みなさんこんにちは。
最近のスマホは最上位となるグレードに「Ultra」の名前を付けるようになってきましたね。
前までの「Pro」や「Pro+」=『最上位モデル』っていうのも結構好きだったんですけど「Ultra」のほうがなんだか強そうで、僕的にはこっちのほうが好きですね。
ということで、今回はPOCO JAPAN様、ならびに小米技術日本株式会社様から『POCO F7 Ultra』をお借りできたのでレビューしていこうと思います。



『POCO3部作ラスト』を飾るのは、過去に【Ultra】の名を持つスマホを使ってたたま!



記事の大トリ、楽しみですね。
前回のおさらい!
【POCO M7 Pro レビュー】ローエンドを喰い尽くす、新たなる刺客。
大学生の俺が考えた、最強の『MagSafe対応スマホスタンド』【UGREEN×Apple】
POCOについて


今回レビューするPOCOについては以前そーすけの記事でも触れてるので簡単に。
POCOはXiaomiのサブブランド的立ち位置にいるブランドで、無駄を削ぎ落とし、高機能かつ高コスパを売りにした製品ブランドになります。
今回レビューする『POCO F7 Ultra』は、これまでのFシリーズには無かった『最上位(Ultra)モデル』として、ゲーミング以外にも特化した製品という形で新たに登場しました。


外観について
では早速『外観』を見ていきます。
少し写真だと濃い黄色といった感じに見えると思うんですが、肉眼で見ると写真ほど濃い色ではなく、落ち着いた黄色だなといった印象です。


背面もマットな質感で、安っぽさがなくていいですね。丸型のカメラも主張が強すぎず、収まっていて好印象。
『Xiaomi Ultraシリーズ』や『OPPO』『vivo』など他社ハイエンドような大きいカメラが悪い。と言っているわけではなくて、大きいとどうしても傷が付いたり、ぶつけたりしないかと少し気を使ってしまうので僕的にはこれくらいのが好きです。








側面については写真のように黒になっています。黄色×黒の組み合わせ、とてもいいです。
背面が黄色ならもう側面は黒しかないといってもいいくらい合う組み合わせですね。
全体的に見ていくと、POCOらしいデザインでとても好みです。黄色がそんなに好きじゃないって人も別カラーで黒が用意されてますし、カメラの主張が強くないので、何色のケースをつけてもしっくりくるんじゃないかなと思います。
スペックについて
では次に『スペック』をまとめてみました。
スペック表(タップで開閉できます。)
スペック詳細 | |
---|---|
機種名 | POCO F7 Ultra |
製品画像 | ![]() ![]() |
販売 | オープンマーケット (SIMフリー) |
サイズ/重量 | 160.26×74.95×8.39mm 212g |
SoC | Snapdragon™8 Elite |
メモリ ストレージ | 12GB/256GB 16GB/512GB |
バッテリー 充電規格 | 5300mAh (最大120W急速充電) ワイヤレス充電 |
搭載OS | Android 15ベース HyperOS 2 |
ディスプレイ | 6.67インチ2K 3,200×1,440 リフレッシュレート:最大120Hz OLEDディスプレイ ピーク輝度:最大3200ニト |
カラー | イエロー ブラック |
防水/防塵 | 対応(IP68) |
アウトカメラ | 約5000画素広角 (Light Fusion 800イメージセンサー、2.0μm 4-in-1 スーパーピクセル、1/1.55型、f1.6、OIS 光学式手ぶれ補正) 約5000万画素望遠 (1/2.76型、f2.0、2.5倍望遠) 3200万画素超広角 (f2.2、画角120°) |
インカメラ | 3200万画素 (f2.2/画角:120°) |
生体認証 | 顔認証 超音波式画面内指紋認証 |
オーディオ | ステレオスピーカー |
おサイフケータイ | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi7対応) |
Bluetooth | 6.0対応 |
SIMサイズ スロット | nano SIM×2 (デュアルSIM) |
対応バンド | 5G SA n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78 5G NSA n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 4G LTE TDD B38/40/41/42/48 4G LTE FDD B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/663G WCDMA:B1/2/4/5/8/6/192G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz 4×4 MIMOをサポート |
付属品 | 120W急速充電器 ソフトケース SIMピン クイックスタート |
発売日 | 2025/3/27 |
価格 | 99,980円(12GB/256GB) 109,800円(16GB/512GB) |
スペック表の通り、現行最新ハイエンド向けSoC「Snapdragon™8 Elite」を積んでおり、本来のゲーミング以外にも何から何まで不自由なくこなすことができます。


