目覚めるコスパ、新たなる剣。【POCO F7】がミドルハイ市場に強烈な一撃を放つハナシ。

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はいどーも、そーすけです!

先日から拗らせてる夏風邪ですが、おかげさまで体調はすっかり良くなりました。まぁ声は相変わらずガサガサですけどね。

まぁそんな事はどうでもよくて、今回は 小米技術日本株式会社様 より目覚めるコスパで話題の『POCO F7』をお貸出頂けましたので、早速レビューしていきたいと思います。

そーすけ

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たま

『Ultra』『Pro』に遅れる形で登場。『無印』はどうなんだろ!?

目次

前回のおさらい

割り切りの美学。Xiaomi 電動シェーバー / 鼻毛カッターレビュー【#シャオミで整う身だしなみ】

【OPPO Pad 3 Matte Display Edition レビュー】幅広くこなせるタブレット

Pro / Ultra に次ぐ『無印』

3月に発表され、りんご通信でもそーすけとたまがそれぞれレビューした『POCO F7 Pro』『POCO F7 Ultra』から遅れること約4ヶ月。

『Fシリーズ』はPOCOブランドの中でも最上位に位置するシリーズなんですが『真打は遅れて登場するってね。』よろしく、日本市場に投入されたのが無印モデルの『POCO F7』です。

POCO製品の中では丁度真ん中の立ち位置。

2025年に発表された『POCOブランド製品』としてはこれで5製品目になるんですが、先日投稿した発表会の記事でもまとめた通り、価格に対しての性能がとにかくぶっ壊れてるんですよね。はっきり言ってイカれてます。

あ、これは褒め言葉ですよ?

外観を見ていく。

気になるスペックの前に『外観』を見ていきます。

まずは『本体背面』から。

今回お借りしたのはホワイト。

3色展開のうち、今回はホワイトをお借りしましたが、背面パネルは磨りガラス調でサラサラ質感。皮脂が目立たないのもそうですが、実はうっすらと斜めにラインが入ってるんですよね、おしゃれ。

カメラについては2眼構成。こちらも本体パネル同様に特徴的な斜めのラインが入ってます。この白いラインの外側に緑のラインが入ってるのいいですね。

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本体右側面
本体左側面
本体上面
本体底面

ディスプレイを正面として『本体右側面』には音量キーと電源キー、アンテナラインを備えます。『本体左側面』『本体上面』にはボタン等の配置はなく、アンテナラインのみ。『本体底面』にはスピーカー、USB-Cポート、そしてSIMトレーを備えます。マイクは上面と底面の2ヶ所。

『ベゼル』については非常に薄く、わずか1.9mm。画面占有率はなんと94.23%。それにしたってこの値段でこの薄さ、すごいなぁ。

そんな『ディスプレイ』については、約6.83インチ 解像度 2,772×1,280 1.5K、リフレッシュレート最大120Hz、最大輝度3200 nitsとモリモリです。いいんですかXiaomiさん?笑

ディスプレイサイズについては、実は国内で販売済みのPOCOシリーズの中でもなんと最大サイズ。視認性についても申し分ないですね。むしろ少し明るすぎるぐらい。少し目に突き刺さるような感覚があります。

スペックについて

次に『スペック紹介』でも。

いつもはここでスペック表を入れるんですけどね、ぶっちゃけあんな長ったらしいの誰も読まないでしょ?ということで、画像でまとめてみました。

寸法については高さ 163.1mm × 幅 77.9mm × 厚さ 8.2mmと大型。まぁディスプレイがでかいですからね。重量は約215.7gと少しずっしりきます。

それでも、サイズ感の近い某りんご製品の『iPhone 16 Pro Max』が約227gなのを考えると約12g近く軽いのはGoodポイント。

では、その他気になる項目について順番に紹介していきましょうかね。

日本市場初投入。『Snapdragon™ 8s Gen 4』

『SoC』には日本市場初投入となる『Snapdragon™ 8s Gen 4』を採用。今年のミドルハイは変わらずDimensityを採用してるメーカーが多い中、ここはPOCOの強みと言えますね。

