みなさんおはこんちばんわ~!
水曜日のそーすけでございます!
前回は新生活に最適なWi-Fi選びについて解説しましたが、見ていただけましたか?
今回のテーマは、”1円ケータイとは?”
そして、現役ショップ店員が今だからすすめる機種を徹底比較していこうと思います!
それでは早速、解説スタートです!
そもそも1円ケータイとは?一括?実質??
最近家電量販店やキャリアショップで見かけることが多い
”1円ケータイ”ですが、
POPやポスターを見てみると、”一括1円”、”実質1円”という表記を目にすることが
あるかと思います。
違いとしては、一括1円に関しては所定条件を満たすことで機種代金自体が
現金1円のみで購入可能となってます。
一例として、ワイモバイルのLibero 5G IIIで計算してみると
本体代金:24480円
端末購入値引:▲2520円
回線契約値引:▲21959円
合計:1円
といった計算になります。
一方、実質1円については、本来定価で分割を組み契約する機種代金のうち、
決まった金額を一定期間値引を行い、機種代金の負担額を1円にする。
という内容になります。
3大キャリアですと、NTTドコモは36ヵ月、au/SoftBankは48ヵ月の分割を組むことで、
そのうち24ヵ月分を割引して実質24円(2年間)としているようですね!
こちらも一例として、SoftBankのiPhone 13 mini (128GB)で計算してみると、
本体代金:2430円×48ヵ月 (総額116640円)
端末購入値引:▲1513円×24ヵ月 (総額:▲36312円)
回線契約値引:▲916円×24ヵ月 (総額:▲21984円)
合計:1円×24ヵ月 (総額:24円)
といった計算になります。
2年後以降は端末割引が終了となるため、
・端末を買い替えしたうえで旧機種を下取り
・解約や他社のキャンペーンで端末を用意後、端末を返却する
・残金を分割/一括で買い取る
から選べるようになってます!
なんで値引が2つ???
【電気通信事業法ガイドライン】https://www.soumu.go.jp/main_content/000853440.pdf
さて、上記で出てきた”端末購入値引”と”回線契約値引”についてお話すると、
2019年9月の法改正において、機種の契約と回線契約を分離して考え、
過剰値引によるユーザーの囲い込み防止やキャリア同士の競争を促すために、
端末値引額の上限を22000円(税込)までに規制したことが始まりとなります。
じゃあなんで2万円以上の値引が端末から出来るのかというと、
回線契約を伴う場合、値引の上限を22000円(税込)までとする。
と電気通信法には記載があるものの、端末購入については値引上限が指定されてないのです!
言い方を悪くすると、法律の穴をうまーく抜けて、機種を安くユーザーに提供できる。
という仕組みになっています。
端末分離を行った結果、機種のみをキャリアで購入することが可能となり、
上記の値引を利用することで、安く機種を購入することも可能となりました。
法令の穴を搔い潜った結果、、、
では、上記内容で出てきた値引が入ることで機種が安く購入できる!というところまで
解説をしてきましたが、ここで雲行きが怪しく…。
そもそも1円にするのにあたって、原価を度外視した大幅値引を入れる形になるわけですが、
ユーザーにとってはプラスでも、販売店にとってはマイナスという形に。
それに加え、回線契約を伴わないSIMフリー端末や中古端末が価格面で対抗できず、
獲得競争に乗れないのが”独禁法”にあたるのではないか。
といった問題点に繋がってしまうのに加え、マイナス分を補填するには
1.契約回線数を稼ぐ
2.回線数が少なくなれば収益も下がる
3.キャリアショップの運営事態が立ち行かなくなる
4.閉店
といった流れが生まれてしまうのを防ぐ目的もあってか、
1円端末の終息に繋がるのではないかと思ってます。(あくまで予想ですが。)
もしかしたら最後の駆け込みになるかも、、、
とはいえ、3月は新生活や学割シーズン(卒業式や入学式など)真っ只中に突入するので、
早々に終わります!なんてことはないんじゃないかと予想してます。
が、国としても、キャリアとしてもこのような販売方法は今後取りやめる可能性も
充分あり得るので、もしかすると最後の駆け込みになるのではないかと。。。
そんな駆け込み需要に合わせて、ここでおすすめ機種の紹介になります!
