“元”国産ブランドの再出発!『arrows We2 Plus』はミドルスマホの「新星」になれるのか

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はいどーも!そーすけ(@sosuke_0311)です!

2週連続ですね!?いや〜、今年はまじで暑くないですか!?笑

去年よりも暑くなってるせいなのか、そーすけの家ではエアコンが常時稼働状態ということもあって、1人暮らしのはずなのに電気代が高くなってく一方です、、、泣

まあそんなことはどうでもよくて、今回の記事についてです!

今回は、”元”国産ブランドの筆頭格『arrows』を開発してる『FCNT合同会社様』の製品発表会になんと【りんご通信】としてお呼ばれされまして、レギュラーのたま(@vivooroku)と一緒に参加させて頂いたんですけど、そこで最新機種の『arrows We2 Plus』をお貸出し頂けたので、早速レビューしていきたいと思います!

『レノボ』に変わってから初めての『arrows』ということで、はたして使い勝手はどうなのか最後まで読んで頂ければ嬉しいですね!

それでは早速書いていきましょう!

目次

前回のおさらい!

『HONOR Magic6 Ultimate』レビュー。−生きたHUAWEIの実力は−

そーすけ的長期レビュー!『AQUOS R8 pro』は‐カメラスマホの夢をみるのか‐

#りんご通信YouTu部

まずは『arrows』について

まずは簡単に『arrows』の紹介でも!

『arrows』は大手総合電機メーカー『富士通』が2011年から展開しているスマートフォン/タブレット端末のブランド名で、当時はソニー、シャープなどと並ぶ国内ブランドの1つとして数えられていました。

2021年4月に『FCNT株式会社』として富士通グループから独立しスマホ事業を継続してましたが、2023年5月に経営破綻。同年9月に中国企業のレノボ傘下として社名を『FCNT合同会社』に変更したうえで再出発を図る形となりました。

今回紹介する『arrows We2 Plus』は前モデル『arrows We』以来、約2年半振りの新モデルということもあり、レノボ傘下として『FCNT』が再出発する第1号として、メーカーさんとしても気合いの入った1台になってるかと思います!

パッケージや内容物など

パッケージについては、発表会帰りに『かんたん』にではありますが開封したので、その時の写真で紹介!

近年どのメーカーでも、環境面に配慮してパッケージ類に極力プラスチックを採用しない方針となってます。

『arrows We2シリーズ』についても例に漏れず再生紙パッケージを採用し、必要最低限の印刷に留めることで無駄なインキの使用も抑えられてます。

パッケージ裏面には、製品に使用されてる部材のリサイクル率が書かれており『本体アルミフレーム』『カメラフレーム』については100%『内部フレーム』については65%『外装部品』については約28%~70%リサイクル素材で構成されてることがわかります。

パッケージ以外の付属品については、簡易的な『取扱にあたっての注意書き』が入ってるだけなので、製品構成自体は非常にシンプルです。

スペック紹介

では続けてスペック紹介をしていこうと思います!

2024年は例年に比べミドルスマホが豊作と言われてる年なので、参考に『競合他社メーカー』の端末も比較で並べてみましょう!

arrows We2 Plus
機種名arrows We2 Plus
機種画像
販売キャリアドコモ
楽天モバイル
IIJmio
SIMフリー
サイズ/重量162×75×8.5mm/182g
(外部ストレージ:最大1TB)
SoCSnapdragon™ 7s Gen2
オクタコア(2.4GHz+1.9GHz)
メモリ/ストレージ8GB/256GB
12GB/256GB(IIJ限定モデル)
バッテリー5000mAh
搭載OSAndroid 14
※3世代OSアップデート保証
ディスプレイ6.6インチ
FHD+/1,080×2,400
有機EL
リフレッシュレート:最大144Hz
カラースレートグレイ
シャンパンシルバー
防水/防塵対応(IP68)/MIL規格
アウトカメラ広角:約5010万画素
1/2.7インチ F値:1.8
OIS(光学式手ぶれ補正)対応

超広角:約800万画素
 1/4.0インチ F値:2.2
インカメラ約1610万画素
1/3.1インチ F値:2.45
生体認証顔認証
電源キー一体型指紋認証
 オーディオステレオスピーカー
※ハイレゾ対応
3.5mmイヤホンジャック
おサイフケータイ対応
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax
(Wi-Fi 6E対応)
BlueTooth5.2対応
USB規格タイプC(USB 3.1)
SIMサイズnano SIM/eSIM
発売時期2024/8月(ドコモ/SIMフリー)
2024/10月(楽天モバイル)
価格62,150円(ドコモ)
49,900円(楽天モバイル)
54,800円(IIJ)
59,950円(SIMフリー)
※FCNT公式サイトより抜粋

ということで、スペックについてまとめてみました!

