイルSuicaが使えない
- OSが独特なHyperOSを搭載


Xiaomi 15 は期待のコンパクトハイエンドで、このサイズでカメラやバッテリー持ちにも妥協がないのが特徴。ぜひ、多くの人に手にとってほしい1台だ。
FeliCaが使えないので、電車やタッチ決済サービスクイックペイなどを多用する人にはおすすめできないが、それらに目を瞑ればかなりの完成度を誇るスマホだ。
あとひとつに気になるのが、本体の重量。ケースや画面保護フィルムをそろえてしまうと200 gを超えるほどの重さがある。長時間 Xiaomi 15を持っていると手が疲れやすいので、このあたりは購入前に実機を触ってみるのがいいだろう。
今回紹介した製品


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