令和のこの時代、スマホといえばなくてはならない生活必需品だ。そんなスマホの選び方を年に30台近いスマホを買う『僕なりの選び方』をまとめてみる。
おさらい
スマホの使用歴
僕は、2018年からスマホを使っている。
初スマホは、SHARPの「AQUOS sense」。当然これは、Androidスマホだ。
当時としても性能はかなり低く、いわゆる『電話専用スマホ』と読んだ方がわかりやすいスマホ。
いま「AQUOS sense8」なことを考えるとだいぶ時間を感じるな。
【本題】気にしているポイント
- 口コミ
- Felica(おサイフケータイ)
- eSIM
- カタログスペック
- デザイン
- OS(ほかソフトウェア全般)
- その他
iPhoneでなんの問題なし
そもそも論をしてしまうと、日本在住ならば最新のiPhoneを買っておけばOK。他のスマホのことは何も知らなくてもいい。日本を回している政治家もiPhone、憧れの俳優も好きな女優も日本人YouTuberもみんなiPhone。
と言いつつ、スマホ系のブログ系/動画を好んで見るような人にとって、「iPhoneはすっごく無難でつまらない」。だからほかのスマホを買うときの選び方を載せる。
口コミ
このスマホ最強です!!
スペックうんぬんはまずは一旦置いておいて、何よりも実際の使ってる人の声が大事。メーカーは基本良いことし言わないし、案件レビューも多少の忖度があるから『自腹レビュー』か『辛口気味の紹介記事/動画』を参考にしたい。
当たり前だけど、100人いれば100の考え方があるわけ。いろんな紹介を見て、最後は自分の胸に問いたい。
そのために偏った意見だけを参考にするのは避けたいところ。
FeliCa
日本在住のひとはなるべく『FeliCa(モバイルSuica)』が載っているスマホを買いたい。iPhoneはどれも対応しているからどれでもいい。
他のスマホで対応しているかどうかは調べればすぐ出てくるので気にしておく。
僕はFeliCaを使わないからどうでもいい。
eSIM
SIMの種類も大事。最近はeSIMも増えているが、対応していないスマホ=物理 nanoSIMのみもあるので注意。
例:Xiaomi 14 Ultra/POCO F6 Proなど
カタログスペック
ここからが鬼門。というのも、カタログスペックを全て公開しているスマホメーカーは非常に少ない。
しかも日本の某通信キャリアでは最も重要なパーツであるチップ(=SoC)についても書かれてない。これは端的にいえばおかしい。クルマを売ってるのにエンジンの種類を表記していないのと同じ。馬力の高いスポーツカーなのか燃費の良い軽自動車なのか、なんなのかわからない。それと同じ。
注意したい点①チップと容量
スマホで最も重要なチップ(=SoC)はどれも小さな基板なわけだが、種類によって全くの別物。
しかもスマホ内部にあるため普段目にする機会もなく、それを意識する機会すらない。
だから初心者殺しなんだ。
しかも新しい=いいとは限らないもの怖いところ。
スマホの名前 | 発売日 | チップ |
---|---|---|
AQUOS wish4 | 2024 | Dimensity® 700 (約7年前の性能) |
Google Pixel 8 | 2023 | Tensor G3(約2年前の性能) |
Galaxy S24 | 2024 | Snapdragon 8 Gen 3 |
iPhone 14 Pro / 15 | 2022 | A16 |
iPhone 15 Pro | 2023 | A17 Pro |
とりあえず今の話がなにもわからなければiPhoneの一番新しいやつを買っておけばおけ。
少しでも興味があり、この長い記事を読み進めはじめたそこの君は、もうSnapdragonなりApple Aチップなりを知っているだろうからあえて説明は省略する。
僕は基本一番新しく最も性能の高いSnapdragonの8シリーズのチップを選ぶ。(現行:Snapdragon 8 Gen 3)。
つまり2024年現在は、僕のスマホの候補は「Snapdragon 8 Gen 3を搭載したスマホ」ということが第一条件だ。
次に容量。容量はストレージ(=ROM)と表記され、単純にどれだけのデータを保存できるかという話。128GBは絶対に欲しい。できれば256GBあるといい。大きければ大きいほど良い。その分値段も高くなるが。
次に「メモリ」。これもまたある種「容量」のわけだが詳しい説明はとばす。基本、「メモリ=RAM」と表記される。2024年現在は、できれば8GBはほしい。12GBあれば嬉しい。数字が大きいほど良い。
ということで、僕の場合は「Snapdragon 8 Gen 3」「8GB以上 / RAM」「128GB以上 / ROM」が条件。
スマホの名前 | 発売日 | メモリ / ストレージ |
---|---|---|
AQUOS wish4 | 2024 | 4 / 64 ←かなり厳しい |
Google Pixel 8 | 2023 | 8/ 128・256 |
Galaxy S24 | 2024 | 8 /256・512 |
iPhone 14 Pro / 15 | 2022 | 6 /128 ~ 512 |
iPhone 15 Pro | 2023 | 8 /128 ~ 1024 |
注意したい点②画面の性能
スマホの画面なんてどれも同じ?