さらに、上位モデルの特徴として『POCO F7 Ultra』にはグラフィック専用のチップセット『VisionBoost D7』チップを搭載。


最近の3Dゲームなどを快適にプレイするためには正直『8 Gen 3』あたりが最低ラインになってるようですし、最新のSoCを搭載したスマホが10万円前後で手に入るのは破格です。
ディスプレイについては、3,200×1,440 2Kと高精細なだけでなく、リフレッシュレートについても120Hzに対応しています。


また、120fpsフレーム補間により非常に滑らかな操作性を実現しています。最大輝度についても、最大3200ニトと明るいディスプレイが特徴です。
生体認証に関しては『顔認証』と『指紋認証』に対応。指紋認証に関しては超音波に対応しているので、爆速かつ正確に指紋認証ができます。


日常生活でも快適に使える仕様。IP68等級の防水/防塵にも対応しています。


バッテリーは5300mAhとこちらはPOCO F7 Proより700mAhほど少ないですが、120Wハイパーチャージに加えワイヤレス充電にも対応しています。


ゲーム以外のところも隙がなく、細かいところまでしっかりしているなと思いました。
外観や操作感については『#りんご通信YouTu部』『りんご通信TikTok』にてショート動画を投稿してますので、こちらも観てみてください。
カメラについて
ここからは『カメラ』についてです。










同じ「Ultra」の名を冠する『Xiaomi 15 Ultra』のような『ザ・カメラスマホ』ってわけではないので、正直そんなに期待してなかったんですが、実際に撮影してて結構きれいだなと驚きました。
水族館のような低照度且つ被写体が動くような場面だと少しつらいとはいえ綺麗に撮れていますし、昼間の写真は言うまでもなくきれいで、ご飯の写真もかなりメシウマに撮れていますね。
日常的にこの画質で撮れるのは素晴らしいと思います。全体的に明るめに補正してくれますが、決して極端とも感じませんし。


そして僕が1番驚いた事なんですが、POCO F7 Ultraはなんとテレマクロを搭載しています!


これはまじですごいなって思いました!テレマクロがあるだけで撮れる写真の幅も広がりかなり写真を楽しめると考えているので、これは本当にうれしいです。
ちなみに写真はニンニクチャーハンです。写真からわかるようにめちゃくちゃ美味しいです。にんにくなんてなんぼあってもいいですからね!
ゲームだけでなく、写真も高画質で機能も豊富!幅広く楽しめるスマホになっています。
『カメラスペック』についても解説。


5000万画素広角カメラについてはPOCO F7 Proと同型のものを搭載。
3200万画素超広角カメラと、目玉とも言える5000万画素望遠カメラの3眼構成になります。
目玉の5000万画素望遠カメラはテレマクロを搭載していて、僕が欲しいと思うポイントを確実に抑えていて控えめに言って最高です。
テレマクロの素晴らしさは、僕がりんご通信で初めて書いた『vivo X90 Pro+』の時も含めて3億年くらい唱えているのですが、とうとうゲーミングスマホにまでテレマクロが搭載される時代になったことに感動しています。
ありがとうPOCO。ありがとうXiaomi。
良い点、微妙な点
良い点
- 動作がサクサクで何をしていてもカクつかない
- フレーム補完により120Hzでのプレイが可能
- アップデートの保証が長い
- 120Wによる充電でバッテリー切れても安心
微妙な点
- おサイフケータイがない
- ブランド力と知名度
正直な話をすると、使っていて日常で不満点は1つも出ませんでした。
唯一僕が困るかなって思ったのがおサイフケータイ非搭載ぐらいしかありませんでした。
ゲーミングだけでなく、カメラもきれいでデザインも自分は好きですし、欲しい機能が全部入っていて、これで完璧じゃん!って感じのスマホだなと感じました。
生体認証も早く、本当に隙のない「Ultra」の名にふさわしいスマホだと思います。
最後に
今回の記事はいかがでしたか?
今回レビューさせていただいた『POCO F7 Ultra』は目立った欠点もなく、非常に完成度が高いスマホだと感じました。
ゲーミング特化が売りのPOCOですが、この機種はなんでもこなせる万能スマホって感じで本当に隙がない「ハイエンドスマホが欲しい。でも予算は抑えたい。FeliCaは無くても困らない。」という方はこれを選べば間違いない、そんなスマホです。
過去に「Ultra」の名を冠した『Xiaomi 14 Ultra』を使ってた僕としても、自信をもっておすすめできます。
気になった人は是非買ってみてください。後悔しないと思います。
今回紹介した製品


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