まず『SoC』についてですが、最近のミドルスマホはコストカットの兼ね合いから安価なMediaTek製のDimensityシリーズを搭載する傾向があり、同じFCNT製の兄弟機『arrows We2』にはDimensity 7025が採用されてます。

一方の『arrows We2 Plus』についてはQualcomm製の『Snapdragon™ 7s Gen2』が採用されてます!ミドルモデルにSnapdragonシリーズが搭載されるのって割とひさびさですよね、、、スコアについては後ほど紹介しますね!

続いて『メモリ』についてですが、ドコモ版/楽天版/SIMフリー版『8GB』と最近のミドルスマホでは一般的となりつつありますが、IIJ版のみの専売モデルとして『12GB』と、従来のモデルより4GB増量されてます。また、『ストレージ』については全モデル共通で『256GB』と大容量となってます。

『arrows』といえば国産モデルおなじみの『防水性』『耐衝撃性能』についてもIP68等級MIL規格対応と薄型の本体にも関わらず堅牢性にも優れてます。

今回の“Plus”については音響面にもメーカーのこだわりが詰まっており、特にスピーカーはハイレゾ認証の『ステレオスピーカー』に対応。上下それぞれ『ボックス型スピーカー』を採用してるので、より迫力ある音が楽しめます。また、最近のモデルにおいてはカットされることの多い『3.5mmイヤホンジャック』についても対応してます。

『バッテリー』についても5000mAhと最近では標準となりつつある大容量に、『Wi-Fi』についてはミドルスマホにしてはめずらしく『Wi-Fi 6E』に対応してます。

『ディスプレイ』については6.6インチとこちらも一般的ではありますが、発表会のときにたまが注目してた点として、『最大144Hzのリフレッシュレート』に対応してます。最近のミドルモデルは少しずつ最大120Hzに対応したスマホも登場してますが、最大144Hzに対応してるモデルは現状だとこの『arrows We2 Plus』だけなので、この点は他のミドルスマホにはない特徴になります。

FCNT様も発表会で言ってましたが、ユーザーが『こういうのでいいんだよ』をスマホの中に詰め込んだスペックに仕上がってます!

ベンチマークはこんな感じに

続いてベンチマークスコアについて解説していきます!

今回もいつも通り『Antutuベンチマーク(V10.3.1)』で測定しましたが、結果は約60万点でした。

ハイエンド級とまではいきませんが、検索やSNSなどを始めとした普段使いで困ることはまずないですし、多少スペックが必要なゲームにおいても画質の調整を行えば十分楽しめるかと思います!

arrowsならではの『細かいこだわり』

ここではarrowsならではの『細かいこだわり』を紹介していこうと思います!

自律神経測定機能

まずはこの機種のウリの1つでもある『自律神経測定機能』についてです!

本体カメラの下部にあるセンサーに指を当てる事で脈拍を測る事ができ、脈拍に応じて『身体年齢(自律神経パワー)』『自律神経バランス』『健康面に関するアドバイス』を行ってくれます!

発表会でも説明がありましたが、スマートフォンに『自律神経測定機能』を搭載したのは世界初の試みということでこれからのモデルにも搭載するのか気になるところですね、

測定や結果確認については、本体にプリインストール済みのアプリ『ララしあコネクト』から行え、1回の測定時間は約2分程度必要となります。

実際に測定した動画を貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください!

#りんご通信YouTu部より

耐衝撃性能

お次は『耐衝撃性能』についてです!『耐衝撃』といえば、最近発売された『AQUOS R9』を始めとした『国産ブランド』で採用されてることが多いですね。

実際に発表会でテストした模様を撮影した動画を下に貼りましたが、テストについては兄弟機『arrows We2』を専用の機械で落下させたものになります!

#りんご通信YouTu部より

動画内でも触れてる通り、何度かのテストの結果として本体に落下痕自体はあるものの、画面には何度もテストしたとは思えないほど傷が少なく、きれいな状態となってます!

これは本体フレームとディスプレイの間にわずかな『段』を作る事で、ディスプレイに対してかかる衝撃を和らげることができる構造になってるそうです!