日本市場未導入の前モデル『POCO F6』比でCPU性能が31%、GPU性能が49%、AI性能が44%ほど向上してます。1世代で随分とスペックアップしてます。

合わせて『ベンチマークスコア』についても見ていきましょう。

ベンチマークスコア

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AnTuTuベンチマーク
Geekbench 6 (CPU性能)
Geekbench 6 (測定結果)
Geekbench 6 (シングルコア比較)
Geekbench 6 (マルチコア比較)
Geekbench 6 (GPU性能)
Geekbench 6 (測定結果)
Geekbench 6 (GPUスコア比較)

メーカー公式では約200万点でしたが、実際にAnTuTuベンチマークを回した結果は約180万点。まあこれでも値段を考えたら十分過ぎますね。『ミドルハイ名乗るのやめたら?』って思います。

スコアだけで見ると、そーすけが現在サブ機として使ってる『Xiaomi 14T Pro※Dimensity 9300+』とほぼ変わりません。価格差割とあるはずなんですけどね。

GPU性能が価格に対して非常に高いので、3D処理が必要なゲーミングにおいても十二分にその力を発揮してくれるでしょう。やっぱイカれてるよ。

大容量バッテリー。リバース充電にも対応。

『バッテリー』についてはPOCO史上最大となる6,500mAhを搭載。Xiaomiお得意の独自規格『90W ハイパーチャージ』対応なので、約30分で80%まで充電可能です。なおワイヤレス充電には非対応。

更に、POCO製品としては初となる『22.5W リバースチャージ』にも対応。バッテリー容量のデカさも相まって、モバイルバッテリーって言っても過言ではないですよね。

名前ど忘れしたんですけどね、昔PHSにこんな感じにバッテリー給電出来ますよ!をウリにしてたやつあったよなと笑

22.5W リバースチャージに関しては、メーカー検証によると某りんご製品のiPhone 16を約28分で47%まで、自社製品のXiaomi Buds 5 Proを約25分で63%まで充電可能だそうです。改めて思うんだけどさ、これスマホだよな。

専用充電器を使用する事で90W充電が可能。

指紋認証は光学式。耐久性も備える。

『生体認証』については画面内指紋認証と顔認証に対応。指紋認証については光学式を採用、認証位置はディスプレイ下部になります。

指紋認証は光学式を採用。

上位モデルが超音波式を採用してるのでこの点はコストカットを感じますが、精度に関してはこれといって不満はありませんでした。ただ、強いて言えば位置が下すぎるので、サイズ感を考えるとうっかり落としそうになるのは不安要素かも。

防水 / 防塵等『耐久性』についてもIP68等級に対応。ここは直近で発表されたモデルと比較すると少し見劣りするポイントかな。

Xiaomi公式サイトより。

まぁ80度のお湯に浸けるだったりスマホを凍らせるなんて想定、大抵はイレギュラーなんですけどね。

なお『ソフト面』については、4世代OSアップデートに加え6年のセキュリティアップデートにも対応。長期間の使用においても長く安心して使えるのはかなりの利点ですね。特に最近はやたらめったら買い換えるって層も減ってきてますしね。

長期間サポート、いいね。

作例紹介

ここからは『作例紹介』のパート。

『カメラスペック』については下記画像の通りです。

『メインカメラ (広角)』については5000万画素、IMX 882 1/1.95インチセンサー、OIS (光学式手ぶれ補正)、F 1.6、焦点距離26mm相当と標準的ではありますが、明るく撮れるのが特徴。

『超広角』については800万画素、1/4.0インチセンサー、焦点距離15mm相当と特筆する点はありません。なんなら中華系のスマホはずーーっと変わってませんよね?そーすけ的にはもうちょっと力を入れて欲しいなと思う所。

とりあえず順番に紹介していきましょう!