スマホデビューに最適!一括1円ケータイ
・arrows We (富士通製/ドコモ/au/SoftBank)
大手3キャリアで販売されているAndroidで、基本スペックは
Snapdragon 480 (5G対応)
メモリ:4GB/保存容量:64GB、4000mAhバッテリー搭載
防水/防塵/耐衝撃対応
1310万画素/190万画素デュアルカメラ、おサイフケータイ対応
と、ゲームなどの高負荷が掛かる処理には向かないものの、普段使いには
必要最低限な性能を有しています。
au傘下のUQモバイルでも販売されており、条件はありますが低価格で販売されているのを見かけます。
・Libero 5G III (ZTE製/ワイモバイル)
ワイモバイル限定で販売されているAndroidで、基本性能自体は上記のarrowsと同等。
arrowsと比較してディスプレイサイズが大きいこと、
カメラが3眼(1300万メイン/200万深度/200万マクロ)が違いとなります。
・BALMUDA Phone (京セラ製/SoftBank)
デザイン家電でおなじみのBALMUDAが開発したAndroidスマホで、
基本性能は上記2機種より若干上となります。(型落ちのSnapdragon 765 5Gですが。。。)
販売はSoftBank専売、本来の定価はなんと143280円と、同スペックのPixel5a(5G)が
2台買えるほどの高額な機種ですが、現在は家電量販店を中心に安価に販売されてます。
数少ない小型端末なので、一定の層には需要がありそうですね。
実質1円ケータイのススメ!
・iPhone 13/13 mini (ドコモ/au/SoftBank)
2021年モデルのiPhoneで、型落ちではありますが現行のiPhone14とスペック上は同等。
13 miniに関しては最後の小型モデルとなるので、現行のiPhoneはちょっと大きいんだよね。。。
な人にも最適な機種となります!
・Xperia 10 IV (ソニー製/ドコモ/au/SoftBank)
Xperiaシリーズのミドルスペックモデルで、基本性能は
Snapdragon 695 5G
メモリ:6GB/保存容量:128GB、5000mAhバッテリー搭載
防水/おサイフケータイ対応
3眼カメラ (1200万メイン/800万超広角/800万望遠)
とarrowsなどと比較しても、よりスペックの高いモデルとなってます。
・Pixel6a (Google製/au/SoftBank)
Google製のミドルスペックモデルで、CPUはハイエンドモデルPixel6と同じ。
大きな違いとしてはディスプレイサイズが若干小型、リフレッシュレートが60hzと
細かいところに差はありますが、Xperia同様普段使い以上の使用にも持ってこいな機種です。
・AQUOS R7 (シャープ製/ドコモ/SoftBank)
シャープ製のハイエンドスマホで、基本性能は
Snapdragon 8 Gen 1 (5G対応)
メモリ:12GB/保存容量:256GB、5000mAhバッテリー搭載
防水/おサイフケータイ対応、画面内指紋認証対応
Leitz監修4720万画素カメラ、Wi-Fi6対応
とハイエンドを詰め込んだ夢のようなスペックとなります。
現状、SoftBankのみになりますがイベントや家電量販店を中心に展開されてることがあります。
今回の解説まとめ!
今回は気になる1円ケータイについて特集してみましたが、どうでしたか?
もしかしたら最後になるかもしれない1円ケータイですが、みなさんにとって
素敵な1台が見つかることを!
※今回のネタの参考にした動画になります。
最近ハマってるVTuberさん!Twitterのリンクを貼っておくのでぜひ!
それではまた次回のブログで!
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