近年、スマホの大型に伴って落下のリスクも多くなってきてる今、こうしたメーカーの工夫によって普段使いでも安心して使える機能だなと感じました!

泡ハンドソープで洗える!?

続いては『泡ハンドソープで洗える』点です!

新型コロナウイルスが流行して以降、スマホ本体を『アルコール除菌シート』で拭いても問題ない機種も増えてきてますが、泡ハンドソープで洗っても問題ない機種は数が限られており、現行機種であればシャープ製の『シンプルスマホ6/7』と非常に少ないです。

日常的に使うスマホはどんなにきれいに使っても『汚れ』『菌』が残ってたり気になる方もいるとは思いますが、『arrows We2 Plus』は下の動画の通りガッツリ洗っても問題ないんです!これ地味にすこくないですか笑

#りんご通信YouTu部より

防水規格については『IP68』に対応しており、このように水の中に漬けたとしてもきちんと動作してます笑

快適に使い続けるための『工夫』

『arrows We2 Plus』については、長期間使ってもバッテリー劣化を防ぐ機能として電池残量が85%になった時点で充電を停止する『スマホ長持ち充電』や画面が点灯してる間はバッテリーにではなく端末本体に直接電力供給を行う『ダイレクト充電』に対応してます。

また、内蔵バッテリーの充電能力を管理、アドバイスをしてくれる『バッテリーモニター』にも対応してるので、電池寿命についてもユーザーで確認することができます!

この他にも、本体ストレージの一部を最大8GB『仮想メモリ』として割り当てる機能や、バックグラウンドアプリを終了して空きメモリを確保することで動作の改善に繋げられる『メモリクリーナー』など、本体を快適に使用するための工夫がいくつも用意されてます!

Exlider

最後に紹介するのは『arrows』独自機能として、電源キーをなぞるだけで写真やウェブサイトの拡大やスクロールができる『Exlider』についてです!

シャープにも似たような機能で『スクロールオート』という機能がありますが、あちらはウェブサイトやSNSなどのスクロールさせたいページをディスプレイ操作で自動スクロールさせるだけなので、ズーム機能はついてません。

また、スクロール方向の変更はディスプレイを操作しないと変更できないので、例えば満員電車のように手がふさがりやすい状況下において、ディスプレイ操作のためにスマホを持ち替えなくてはいけない場面では活用しづらいことが多いです。

一方の『Exlider』は本体サイドに付いてる電源キーを操作することで起動やスクロールを行えるので、わざわざスマホを持ち変える必要がないですし、本体の横幅が比較的狭いこともあって片手で楽に操作できます!

『Exlider』の起動は『電源キー長押し(約1秒〜5秒)』か、『押した瞬間にすぐ起動するか』を選択できるようになってます。また、スクロール方向スクロール速度についても調整が可能です!

ここで作例紹介!

ということで、ここからは実際にそーすけが撮影した写真を紹介していきます!

『arrows We2 Plus』については整備性やコストカットを兼ねて、カメラセンサーやユニットを兄弟機の『arrows We2』と同じパーツを採用してます。

準レギュラーのあおとくん(@aoto_sumaho)が作ってくれた画像を参考に解説すると、センサーサイズは『1/2.7型』と最近のモデルにしては小型のセンサーとなります。また、arrows We2と異なる点として『OIS(光学式手ブレ補正)』に対応、超広角カメラについても『約800万画素』と差別化が図られてます。

具体的な『センサーサイズ』についてもあおとくんがまとめてくれたのでぜひ参考になれば!!

それでは早速紹介していきましょう!

メインカメラ

まずは『メインカメラ』から紹介!

どうでしょう、若干白飛びは目立ちますがセンサーサイズを考えたらよく撮れてるんじゃないかなとそーすけ的には思いましたね!

これすごーく失礼ではあるんですが、『arrows』って他メーカーほどカメラに力を入れてるイメージがなくて、解像感だったり色味だったりがよくも悪くも『微妙』って印象でしたが結構印象変わりましたね、

ほんとにあのarrows?(失礼)

超広角

お次は『超広角』で撮影した写真を紹介!

超広角については『約800万画素』とごく一般的な画素数ではありますが、比較的きれいに撮影できてると思います。ただ、センサーサイズが『1/4型』と非常に小型なこともあってか、動きに対しては若干弱いというかうまく撮れたり撮れなかったり、、、

『ガジェット好き』『写真をよく撮影する人』からしたら正直物足りなさを感じますが、『一般人目線』でみたら必要十分ではないかと思います!

ポートレート

今度は『ポートレート』で撮影した写真を紹介!