超広角 (0.6倍)

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超広角は800万画素と、メインカメラと比較すると4分の1程度。シャープネスはそこまで強くないですが、ディテールもちゃんと捉え、明るく歪みが少ないのはGoodポイント。

広角 (1〜2倍)

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広角5000万画素、OIS対応ということで使い勝手は非常にいいですね。POCOシリーズは全体的に明るく補正する傾向にあるので低照度でもくっきり明るく撮影出来ます。ある種無難だけど、いいですね。

ズーム性能 (最大10倍)

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等倍 (1倍)
2倍ズーム
5倍ズーム
10倍ズーム

ズーム性能については最大10倍デジタルズームに対応。日中は5倍程度ならディテールもしっかり残ってますが、最大ズームはやっぱりAIで補正しました感が出ますね。最大ズームはあくまでも記録用として捉えるのがいいのかも。

スクロールできます
等倍 (1倍)
2倍ズーム
5倍ズーム
10倍ズーム

夜間ズームについてもテスト。10倍になると流石にノイズ感が気になるかな。でもガビガビかと言われればまぁギリギリ見れなくもなさそう。正直実用的なのは5倍程度ですね。まぁデジタルズームだししゃーなしかな。

夜間撮影

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夜間撮影についてはこんな感じ。低照度でも非常にくっきり撮影出来るのが特徴的ですが、空の色については若干ノイズ感がそーすけ的には気になりますね。

ただ、4枚目のように明るさがある程度あれば5倍ズームしてもノイズ感も少なく、ディテールもしっかり残ります。正直な話、POCOは補正力が強いので好みは分かれそうですけどね。

動画性能について

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1080p / 30fps
1080p / 60fps

動画性能についてです。今回は1080p固定で30fps / 60fpsで撮り比べを行いましたが、手ぶれ補正もしっかり効いてて実用性については問題なさそう。まぁ、どこぞのOPPOさんのミドルスマホは60fpsだと手ぶれ補正が全くと言っていいほど効かないので、値段とカメラスペックを考えたら十分といえるでしょう。

まじで見習ってくれ。

そーすけ的まとめ!

では最後に、そーすけ的に『よかった点』『もう一歩な点』をまとめて締めたいと思います。

とはいえ、弱点という弱点は少ないですが、正直無難すぎて製品としての面白みは感じられません。それだけ普段使いにおいては最適解な気もしますけどね。

そーすけ的『よかった点』

  • 最早ハイエンド級の『SoC』
  • こういうの好きでしょ?『おしゃれなカラー』
  • POCO史上最大『バッテリー』
  • 緊急時にも安心『22.5W リバースチャージ』
  • 普段使いにも最適な『カメラ』
  • サポートも手厚い『アップデート』

そーすけ的『もう一歩な点』

  • いつまでも変わらない『超広角カメラ』
  • eSIMには『非対応』
  • ある意味限定的?『販売販路』
  • 勿論付いてないよ『FeliCa』
  • 自社製品で喰い合い?『カニバリゼーション』

あとがき

いかがでしたか?

2025年に販売されたPOCOシリーズについてはこれで5機種目。無難すぎて面白みはないと書きましたが、5万円台でこのスペック、そしてデザインを考えるとやっぱりインパクトは強いですね。

カメラについてはめちゃくちゃいいわけでもないです。本当に無難。拘りたいならもう少し予算を出して『POCO F7 Ultra』を買いましょう。テレマクロや望遠が楽しいですよ。

メイン端末として使っても勿論いいですけど、どちらかといえば『サブ機』にこそこの機種の良さが光りそうな気がしますね。値段もそうですが、バッテリー持ちや性能面を考えるとね。

そーすけもPOCO F7については発表当初から割と欲しくなってきましたが、少し後にお借りした『ある機種』が思いのほか良さげだったので、いずれそちらもレビューを出したいと思います。お貸出頂き、本当に感謝です。

ということで、今回はここまで。

また次回のりんご通信でお会いしましょう!

今回紹介した製品

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