いいえ、全く違う。これは断言できる。30種類以上のスマホを使った経験からすると同時期に発売されたスマホであっても画面の綺麗さは天と地の差がある。
品質の悪い画面だと目が疲れやすいし、色の発色も違和感があったり、画面が暗くて外で全然見えないこともある。
注意すべき点がまず液晶か有機ELかどちらであるのかということ。液晶のスマホは最近かなり少ない。色の発色の悪さや明るさなどの面であまり良くないため昨今は有機ELが主流。
スマホの名前 | 発売日 | 画面の種類 |
---|---|---|
AQUOS wish4 | 2024 | 液晶 |
Google Pixel 8 | 2023 | 有機EL |
Galaxy S24 | 2024 | 有機EL |
iPhone 14 Pro | 2022 | 有機EL |
iPhone 15 / 15 Pro | 2023 | 有機EL |
その次に画面の明るさ。有機ELでも暗いスマホはかなりくらい。明るいに越したことはない。最低でも1000nitsは欲しい。そうでないと屋外での視認性がかなり悪く、外で使う場合、日陰に移動しないといけない。非公表は基本、暗いと思えばいい。
スマホの名前 | 発売日 | 画面の明るさ |
---|---|---|
AQUOS wish4 | 2024 | 800 nits程度?(非公表) |
Google Pixel 8 | 2023 | 2000 |
Galaxy S24 | 2024 | 2600 |
iPhone 14 Pro | 2022 | 2000 |
iPhone 15 / 15 Pro | 2023 | 2000 |
次に画面サイズ。6.7インチは一般的に大きいサイズだが、でかいスマホが好きなので僕は6.7インチ前後を候補に入れる。とは言え、多くの人は6.1インチ前後がいいはず。
スマホの名前 | 発売日 | 画面の明るさ |
---|---|---|
AQUOS wish4 | 2024 | 約 6.6 インチ |
Google Pixel 8 | 2023 | 6.2 |
Galaxy S24 | 2024 | 6.2 |
iPhone 15 / 15 Pro | 2023 | 6.1 |
iPhone 15 Pro Max | 2023 | 6.7 |
リフレッシュレートは気にする人だけでOK。基本120Hzあればめっちゃいい。僕は絶対120Hzを選ぶ。
スマホの名前 | 発売日 | リフレッシュレート |
---|---|---|
AQUOS wish4 | 2024 | 90 Hz |
Google Pixel 8 | 2023 | 120 |
Galaxy S24 | 2024 | 120 |
iPhone 15 | 2023 | 60 ←残像が気になるかも |
iPhone 15 Pro / 15 Pro Max | 2023 | 120 |
注意したい点③カメラ
カメラはカタログスペックがなんの当てにもならないので、実際の写真がどの程度綺麗なのかを確認しておきたい。
ただ一つだけ言えば「200万画素 マクロカメラ」と「800万画素 超広角カメラ」は画質が悪いスマホによく見られるのでそこだけは注意したい。例外もある。
スマホのカメラについての詳しい解説は下記。
デザイン
なんならデザインこそはじめに決めるべきだが、デザインがよくても中身が悪い場合があるので、諸々調べた後に後に決める。もちろん、デザインで一目惚れしたならいくらくそスペックでも買っていいし、自由だが少なくとも長く使う予定であるのならば、見た目だけで買うのはのちのち後悔する可能性もある。
製品画像と実物は異なることが多いので、買う前に携帯ショップに見にいくことを推奨。
OS(ほかソフトウェア全般)
そしてOS。要はアプリが動く場所で、画面上で見るもの全てなんだけど、基本、日本で売られている今のスマホのOSはどれも使いやすいからなんでもOK。
僕はどれだけ滑らかに綺麗に動くかを気にしているので、OSのアニメーションを優先している。「Android」でもそれぞれで全く違うのでそこだけ注意。「Android」は「Google Play ストア」が使えるだけが最大の共通点。
スマホの名前 | OS | 特徴 |
---|---|---|
AQUOS | Android / 名前なし | Pixel UIと近い。ガラケーのような機能付 |
Google Pixel | Android / Pixel UI | 機能があまりない。動作が軽い |
Galaxy | Android / OneUI | 多機能でPixelとは全く違う。若干重い |
Xiaomi | Android / HyperOS | ほかのAndroidとは全く違う。iOS似 |
iPhone | iOS | Androidではないということ |
アニメーションの良さは漠然とした使いやすさ(=UX)につながるので、重視したいところではある。iPhoneが使いやすい理由にアニメーションの良さがある。アプリを開くとき、閉じるとき、スマホの画面をつけるとき。どんな動作も使っていて心地の良いものであってほしい。
そのため、かくついたりフリーズするOSのスマホは避けたい。
振り返り
ここからは、僕が実際に使用したスマホについて選んだ理由を紹介する。数が多いので、メインとして使ったことがあるものに絞る。
iPhone 7