写真自体は可もなく不可もなくといった印象。これはそーすけ個人的な感想なんですが、いまひとつ『ボケ感』が少ない気がしますね、、、

言い方をよくすればデジタル感の少ない『自然な感じ』に撮影できてますが、悪く言えば『物足りなさ』が目立ちます。もちろん以前に販売されてた『arrows U』『arrows We』と比較すれば不自然なボケ感もなく、よく撮影できてるとは思います。

夜景

『夜景』については、この機種の売りの1つに『Super Night Shot』という夜景撮影時に白飛びを抑えつつ、暗所でも明るく撮影できるモードが用意されてます!

メーカー公式サイトの作例だと被写体から遠めから撮影されていたので、そーすけ『等倍で撮影』してみましたがどうでしょうか、、、

たしかに白飛びは抑えられてますが、光源が強い状況下においてはノイズが目立ちます。ここはそーすけ的には『もう一歩』といったところではありますが、それはそーすけが普段からハイエンド端末で撮影して目が肥えてる感もあるので、一般の方が撮影するのであれば手軽かつきれいに撮影できるなと感じました!

#飯テロ通信

最後は『#飯テロ通信』

そーすけが飯テロ画像を見返して、個人的にいいなと思ったのはやっぱり色味と解像感!え、繰り返しになりますけどほんとにあのarrowsですよね?(めっちゃ失礼)

最近は各メーカー主流になってる『AI補正』の効果もあってか全体的に色合いもよく、ちゃんと美味しそうに撮影できてると思いませんか!?笑

ミドルスマホに限らず、機種によっては食べ物を撮影すると変に白っぽく撮影したり、逆に暗すぎて『不味そう』に見えてしまうこともあるんですが、『arrows We2 Plus』についてはいい塩梅で補正してくれてるなと感じました。

そーすけ的まとめ!

ではここまで『機能面』『作例』を紹介してきましたが、最後にそーすけが『よかったと感じた点』『もう一歩な点』をまとめていきたいと思います!

そーすけ的よかった点

  • 本体サイズの割に軽くて持ちやすい!
  • 防水/防塵/耐衝撃と機能全部入り!
  • 思った以上に使えるカメラ
  • OSアプデを始めとした長く使える工夫
  • 迫力あるステレオスピーカー

そーすけ的もう一歩な点

  • ボケ感いまひとつな『ポートレート』
  • 便利だけど誤操作しそうな『Exlider』
  • もう少し広いと嬉しい『販売販路』
  • たまに引っかかる『スクロールの追従性』

あとがきと発表会の模様でも

いかがでしたか?

今回は【りんご通信企業案件第3弾!】ということで、なんとあの『FCNT合同会社様』からこうして端末をお貸出し頂き、この記事が完成しました!改めて、この場をお借りしてお礼申し上げます。

実はそーすけの父親が当時イー・モバイルで販売されてた『ARROWS S(EM01F)』を、母親が現在『arrows We』を使ってて、『arrows』とはなにかと縁があるなぁ、と笑

『発表会のお話』を頂いた時はほんとに嬉しくて、お話を頂いた時点ですでにシフトが完成してたんですけど、職場には無理を言ってどうにか調整してもらい、たまと2人で参加させて頂きました!たまにとっても貴重な体験だったんじゃないかな〜と、そーすけ自身でも思ってますね、、、笑

今回の『arrows We2 Plus』については、レノボ傘下に変わったFCNTの『再出発』となる製品として今回約3年ぶりにリリースされましたが、そーすけとしては6万円台でよくここまで詰め込んできたな、と驚きの声とともに『こういうのでいいんだよ』を体現した製品だなと実際に使用して感じました。

発表会では実際に製品に触れただけでなく【りんご通信のそーすけ】として、FCNTの外谷様へご質問させて頂いたり、発表会終了後にたまとともに『FCNTの今後のお話』を聞かせて頂いたりと非常に有意義な時間でした!FCNTさん、ぜひ『ソフトバンクグループ』でのarrows発売をお待ちしております笑

最後になりますが、今回の発表会に呼んで下さった『FCNT合同会社様』を始め、発表会に不慣れな新参の【りんご通信】に対しても気さくに接して下さった数多くの参加者の皆様、本当にありがとうございました!

また、無理言ってたまの分の『arrows We2 Plus』まで快くお貸出し下さり、ありがとうございます!

それでは今回はこの辺で!

次回のりんご通信もお楽しみに!そーすけでした!

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