当時、2年落ちで安くなってきて買い時だったiPhone 7。性能も十分だったし、カメラも『IMX315』とF/1.8のレンズというiPhone SE3と同じ構成で満足だった。ただデュアルカメラが流行り出した時代だったので、もう少しカメラ性能は欲しかった。あとバッテリーは一日ギリギリもつかなという感じでやや不満。
iPhone SE(第2世代)
なんだかんだホームボタンのiPhoneが好き。というとで、発売と同時にキャリアで投げ売りが始まったため購入。当時としては性能は最強で、カメラも従来と同じ構成ながらも画像処理が向上したことでさらに綺麗に。バッテリー持ちは新品でもよくないね、最大の残念ポイント。
iPhone SE(第3世代)
最後のホームボタンと言われてるため購入。バッテリーも1時間程度伸びてなによりも性能がめっちゃいい。この見た目でゲームができるのがやっぱりすごい。たまにSIMを入れて使っている。基本は音楽再生。
iPhone 11
顔認証のiPhoneを使ったことがないため購入。画面の解像度が低いのが気になること以外はふつう。あとむっっちゃ重い。
iPhone 13 mini
最後のミニモデルなため購入。カメラも綺麗だし、バッテリー持ちもそこそこ良くて最高。今でも人気は高いらしい。
iPhone 13 Pro
シエラブルーに惹かれて購入。iOSと120Hzはやっぱりいい。初のiPhoneにおすすめ。
iPhone 14 Pro
トリプルカメラのiPhoneが欲しくて購入。13 Proよりも先に買っている。ちなみに台湾版を購入した。重い以外は基本的に満足。カメラの白飛びが残念ではあった。
iPhone 15
iPhone 15 Pro Maxが購入予定であったが、人気すぎて買えなかったため購入。あわいブルーがとても良かった。画面が60Hzなことだけが残念すぎて手放した。
iPhone 15 Pro
小型のProが欲しくて購入。結局、画面が小さいと感じ、手放す。バッテリー持ち以外、理想的なスマホ。
iPhone 15 Pro Max
全てが最強。大満足。売却しては欲しくなり、1年で3回購入した。
Mi10 Lite 5G
中華スマホに興味を持ち始めた頃、安かったため購入。スナドラ765G / 6GBメモリでサクサク。カメラもまあまあ綺麗だった。ただし使っていてもあまり楽しさを感じない平凡なスマホため売却。
Galaxy S21+
Galaxyは良いと聞いていたため購入。S21と迷ったがS21の電池持ちが最悪という噂を聞いたので、まだバッテリーがもち、価格差のないプラスにした。Ultraは高すぎて買えなかった。この時点でGalaxy S22は売られている。
Galaxy S23
S21+が流石に2年落ちで、スマホ好きを自称する人間としては由々しき自体であるため、最新を購入。かなり気に入って使っていた。まだまだ全然現役性能。カメラがもう少し綺麗だとなお嬉しい。
vivo X90 Pro+
カメラがすごいと言われていたため購入。自身初のカメラ特化型スマホ。あまりの綺麗さに驚いた。今でも十分使えるし超高性能だからおすすめ。※日本未発売、Felicaなし。
Pixel 8
小型でカメラが綺麗なため貸してもらった。満足度は非常に高かった。
Pixel 8 Pro
5倍の望遠カメラに惹かれて購入。カメラは普通に最強。価格も下がってきて買いやすい。
Galaxy S24 Ultra
最新のGalaxyだから買った。スマホとして総合的に使いやすい。カメラがもう少し綺麗だと嬉しいのに。
OPPO Find X7 Ultra
OPPO端末を使ってみようと思い、どうせなら一番いいやつにした。完成度が非常に高い。※日本未発売、Felicaなし。
vivo X100 Ultra
貸してもらった後に自分でも購入。カメラが良すぎる。※日本未発売、Felicaなし。
HONOR Magic6 Ultimate
珍しいスマホだから購入。カメラの色味がめっちゃ良かった。これは想定外。スピーカーもいい。性能も2024年のスマホとしては最強。※日本未発売、Felicaなし。
Galaxy S24 (無印モデル)
au版を購入。尊敬するユーチューバーが絶賛していたので買った。スピーカーが前作より良くなってるし、相変わらずこのコンパクトさは使いやすい。カメラが少し物足りない。モバイルSuicaにも対応。万能。
OnePlus 12
気になったため購入。スナドラ 8 Gen 3を搭載するハイエンド端末。※日本未発売、Felicaなし。
Pixel 9 Pro XL
購入理由はPixelの新型が気になっただけ。
気になったらすぐ買うのもあり
ところがどっこい、スマホは実際に触ってみないと何もわからない。だから気になった、買ってしまえばいい。それで満足できないならまた次のスマホに変えればいいし、スマホは資産価値が高いから大きく金を失う危険性もない。そこがいい。
スマホを選ぶ旅の終点はHONORで
とりあえず僕のスマホを選ぶ旅はここで一旦終わった。HONORが最強すぎた。カメラが本格的すぎるんだ。
これでいいし、これめっちゃ最高。
というか、今のスマホカメラはハイエンドモデルならば、よほどのことがない限りどれもレベルが高すぎる。
だからHONORで決まり。なんだけどvivoも最高。Find X も最強、いったいどれを選べばいいのだろうか。
そもそもスマホを一つに決めることなんてできないよ。全部最高なんだから。
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